戦国ちょっといい話37
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0579人間七七四年
2013/06/29(土) 18:31:29.62ID:QxqiNmx1縄も張られていなかった。
勝重はこれを見て、その場所の町役人と材木を置いた屋主をともに厳しく咎めた。
勝重は「暗夜にはどんな怪我人があるかもわからない。盲人が通らないとも限らないのだ。
僅かな事が、どれだけの人の難儀の基になることだろう。
都の地は特に国々の寄り合いなのだから、総じてこのような筋目を正して町役を勤めるように」
と言ったということである。
――『責而者草』
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