廃棄予定肉を客に提供、京都
京丹波町の飲食店運営会社
2016/4/6 12:21

 京都府京丹波町の飲食店運営会社「丹波ワイン」が、2013年に食品衛生法違反を指摘されて自主回収し、
廃棄する予定だった肉を客に提供していたことが6日、同社と府南丹保健所への取材で分かった。
賞味期限切れだったが、健康被害は確認されていない。

 同社によると、13年11月ごろ、結着剤を使った肉を「ローストビーフ」として販売したことが、食品衛生法違反に当たると保健所に指摘された。

 同社は約50キロを自主回収し、廃棄すると伝えたが、実際に廃棄処分したのはそのうち約1割で、
残りは14年4〜10月ごろ、関連会社が運営するレストラン(京丹波町)で約470食分を提供した。

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