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是枝重治のアンプってどうよ

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0001上杉NGNG
キット見たら、スゲー高い。
えらく凝ってそうだけど、そうよ
0556上杉NGNG
シャーシが来るまで閑なので、シールド線だけ作りました。
思ったより簡単だった、しかし指先が痛い。
足りない部品がA-40061個だけで後は完璧です。
ノグチトランス曰く年内には無理かも。
タムラさーん早く作ってよ〜ん!
0557名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
>>555
ハァ?どこの規格を比べてるのかはしらんが東芝が出してた特性や規格は
最大カソード電流、入力容量と出力容量が異なるくらいであとは一緒だぞ。
俺の使用した印象では変わらないと言うか袴が無い分放熱がよい7868の方が無理が利く。
実際最大カソード電流は7868の方が5mAばかり規格上は取れることになっている(但し旧規格品の7591との比較)。
B級ppで変調アンプに使ったとき、強制空冷下で連続で82W、歪率2%ってのを
使っていたが、7868の方が長持ちした記憶がある。
7868の弱点はマグノーバルなのでソケットが入手し辛い事だな。
05586V6好きNGNG
気になったので東芝のハンドブックを見てみた。規格は殆ど同じ。違っても誤差
程度か。ただ不思議なのはppAB1級UL接続の場合は7868の方が5Wばかり
出力が落ちる(歪率も悪い)。ここだけこんな差になる訳がないから、測定の仕方
ではないか。557氏が言うように、放熱では7868の方が有利だから、無理が
効くし長持ちしたという事実は信憑性がありそうだ。情報有難う。
0559名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
40万の法則については、人によって評価が異なりますね。
某オーディオ評論家は、実感としては、80〜100万位が適当ではないかといっていました。
0560めーかNGNG
私も気になったので東芝電子管ハンドブックを見てみました。S39/11刊
の編2のP372〜375が7591、P376〜380が7868でした。
557さんの仰るようこのに二つは同じでしょう。でも6V6好きさんの言われるように
UL接続は表示値はだいぶ違うのですね。555さんの言われるようにUL動作では
そのとおりになっていますね。でもこれはたぶん7591が理論値、7868が
実測値ではなかろうかと思いますがどうでしょうか。
0561上杉NGNG
40万の法則何となく分かりました。
と云うことは、AXIOM80にウーファーも検討したほうが良いのかな。
是枝氏もウーファ勧めているようだし。
う〜ん金が金が・・・・・
0562AC点火派NGNG
おととい昨日と久々にわが6畳間の掃除、6V6殿のように7868のようなお宝は
出て来ませんでしたが、ほこりを取ったついでに、正月に製作した2A3シングルを
つないであげて、灯を入れてやりました。
うーんしばらくぶりのシングルの快感!ボーカルや声楽はこれでなくちゃあいけない。
シングルにはシングルのよさがあります。無帰還ですのでDFは2あるかどうか。
このアンプで低域を出そうなんて、欲張っては台無しです。
やっぱりキカイには器量ってもんがあると思いますね。
0563AC点火派NGNG
7868ですか、いいなあ。たしかにXE−45がお似合いです。
個人的には6,or50CA10のような下方排気の球は、下の出ベソが
ポキンといきそうで好きではないのです。生かしてあげてください。
カッコイイ近代アンプが出来そうです。
上杉殿、40万の法則の件ですが、これは知っておくだけでいいのです。
頭のどこかにとめておくのです。こんな考え方もあるのだという風に。
いつか、なあるほどと思う時がくるかもしれません。
そこでウーファー追加の件ですが、個人的には賛成しかねます。
AXIOM80の速度感(反応の早さ)にマッチするユニットなんて、
そもそもこの世にないはずです。これはAx.80のよさを理解する人ほど、
そう感じるはずです。レンジ追求であのジンジンするようなリアル感を損なわ
ないこと、これが小生の考えるやり方です。ARU使用くらいがいいところ
だと思うんだけどなあ。まあ、いろんな事を試して見るのも、大事なことですね。

頭のスミに・・・といいながら、40万の話ふたたび、なんですが、レス554
さんの100Hzだったら4000Hzでいいの?無茶苦茶かも。と、あり
ますが実はそうなんですわ。(w
前述のクレデンザがまさにそれ。(実情は3500Hzどまり)
これで音楽が聞こえるのだから、不思議です。もちろん現代の感覚では、プア
にしか聴こえませんでしょうが。ナローレンジのファンもまたいらっしゃいますよ。
小生はナローもワイドもどちらも好きです。選択肢は多い方がイイ。
どれかに決めてしまうと、後から厄介です。(w
0564上杉NGNG
そうですね、AXIOM80に合うウーファーってどんなんだろと思ってたけど、在るわけないですか。
取りあえず箱作って、ARU色々試してみて、それから考えます。
その前に、アンプ作んなきゃ。
あっ、シャーシどうなったんだろ、ギャロップに電話してみよっと。
0565AC点火派NGNG
昼休み定期上げタイムです。
上杉さん、シャーシはギャロップに発注したんですか。広告ではよく拝見
するんですが、コンタクトを取ったことはないですね。
シャーシのオーダーは、方眼紙の手書きくらいでOKなんでしょか?
よろしかったら教えて下さい。
0566AC点火派NGNG
ところでレス562で紹介した我が家の2A3シングル、どうして正月に
組みなおしたかというと、挿し替えのためなんです。
何を挿すかというと、チェコ製のAV2A3SLという馬鹿でかいUX−2A3
の互換球です。でかいだけあって耐圧も450Vまで上がってますが、当家の
プレート300V,カソード50Vの標準条件では、なぜだか消化不良の感
があります。この条件では、RCA製2A3(VT−95)の圧倒的勝利ですね。
品があって惚れ惚れします。整流管が5U4GBなので、今度きちんとした
5AR4を挿して、幾分電圧を上げて、このチェコ製2A3を試したいと
思います。(怖いのはうっかりRCAの方に、GZ34を挿すこと、へへ。)
ずっと以前のレスに、この2A3シングルの電源部はフィルムコンをおごった
と書きました。そこで学んだ教訓をひとつ。
フィルムコンはオーディオ専科のスーパーリニア600V,47μ×3、これに
ASCのX−386S AC440V,20μ×1.
おごった効果はたしかにあります。音は透明感が増して、ザラッぽさは後退
するようです。ですがアンプがうなるのです。(w
電源トランスもCHも手で触っても、微動だにしておりません。
しかし、フィルムコンは振動します。手で触ってはっきり判るくらいに。
インプットCとして挿入した、オイル入りのX−386Sは静かなのに、
CH後のスーパーリニアが震えているんです。ブーンと音まで出しながら。(w
小生の部屋では、2A3シングルのヒーターハムより大きいのです。(w
バンドの締め具合を調節して、少し我慢できるようになりましたがいい経験
でした。コンデンサーのファラデーの原理を考えれば、納得できたものの、こんな
ことってあるんですね。
皆さんはアンプが異音を発した経験、ありませんか。?
0567上杉NGNG
AC点火派さん、ギャロップですが、広告には「図面は略図で可」とありますが。
それだとかならずダメと言われます、方眼紙に原寸できちっとMJなどに載ってる、
加工寸法図のように書かなければダメと言われます。
私はadobeイラストレータを使いカラーで図面を起こしました。
手書きでも方眼紙に原寸で展開図にすれば大丈夫だと思います。
ちなみに私の図面書き起こしたものです、ご参考までに

http://my.reset.jp/~kata/WE300B.gif
0568AC点火派NGNG
へえー、原寸大ね、なるほどという気もするけど。
小生がオーディオ専科に依頼する時は、A3サイズの方眼紙に1/2スケールで書いて、
オーディオ専科でCAD起こし、→下請けさんという形です。
小生のPCにもMSのVisioがついてますが、まだ使いこなせておりません。(w
アドビの方がつかいやすいよね、たしかに。
上杉殿、情報ありがとう。
0569名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
電話なんか上は4kもなくて下は100も出てないけど
それなりにもっともらしいというか,不自然でないバランス
そういう意味では40万則はある程度はあてはまる
AMラジオだと上が8kとかだから,計算上の下は50に
なるけど,そんなに出たらかえって不自然か
20万位の方が妥当かな?
0570AC点火派NGNG
そもそも40万の法則は、誰が言い出したものなのかも判りませんが、古くからの言い伝え
ですね。俗説ともいいますが。
20〜20kだとたしかに魅力的ですが、20Hzはちょっとね・・・。
ですが、35〜11.4kくらいだと、妙に真実味があります。両端を−3dBくらいに
考えると、25〜16kなんてのも、実現できないことはないですね。
小生、これはなかなか楽しい俗説だと、理解してます。
0571AC点火派NGNG
それでは初心者チックな質問を残して、小生は帰って晩酌タイムにいたします。
7868なんかもそうだと思うんですが、構造上ピンの近くまでプレートが
下がっている球って、シャーシが結構熱くなりませんか?
ベテラン諸氏はどう対応されてますでしょう。よろしければご教授くださいませ。
やっぱりそんなものだとあきらめるしかないのでしょうか。
配線のヒゲを伸ばしても、放熱には足りないと思うのですが。
05727C5NGNG
6V6好きさん、7C5です。
7868とはお宝ですね。また頂部排気の旧タイプは良いです。
後期はコンパクトロンの影響を受けて下部排気になりましたね。
GT管の7591と中味は全く同じですが、6V6好きさんの書かれた通り、
EIAへの登録が7591がWH社、7868がRCA社の違いで登録時のデータが
そのまま使われ、東芝もそのまま発表したため、異なってしまった
とされています。発売当時からおかしいと言われていたようです。
(「真空管活用自由自在」等にも書かれています)
両方作ったのは日本では東芝だけで、日立は7591のみ作ったようです。
7868等のノーバ管のソケットは、あまり見かけませんね。
サークル径は同じでピンが少し太い、マグノーバル管の
ソケットの方があるようですが、そう言えば松下の50H-B26は
まだ秋葉でも時々見かけます。
05736V6好きNGNG
AC点火派さん、こんばんわ。
晩酌タイムとは新語ですか。和英合体で良い雰囲気だ。自分は自慢できないが大酒
呑みです。お新香と焼き魚か刺身が2〜3切れあれば何も要らない。歳は取りたく
ないもので、ビールから入るというパターンがなくなってしまった。いきなり日本酒、
焼酎。これはアル中の前兆だそうだ。深酒しても翌日にはまた呑みたい。やばいね。

シャーシーの熱はある程度仕方がない。仕方がないと言うよりも、シャーシーに球の
熱が逃げないと逆に球が危ないからだ。熱には輻射熱と伝導熱があるが、球(ピン)
からソケット。ソケットからシャーシーと熱が伝わる。これを空気対流での管壁空冷と、
ソケットだけに伝導熱を閉じ込めては球がもたない。出来るだけシャーシー広範囲に
熱を分散させて放熱すべきと思っている。ソケットやシャーシーが熱をもてば別の面で
都合が悪くなる。対策としては、高温な球、もしくはシャーシーを切り詰めた場合には
タイトソケットが必須だ。ケミコンはシャーシー上に立てずに内蔵したい。試しに、
数時間運転したアンプのシャーシー上のケミコンとシャーシー内のケミコンを触って
みれば、温度の差は明らか。またソケットにはCR部品を直付けしない。伏せ形の電源
トランスの場合は巻き線部の四角穴は少し大きめに取り、巻き線部とシャーシーの隙間
からシャーシー内部の空気が抜けるようにする。こうしないとトランスの熱も上がり、
さらにシャーシーに伝達されてしまう。球の放熱対策のピン接続(7868は2と6
および1と7だそうだ)を忘れない。太めの銅線かアース用の錫メッキ線で良いと思う。
6G-A4や6AQ5等も然り。小さい球ほど重要でしょう。
05746V6好きNGNG
7C5さん、お晩です。昔NHKでやっていた『ふるさとの歌まつり』
で司会者が、みなさんお晩でございます、と言っていました。

いつも詳細な報告感謝!下部排気の物もありますか。7868のような
形態はTV用ではまま見られますが。10年も前になりますか、チェコ
かユーゴあたりのメーカーが管頂排気の大型管を一時売り出していた時
があった筈。KT-90だか99だったかは忘れましたが。多少気にして
いたが、あっと言う間に市場から消えてしまった。買った人は少ないだろうね。
0575AC点火派NGNG
6V6殿、ありがとうございます。いや、聞いてよかった。
熱伝導を利用して積極的な放熱をしなければ、たしかに球がもちませんね。
熱伝導を考えたら、やはりアルミが一番かも。対流冷却の限界は以前から考えていたので、
いざとなったら空冷ファンかな、とも考えていたのですが、なんとも大人気なくて。
しかもPC用のファンでも、結構動作音が大きいですしね。
参考にさせていただきます。
シャーシがラジエーターだと解釈しないと、MTやコンパクトロンの出力管は、きっと
短命に終わってしまうんでしょうね。
(小生は近年、ベースのついた古典管ばかりでしたので。)
0576名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
ためになるのでage
0577AC点火派NGNG
576さん応援ありがとう。朝の始業前カキコです。
前回、6V6殿が晩酌の話題に付き合ってくれたので、お返しをひとつ。
小生はビールから入る方ですね、それから日本酒か焼酎でやんすね。困ったのは自制心
が弱いこと。500の缶ビールが呼び水になってしまいつい、・・・。
後悔するのは翌朝になってからですわ。(w
どことなく定格いっぱいで動作中の、整流管のカソードの自己破壊に似ていないことも
ないですね。カソードだか、カンゾーかがいかれてしまわぬよう、昨日はヌキました。(w
さあて、タマの話題です。以前にも申しましたが、次なる製作目標を考えている時間が、
幸福なんですよね。ここではそういう話題に付き合っていただけるし、ベテラン諸氏の
実践に基づいたアドバイスまでもらえる。いい時代になったものです。
小生の憧れは大電流管なのですが、レス571あたりから見てもらえれば判るように、
まだ放熱対策に自信が持てません。具体的に管種をいうと6C33C−Bなんですが、
電気ストーブのような球なので。これはもう少し時間をかけてチャレンジしたいです。
この管の一時期のブームのような製作例は、もう最近見かけませんしね。
さてもうひとつのベクトルは小型アンプです。
1回切ります。
0578AC点火派NGNG
小型アンプといって小生の頭に浮かぶのは、QUADUか、ランゲビンの
6V6ppです。コンパクトなアンプはまたいいものです。なんたってカワイイ。
以前のレスにも書きましたが、カソード結合というか差動構成の音には、独特の
個性があって、悪くはないのですが飽きがくるのも事実。
そこで試してみたいのが、QUAD型の構成です。
残念なことにQUAD型の追試経験がなく、少し躊躇しております。
出力管の問題もあります。良品のKT−66が入手できません。
中国製は使用したくないのです。音質以前の好みとして。そこで折衷案なの
ですが、出力管を6V6−GTにしてしまう。
是枝氏は6BQ5でまとめてますので、ビーム管の6V6ならもっと似合った
動作にならないかな?
さらにコンパクトの意匠をすすめて、ケミコンはシャーシ内蔵、チョークはスク
リーン給電以降として、小型のものを載せてモノラル構成とし、QUADUの
大きさに挑戦するというプランを考えております。
電源部の始末や、特徴である定インダクタンス型のOPTなど、頭痛の種は
多いのですが、皆さんに相談してココで少し練ってみようと、たくらんで
おります。前段はやっぱり、ソブテックの62672本かな。ここも頭が
痛い部分なんですよね。カッコ悪い。全盛期のEF86/6267が欲しい
ですね。12本くらい。(w
また昼休みに書きます。では
0579AC点火派NGNG
昼休みになりましたので、つづき。
出力を欲張ったら、きっと失敗するだろうと思います。現行のOPTでアンバラ電流に
余裕がとれるのは、タムラのF600シリーズか、タンゴのCRDの復刻板くらいでしょう。
ココはタムラのF684か685でいきたいです。挿入損も少なめで、小生好みであります。
400シリーズではちょっと小さすぎだと思いますし。
ありがたいことに是枝殿の製作例がありますので、これを参考にします。(w
NF専用の3次巻線は、オーバーオールのNFBに使用して、6V6カソードへの帰還は、
2次巻線から戻すとして・・・。プレートに約300V、6.6k負荷のQUADU型
構成だと、10Wがとれるかな。?
QUAD構成でいちばん興味深いのは、DFの大きさです。元回路でも15くらいあるはず。
はたして6V6で組んだら、いくつになるのか?これが知りたいですね。
前段、電源部、その他の話は夕方にでも。
0580AC点火派NGNG
QUAD型と呼ばれる、あの構成の動作解析はちょっと厄介です。
小生自身もまだ完全には理解できてませんので、まずは原器の構成をそのままいただき、
6V6のカソード抵抗とNFB抵抗だけをいじり、様子を見てみようという魂胆でおります。
PTにはタンゴのPH−100Sが再生産されていますので、これでなんとかならないかと
もくろんでおりますが、どうなりますやら。
CHは小型のものを、スクリーン用にあてがえばいいはず。
基本的なコンストラクションは、こんな感じです。シャーシは原器を真似たいのですが、
PH−100SとF684が幅を決めてしまいますね。
方眼紙上でレイアウトを考えてきます。
ベテラン諸氏の皆様で、QUADU構成をトレースされた方はいらっしゃいませんか?
0581名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
夜中age
05826V6好きNGNG
AC点火派さん
残念ながらQUADUは手に入れたことがない。だいぶ昔にあるオーディオ店で
セットで聴いたことはある。パワー感はそこそこだがNFアンプとは思えない、
3極シングルのような良い音だったと思った。確か特殊な巻き方のトランスと
記憶している。回路をモデファイしても音はどうなるのか解からない。
数年前に再生産品なのか、キンキラの成金アンプみたいなQUADUを見かけた(W

回路図を今見ていたが、非常にシンプルだ。カソードNFアンプの為、高利得の
5極感EF86(6267)を前段に使い、1発で増幅・反転したオートバランスか。
シンプル回路の極致。6267カソードRは共通、良い球が欲しいところだ。自分は
松下が好みだが、手持ちが数少なくなった。ロシアのブリキシールドは嫌だが、今と
なっては仕方ない。

タムラの685は6V6GTには大き過ぎてバランスが悪いかな。やるなら6V6G。
それに小柄な6V6GTをモノにする意味もあまり感じられない気もするが。

これ以上の考察は自分の頭では無理だ。まるで役に立たない。スマン。
0583AC点火派NGNG
カソード結合でも、オートバランスでもない、しかもスクリーンがCで結ばれて、これに
NFBの信号まで加わり、ちょっと厄介なんですわ。(w
正直なところ動作解析は、詳しく見ていくと(小生には)判らなくなる部分があります。
原器の定数でバラック組むしかないですね。こう書いている小生も追試経験がないので、
おっかなびっくり実験してみるしかなさそうです。前段も見方によってはバランス増幅と
みなせる範囲なので、電源リップルには強いとか。
原器の音質は6V6好きさんのいうとおり、シングルのような端正な音がします。
一筆書きのよさというか、pp独特の派手さ?がない音ですね。
これはそのOPTによることも大きいです。巻線はガラ巻きでも、コアはバットジョイント
にスペーサーをはさんでの、かなりの定インダクタンス型になってるそうです。
タムラのpp用は、アンバラ分が10mAまで許容された設計です。今日的には定インダク
タンス型の範疇に入るでしょう。本音を言えばもう一声、15mAくらいまでいけるように
お願いしたいところです。
0584@@NGNG
40万の法則の言い出しっぺは知らんが喧伝したのは池田圭だろ(ラ技連載の盤塵集で)。
盤塵集では、80万の法則の例として、クレデンザをあげてたな(100〜8kHz)。

去年だかのラ技で氏家高明が、axiom80のウーハーにLE8Tを使う例をあげてたな。
LE8Tがウーハーとして最適なんだとよ。
0585AC点火派NGNG
なるほど盤塵集ね、わかるような気がするなあ。小生はラ技の購読は、比較的
最近からはじめたので、詳しくないですが。
でもクレデンザのレンジは高域側で8kまでいってましたっけ。
測定位置にもよるんでしょうけど、小生の見たグラフはいいとこ3500くらい、
おまけして4000といった感じでしたが。
氏家さんのその記事はもっと前でしょう、実は昨年現物を見てきました。
学会が徳島であった折に、氏家さんの友人だという方が経営する、DYLAN
というブルース、カントリーミュージックのかかる、なかなか洒落たお店でした。
そのシステムはカモイ上というか、かなり天井近くに据えられておりました。
駆動はこうこうと輝く845ppでしたね。
たしかに音色はそんなにおかしくないですが、店内BGM用途ですのでね。
ここの上杉さんのアドバイスには、不適切かも、と考えていましたが。
LE−8Tは小生も使用してますが、VC径が50mmもあるために、
20cmウーファーのレンジを、高域側に伸ばした設計だといえます。
こういう使い方は可能でしょうね。かなり大胆ですが。
0586AC点火派NGNG
我が家での昨日の事件を、恥ずかしながら公開しましょう。
まあ前段球の定期交換なんですけどね。
夕食も終わって、セロニアス文句でも聴こうかと、アンプのSW on。
L−chから不定期なハムノイズのような音が、「ああ寿命か。」。
当家のWE300Bppはモノラル構成で、WE396AというECC88
相当のMT管3本で、300Bを振っております。この球が定期的に寿命を
むかえます。
昼休みが終了したので、続きは夕方に。
0587AC点火派NGNG
586の続きです。どこがイカレたかというと、h−k間の絶縁破壊(らしい)です。
構成は入力が100kΩのAカーブVR受けの396AのSRPP、ここと直結で396A
パラ接続のカソード結合位相反転、これがグリッドチョーク接続のWE300Bppを
励振しております。初段をSRPPにしたおかげでワイドレンジになりました。
低域には8Hzくらいに盛り上がりがあるものの、20〜30kHzフラットです。
管球をセレクトすれば、70kHzまで平らになります。
出力は16から18Wといったところ。完全なA級ppでしょう。歪率はおなじみのppの
カーブ、きれいなものです。10kHzの方形波だってキレイに通ります。
しかし、SRPPにした報いもあって、それがカソード電圧です。
SRPPの上側、次段の共通カソードがそれぞれ110V前後あります。
もちろんヒーターバイアスはかけてあります。(55〜60V)
でもだめみたいですね。言い訳を言わせてもらえば、それでも700から1000時間は
大丈夫ですので、まあまあの設計だと思うのですが。
昨日交換したのは、入力のSRPPの396Aでした。この球、もともと低周波用途の
ものでないらしく、たまにマイクロフォニックのすごい個体があります。
ゆえに選別しながら、初段の差し替えをして、見事生き返りました。
自分で考え、苦労して作っているからこそ、球の差し替えだけで生き返る。よしんば
ケミコンの交換だって同じこと。トランス類の断線や絶縁不良でもない限り、生き続けて
くれるのです。これっていいと思いませんか。
この愛機、現在稼動2000時間ちょっとです。
4本のWE300Bは、ゲッターが薄くなりかけて、上部マイカの周辺が少し茶色になって
きましたが、10000時間ランニングしてくれるだろうと、信じています。
0588AC点火派NGNG
自分のネタから展開するのもなんですが、自分の愛機の修復、もしくは
かっての名機を、自分でレストアしたなんて話題はいかがですか。
予想としてはなかなか無さそうだけど。(w
常連さんは、どなたもウデ自慢の「ビルダー」みたいだし。
0589六億ワットNGNG
アンプのレストアをやったことはありませんが、ラジオをいじったことがあります。
テレフンケン製の最後の真空管ラジオで、多分30年くらい前のものでしょう。スピーカー
全面の布を洗濯、脱色したのち解れた部分を縫い直し、プラスチックやガラスのパネル
をアルコールでピカピカにしました。また内部を取り出して掃除機と綿棒でほこりを綺麗に
取りました。しかし駄目になっていたパーツは皆無で、内部にこてをあてる必要はありま
せんでした。これにはビックリ。念のため球だけ交換。結局外装の修理だけで終わって
しまった。

かつて実家にナショナルの真空管ラジオがありましたが、かなり長い間生きており、
動いていました。ラジオというのは案外長持ちするのかもしれませんが、自分で作った
真空管アンプも、こんなラジオのように長生きさせてやりたいと思います。勿論
ラジオとアンプの動作条件を同一視するのは無理があるでしょうが(w
0590AC点火派NGNG
なるほど真空管式のラジオとは、なんか懐かしいですね。
テレフンケンは案外最近まで、真空管式のラジオを作ってたんですね。
国産は後年、トランスレス方式オンリーになってしまいましたが、あのキャビ
内のホコリにまみれた様子は、汚らしくも神秘的でありました。
真空管式のチューナーでは、これをしのぐものはないといわれるマランツの
#10Bがあります。小生行きつけの店では、よく修理していますね。
話をうかがうと、ユーザーが勝手にコイル等をいじり、元に戻せなくなるのだ
そうで。高周波関係にも強い店だから安心できますけど、昔ハムをやった
というくらいの経験で、中をいじるのはやめた方が賢明です。あのキカイも
かなり理想主義的に作られていて、修理は難しいですよ。
0591AC点火派NGNG
いま、別スレをのぞいてきましたら、「日本技術者は・・・」なんとかいうところで、
管球アンプはエフェクターだという意見が出ておりました。(w
そりゃそうでしょうね、ワイヤーウィズゲインなんていう幻想に、まだとりつかれている人
もいるんですね。ベテラン諸氏はもちろんのこと、そんなことは我々とっくに織り込み済み
なんですが。管球アンプはその姿かたちも魅力なら、出てくる音の個性を認めてこその
世界です。直熱管から傍熱3極管、ビーム管、5極管、送信管とその個性がなければ、
面白くないでしょうに。OPTも加えて、こんな魅力的なエフェクターはないでしょうね。(w
0592名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
>>591

向こうのスレの住人ですが・・・
別に悪い意味でエフェクタと書いたわけではないと思います。

なので、そんなに過剰反応されることもないのでは。
0593AC点火派NGNG
べつに過剰反応なんて、(w
心から楽しんでいるだけですよ。
0594めーかNGNG
アナログ全盛だった頃は球アンプに見向きもしない人が多かった。打って変わって
球アンプ全盛になったのはひとえに入力機器がデジタルになったためでしょう。昔は
カートリッジを変えるとシステムの音を大きく変えることが出来た。その役目
は今では真空管アンプとケーブルコードに移っていると思う。むろんもっと
高い理想信念で作られている方もおられると思うが大方の傾向はそうだとおもう。
でもそれでいいんじゃないですか。ぼくも利得付きケーブルなんて作ろうと思わないし
測定****、測定マニアと思われている是枝さんですら内心はそんなこと全然信じていないとは
明らかでしょう。でなければアキシオム80なんぞ使うわけはないと思う。あれこそ楽器だもの。
0595AC点火派NGNG
まさしくその通り。付け加えることはないです。
めーかさん、援護射撃ありがとう。(w
0596AC点火派NGNG
本日、北海道は全道的に雪となりました。まだ降っております。
これが根雪になるのかなあ。
いよいよ管球アンプの季節到来です。(w
多少の熱は暖房代わりって、そんなに部屋の中は寒くないけど、最近は
高気密住宅とやらで、放熱に困るくらい。
何がいいかというと、外が静かなこと。風がなくて雪の降る夜は本当に静寂です。
残留ノイズの多いアンプは、こうなるとてんでダメで、設計製作者の技量が
問われますね。
うちの近所は、自衛隊の基地(戦車部隊)があるほかは、老人が多くてパソコン
密度も低いし電源はきれいなほうです。
秋葉原は遠いけど、リスニング環境としてはなかなかかも。
さて、前段球も更新したことだし、今晩は何を聴こうかな。
0597なおNGNG
>596
うちも車が真っ白になってました。鬱。

AC点火派さんにお聞きしたかったのですが、396Aのカソードの
耐圧不良って、固有の物っぽいですか?

実は、そのうち、396AのSRPPかSEPP出力のミニプリを計画してまして、
ある程度ストックしてたのですが、その話を聞いて、急に不安になり
ました(^^;;
0598Eurodyn使いNGNG
>>597

せっかくお楽しみの処、差し出がましいようですが、WE-396AのH-K耐圧は90V程度だっ
た筈です。SRPPで使用する場合には、ヒーターバイアスが必須でしょう。

H-K耐圧を考慮せずに使用した場合は、必然的に信頼性が急激に落ちてしまいます。

そこら辺の情報は、今までの書き込みを拝見すると、7C5さんがお詳しいように思い
ますが・・・
0599六億ワットNGNG
>>598 Eurodyn使いさん、今晩は。

最近westrexがかつての規格をPDF化しました。
http://www.westernelectric.com/spec_sheets/we_spec_sheets.htm
396AのH-k耐圧は90Vでした。
0600六億ワットNGNG
>>590AC点火派さん、今晩は。

欧米仕様のラジオのFM部のコイル設定をいじるのは止めた方がよい
ですね。まともな測定器を持たない素人がやっても、はまるだけです。
それよりも、クリスタルコンバーターを作ってアンテナ端子にぶら下げた
方が良いですね。昨今では良いDBMも安価に入手できるようですし。
発振回路をどうするか、昔ながらのクリスタルを使うか、今時の
DDSを使うか、はたまたコンバートの周波数をどう設定するかなど、
お楽しみはたくさんあります。とか言ってないで、作らなきゃ!!
0601AC点火派NGNG
なお殿、耐圧不良ではないのです。
皆さんのおっしゃる通り、こいつのh−k間耐圧は90Vですよ。もちろんヒーター巻線を
接地するような阿呆はしておりません。小生のレス587をよくお読みくださいませ。
たしかに+バイアスが55〜60Vくらいだと、足りなかったかもしれませんが、700
時間動作すれば、まあまあだと思うのですけど。
小生の経験からすると、ここを90Vにあげても、大して変わらないと思いますが。
WE396AはWE製といえど、特別な高信頼管ではありません。むしろ心配なのは小生の
レスにもあるように、マイクロフォニックの方です。初段管に使うには、入念な選別が前提と
なります。でもWEのMT管はいいですよ、管壁の黄色のエナメルの文字やロゴがまた
カッコイイ!396Aのプリは、よく新さんが製作記事を書かれてませんか。
悪い球ではないですが、選別使用が前提ですね。プリなら尚更のこと。
でも大丈夫、必ずできますって。ご安心ください。
また、変法としては、これと同じ規格でヒーターが20VのWE407Aという同形の管が
あり、ヒーターの中点を使って、こいつを直列で3本つなぐと60V点火できます。
これだとヒーターバイアスが省略できましょうか。このときはDC点火の方がよろしい
でしょうか。これはオーディオ専科のキットでやっている手法です。
407Aならまだ安価ですよ。たくさん買えるし、DC点火ならプリにうってつけ。
なおさん、こんなのどう?
0602なおNGNG
>601
どもです(^^)
あ、耐圧の事は、私も知っているのですが、多少余裕を持たせると
さらに寿命が上がるのかな?と、思ったもので。
とはいうものの、もう少し+B電圧をかけられたら、設計しやすいのに
と思ってます。407Aも何本か転がってます。そちらの方はいつか使
う機会が来るかな??

マイクロフォニックノイズは、403Aで懲りました(w
06037C5NGNG
皆さん、こんばんわ
ちょっと見ない間に、
2名ほど、なんとなく顔?が分かりそうなHNの書き込みが・・・。

WEの傍熱管ですが、HK耐圧はあまり考えていないようです。
WE310A等は50Vですし、主に自社の電話や高周波の決った用途に
作られているため、(市販して不特定多数の使用は考えていない)
カソードが浮くような使い方は、想定して設計されていないと思います。
また、耐圧90Vと云うのは材料設計上、こんなものだという感じの
値で、しっかり絶縁をした場合は、200V以上になります(トランスレス
ラジオ、テレビ用)。また、このような低耐圧の球の場合は、
ヒーターがマイナスになる動作をさせた場合特に絶縁が悪く
なりやすいです。単管SRPPでは以前からこの問題が言われて
おりました。
マイクロフォニックは、高周波の球ではほとんど考慮していない
ので無選別でのプリ使用は難しいです。低周波の球、例えば12AX7等でも
昔は普通の球を秋葉で新品で買ってきても、ダメなものがありました。
松下の12AX7Tは、NHK向けに、初段用として実動作させてエージングし、更に
ゴムの小ハンマーでつついてマイクロフォニックの少ない物を
選別して(L)印をつけていたと聞きました。
0604AC点火派NGNG
球の選抜っていうのは、ちょっと悲しい作業ですけどね、仕方のないことです。
雑音はもちろん、歪率だって変わってきますしね。でもこうして磨きをかけたキカイは、
ちょっとしたもんですよ。能動素子ですから雑音ゼロは無理な世界でも、CDがメイン
ソースの現代でも、おつりがくる位十分なシステムになります。
自分で作った満足感ばかりでなく、客観的な評価でもそれはいえます。
通いのお店ができたら、そこに自分のアンプを持ち込んで、再生しての比較評価をすれば
いいのですから。きちんと作って正常動作をするなら、お店の人もそんなに嫌がることは
ないと思いますよ。そこでがっかりするも、逆に自信をつけてくるかは、無論製作者の
自己責任です。もちろん付き合い上、何らかの買い物はいたしましょう。
エチケットとして。
なにと比較されるかは、そのお店の事情によりますが。(w
06056V6好きNGNG
7C5さん
いつも貴重な情報ありがとう。自分もNHKマークの球を数種持ってるが、
ハンマー選別品とは知らなかった。公務車の様に入札で安く仕入れたのか
と思っていた(W  あまり公に出来ないが、桜マークの物も多数ある。
これも選別品かな。また、通信所および観測所からの払い下げの球も良い
物が多い。選別品かどうかは判らないが、ダメになったから交換ではなく、
一定期間がくれば交換するために、非常に状態が良いものも出る。この辺
に知り合いを作っていたので、廃棄の球をただで裏入手していた。(時効)

ハンマー叩きではないが、笑い話をひとつ。耐震性を調べようと、しっぺ
張りの要領でMT管をはじいたら、パーンと割れて吹っ飛んだことがある。
豪腕なのか、国産球はガラスが薄かったのかも。また、拾い溜めた球を
綺麗にしようとバケツにぬるま湯を張って、数十本放りこんだら、ポスッ
とかプスッといって球が数本真っ白くなった。真空管から大気管になった
瞬間だ。ああ勿体無い。

AC点火派さん
自分は運が良くて、買った球が不良だったことが1〜2回しかない。プリ
ヒートやエージングもしてる訳ではないが。雑音や歪率もあまり気にして
ない。と言うより、それに見合った球も使ってないし、回路能力も無い。
10年前からフレームの7(6)DJ8等が多用されているみたいだ。松下
の物が手持ちに数本あった。良い球みたいですが選別必要ですね(w
0606AC点火派NGNG
6V6殿は強運の持ち主か、うらやましいなあ。あやかりたい。
ノイズは発生したら、それが寿命というものです。本当は買うときに選別したいのだけれど、
今の状況では難しいですね。市販されている中ではRAM管なんてのがありますが、
現実にはどんなものなんでしょう。購入経験がないものですから、もしご存知の方が
いらっしゃれば教えてくださいね。
6DJ8はつかいよい球ですね、小生も好きです。初段管にはうってつけの1本でしょう。
ちょうど話題のWE396Aや407A同等の、ECC88系列になりますか。
フレームグリッド構造のこいつは、黒川達夫先生もご推奨の球です。
μがほどよくて、つかいよいんですわ。ゲインを余すことも少ないですしね。
f特も心配ないレベルだし。
0607名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
6DJ8使いやすいか?
あれ、直線性に劣るので平衡pp以外では使いたくない球の一つだ。
もっとも初段で歪ませて後段で打ち消すというのなら話は別だが。
あと、あの球の特長を生かして使おうとすると少なくとも8mA以上、
理想では15mAくらい流してやらんとボケた音がする。逆にチョロチョロとしか
電流を流さずに使っているのなら電流を増やしてやると有るところで急に音が
変わる。
フレームグリッド管はこれだから使い難い。小電流で使えるのは12RHH14位。
あれも対応するECC83と同じ電流値で使うとつまらん音しかしない。
0608AC点火派NGNG
下がっていると淋しいもんで、あげましょか。
いつもながら感心するのは、6V6殿のレス605。
雑音や歪率もあまり気にしてない とおっしゃってますがそれでいいんですよ、きっと。
「音は聴いてみなければわからない。」やはりこれが一番大事ですから。
特性を追求すれば、それなりの選択肢があるのでしょうが、そうでない行き方もまた
あるでしょうね。かつて6V6殿が申された5kの方形波(正弦波?)もマトモに通らない
OPTも、なぜかそんなにおかしな音はしないものです。
広帯域、低歪が全て悪いとか、特性はどうでもいいとか、そんな極端なことを言いたくは
ないですが、過ぎたるは及ばざるが如し という言葉もあります。
どこで納めておくかというのは、難しい問題ですね。「魅惑の真空管アンプ」時代の
浅野先生の作品は、おおむね10kから先はオジギしてましたし、真空管全盛時代の
無歪出力の定義なんて、今の人が見たら一笑に付されることでしょう。でもそれがそんなに
変な音かというと・・・。
70年代初頭に、マッティ・オタラという方が提唱された、「入出力波形の相似性」
はある意味大事なことなのですが、それが全てでもないようです。
ひとり言が長くなりました。暴言多謝。
0609AC点火派NGNG
すれ違ってしまいました。(w
607殿、たしかにそんな傾向はあるかもしれませんね。
10mAくらいがいい感じだと、小生も感じております。
06106V6好きNGNG
607さん
6DJ8の件。なるほど。しかも15mAも。使う機会があったら肝に命じておきます。
あと、オーディオ帯(低周波)使用でも、直線性に劣る球は聴感上はっきり違いが出ますか?
今後も常連で秘技の公開をしていただきたい。名前は管名で(早い者勝ち)

AC点火派さん
4〜5人でレス数を伸ばすのは、おじさんどもにとっては労働だ。まあ乗りかかった船
なんで気合を入れて書きましょう。倉庫に入庫されないよう W
0611AC点火派NGNG
継続は力なり なあんて云いますが、現実は結構しんどいですよね。(w
やっと夕方になりましたので、少し書けます。
秘技の公開とはまた面妖な(w どちらかといえばこちらが教わりたいですね。
3極管の直線性かあ、たしかにまっすぐだと気持ちいいんだけど。
この辺で思い出すのは、やっぱり古い話で恐縮なんですが、魅惑の真空管アンプ上巻の
巻末の座談会で出ている、「戦後の3極管不信論」ですね。
大昔のそれこそUV211や、801Aといった内部抵抗の大きな送信管は、まるで
ウチワの骨のごとく、まっすぐ放射状に伸びた特性曲線が印象的です。ほんまかいなと
思うくらい。高パービアンスというか、現代風にカソードとグリッドが近接してくると、
どうしても上向きにのけぞってきますよね。2A3や300Bにもその傾向はありますが。
この辺はやっぱり7C5さんがお詳しいでしょう。
0612ML4NGNG
AC点火派さん
はじめまして、ぜひご教示いただきたいことがあります。小生、オール直熱3極菅
シングルアンプを計画中だったのですが、最近GECのML4を入手したので、前段はこれに
しようかと思っています。そこで出力菅のフィラメントを直流点火するか、交流点火
するかで迷っているのですが、交流点火のメリットを教えていただけませんか?
小生としては、何十年も前の球にシリコンダイオードなんか使いたくない、という
形而上?の理由だけで交流点火にしたいと思っているのですが・・・。
0613名無しさん@お腹いっぱい。NGNG


>形而上?の理由だけで交流点火にしたいと思っているのですが・・・。
------------------------------------------------------------------------
なかなか良い理由じゃな 交流点火にしなさい
0614613NGNG
なぜ さがるのか
0615AC点火派NGNG
皆さんおはようございます。
GECのML4ですか、よく入手できましたね、うらやましい。
AC点火のメリットについては後述します。一口で言えばフィラメントの片減りが、
許せないのです。この辺に関しては詳しく述べたいので明日までお待ちください。
小生のHNは当然、この辺のこだわりに由来するものですので。
(代わってくれる方がいるのなら、どうぞ構いません。)
長くなりそうになったら、インゼル効果の部分の解説は、別の方にお願い、もしくは
自習していただくしかないかもしれません。
現在手許にML4の規格がないです。たしか浅野さんの「魅惑の」上巻に出てたような
気がします。これも明日までに調べて参ります。
その前にML4殿、全段直熱3極管とは勇ましいですね、おみそれしました。
ところでこれってシングルですかそれともppなんですか? これによって相当アプローチ
が変わってくると思うのですが。まずはこの辺のプランからお聞かせ願えますか。
0616ML4NGNG
AC点火派さん

ちょっと説明不足でしたね、アンプはトランス結合のシングルを考えてます。
小生、自慢じゃないけどシングルしか動作原理が理解できません(笑)。
数年前、新氏が、電圧増幅段に直熱管(102Lと101Dだったかな?)を使った
300Bシングルを発表されていて、今までに無い300Bの音を引き出せた、てな
ことを書かれていたので、これをマネしようと思い、STCの電話管をいろいろ
買い込んだりしたのですが、先にも書いたように、シリコンダイオードすら
使いたくないのに、電圧増幅段の点火には、3端子レギュレータなんていう、
小生にとって訳のわからないICが必要とかで、まるで蒸気機関車で新幹線の
車両を引っ張るような違和感があるなあ、と逡巡していたところに、運良く
ML4(残念ながらST管ではなく直管ですが、カーボンスートが無いのでプレート
がバッチリ拝める)が入手できたので、全段直熱ではなくなるけれど、これで
直流点火しなくてすむなと思ったのです。そこで問題になるのが出力段の点火で、
4V,2Aのフィラメントもできれば交流点火にしたい、ついてはその是非を
ご教示いただきたい、という訳なのです。どうかよろしくお願いします。
0617AC点火派NGNG
勉強することがたくさんあって大変だあ。
早く帰宅しなきゃ。
簡単な原稿を作っておいて、明日、AC点火へのコダワリを説明します。
あと、ML4さんオール直熱管アンプはシングルだと、レス612に書かれてありました。
小生のケアレスミスでした。申し訳ない。
でも出力管は何なのですか?2段構成なのですか?
AC点火のヒーターハムは、管種ばかりでなく、電源トランスの容量にも大きく左右され
ますので、その辺も説明をよろしくお願いいたします。
帰宅します、明日のために。(w
では
0618AC点火派NGNG
ニアミスでしたね。
でも4V,2Aのフィラメントって・・・
300Bじゃないし、なんですか?
とにかく帰ります。
0619ML4NGNG
すみません、実は、このスレッドには私の師匠連が約2,3名、徘徊して
おられるようなので、なるべく目立たないように教えを乞いたいということで、
奥歯にものが挟まったような書き方になってしまいました。でもここまで来ると、
多分もう感づかれたかもしれませんので書いてしまいますが、現在のプランは、
1:4入力トランス−ML4−1:2インターステージ−PX25Aです。電源トランスは
ノグチのPMC-120Mです。1年前に作ると宣言したのですが、大物部品がそろって、
次はシャーシ加工というところで止まっています。
0620NAPA VALLEYNGNG
 初めまして、NAPA VALLEYです。是枝アンプが余りに“ぼろくそ”に言われて
いるのを見て見過ごせずちょっと一言。
私も管球王国Vol3.の300B Single Ampを2年越しでつい最近完成させたところ
ですが、その音の良さには(皆さんとは逆に)驚かされました。
これは巷のAmpとはTものが違うUという感じです。
ピアノの立ち上がりの速さ、強靭なタッチ、妙な付帯音のない響き。
消え入るような背後のピアニッシモの美しさ。
音はスピーカーから遠く離れ、スピーカーの存在を感じさせません。
まさにそこに人がいて、そこに楽器があるような感じです。
しかも問題になっていた残留雑音などスピーカーに耳を付けても全く聴こえま
せん。
ところ変われば...と言うことなのでしょうか。
しかし残念ながら私のスピーカーを鳴らすには、やはり少し(かなり)
パワーが足りませんでしたが...。


試聴装置

    SP    Exclusive 2404(DriverはSONY SUP T11Gに交換)
         +Acapella TW1s
    CD    SONY SCD1
    DAC    MBS Technology Platinum Link DAC
    Analog EMT 930st
    Pre    Mark Levinson No.32L
0621めーかNGNG
友人が球王3号の是枝300Bアンプをコピーした際に最初はラジオデパート地下の
ケース屋さんで端子配列をシャーシ奥に変更したものを作ってもらってコピーした
のです。ところがなぜかシャー雑音が多くて調べたところ凄く高いところで発振していた。
確か外部積分補正があってこれを彼は省略していたので付けたところほぼおさまった
のです。でも僅かに不安定だったので信州の方にその通り作ってくれる業者をみつけて
シャーシを作り直してわたしが組なおしたのです。ほぼこれで完動したのですがいまひとつ
物足りない。そこで意を決して是枝先生に尋ねたところ親切に教えてくれた。
文章と実際の感じはかなり違っていて凄く親切だったような気がする。注意点はいくつかありましたが
要するに完全にコピーしなさいということだった。たしかにアレンジしていたし、乗りかかった船なのでそのとおりに
したところ620さんと同じ印象をもった。友人はこれを愛用している。スピーカはオートグラフだ。ぼくのLEー8T
とは今一つだったけど。あのアンプに2年かけるといいかもしれない。
その又知人が例のプリアンプをキットで買ったが1年たってもまだできないそうだ。またしりぬぐいを
させられそうだが是枝さんのHPの中には秘密のフォルダがあるそうでキットを買った人だけに教えてくれるそうです。
ダウンロードした紙を見せてもらったが写真付きで20ページ以上ありそうだった。
0622上杉NGNG
NAPA VALLEYさん
作る楽しみが倍々増してきました。
めーかさん
作るのがだんだん心配になってきました。
0623上杉NGNG
そう言えば以前、回路図と写真と配線図の抵抗値とコンデンサーの値が違っていたので。
是枝さんにメールで問い合わせたら、丁寧な回答が帰ってきた。
ちょっと嬉しかった。
文章から受ける印象と違う言うめーかさんの言うことに納得します。
0624名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
>>620

この掲示板ではメールアドレス晒さないほうがいいよ。
下手するとウイルス付きメールとか送られてくるしね。

あとは漏れみたいなのが興味本位で個人情報漁ったりするし(w
0625AC点火派NGNG
うーむ、すばらしい。皆さんやってますね。
是枝さんの設計は、まさにギリギリという感じで、自分流のモデファイを加味すると、
おおかた失敗すると見てよさそうです。
AC点火の件ですが、どの辺からお話しましょうか。是枝先生になり代わり説明すること
になります。
真空管の生命はカソードです。その整流なり増幅作用、テレビのブラウン管に画が写るの
も、大モトはカソードから発生する熱電子あってこその世界です。
ちなみにこの熱電子放射(エミッション)の能力がダウンすることをエミ減(エミゲン)と
称し、まさにこれが真空管の寿命です。
傍熱管の場合、内蔵ヒーターで熱せられたカソード(スリーブ)が熱電子の発生源です。
これはカソード全体が、アースに対して同電位に置かれています。
ところが直熱3極管の場合、ヒーターがそのままカソードですから、ヒーター電圧が、
カソードの電位分布に影響します。300BをかりにDC点火で動作したとします。
動作は自己バイアスで、カソード電位が66Vだとしましょうか。
しかしこのバイアス値66Vは、ハムバランサー中点だけのことで、+端は68.5V,
−端は63.5Vになっているのです。(判りますか?)
直熱管をDC点火すると、エミッションの負担がカソード内で不均一になるのです。
AC点火では交流波形にしたがって、この電位分布がサインウェーブ(最近は汚染されて
いるが)で1秒間に50,もしくは60回交替します。
ところがDC点火では、このアンバランスがずっと固定されるのです。
1回切りましょう。
0626AC点火派NGNG
これらのことは球王Vol.13の50シングル、ならびにラ技99年/11月号
のRS−237シングルの製作記事で、是枝さんが解説なさっています。
引用しますと、300Bのノイズレベルを追及してゆくと、最後に残るのは
フリッカノイズだそうです。(ミリバルがピョコンと振れるアレです。)
フリッカは新品の300Bでよく見られますが、もちろんエージングで消失
します。しかしDC点火のヒーター給電の+−を入れ替えると、ふたたびフリッカ
が発生するのです。
フィラメントが片減りしているのですね、これは。
DC点火とAC点火の差は、使い込んでから差が出るそうです。
300Bだと1万時間をかなり越したあたりから、どなたにもわかるかたちで、
とあります。我が家のAC点火300Bは、まだ2000時間程度ですから、
判りません。(w
球王Vol.21の801Aシングルでは、801Aの賞味期限は、DC点火で
300時間、AC点火で2000時間くらいだろうかとも仰っています。
直熱管のフィラメントは、いたわってやりたいものですよね。
続いてAC点火のデメリットについて書きたいのですが、就業時間が近づいて
まいりました。(w
続きは昼休みにいたしましょう。
果たしてシングルでトランス結合の直熱管アンプで、AC点火は可能なのか。
実のところ、難しすぎますわ!(w
0627AC点火派NGNG
直熱管のフィラメントをいたわるAC点火も、デメリットは無視できません。
むろんヒーターハムのことです。
いちばん簡単な回避策はppにしてしまうことです。ハム成分はOPT内で打ち消され、
2次側には現れません。(小生のきらいなトランス内演算です w)
我が家のWE300Bアンプが、ppなのはこのせいです。
無帰還のシングル構成で、AC点火で実用になるのは2A3くらいでしょう。
フィラメントの太さ(熱慣性)にもよりますが、50や801Aの7.5V管のシングル
構成でAC点火を実用化するには、NFBは必須です。
哀しいことにML4殿の考えるトランス結合では、これはムリです。
残された方法として、是枝さんが提案されているものに、逆相ハムの注入があります。
これは劇薬を治療につかうに等しいやり方ですが、効果があります。(ハズです)
ppのOPT内の打消しを、出力管カソードでやっているような感じです。
球王Vol.21でも紹介されてますが、ラ技99年/11月号の方がていねいに書かれて
いるようです。
直熱電池管を準備する必要がありますが、AC点火トランス結合シングルにこだわる
なら、やってみる価値はあるでしょう。ただし5mV/Div.くらいの2現象オシロは
もっていないと調整は難儀します。周波数の折り返しが見えるハム中点どうしを、探して
やらねばなりませんから。ML4殿がんばってください。
0628AC点火派NGNG
電源トランス容量の件はさておいて、(w
せっかくの是枝さんの名がついたスレですから、その話をしたいです。
是枝さんのアンプはなんだか評判がよくないとか、それはあんまりだと
思います。たしかに追試はしづらい、というかかなり高度に練り上げられて
おり、氏が公言しているコンパクト思想で設計されていますので、製作が
厄介なのはたしかです。でもNAPA VALLEYさんのレスを拝見する
限り、WE300Bからこれだけの評価の音を出せるアンプビルダーが
雑誌ライターの中にどれだけいるのでしょう。
310Aでただ漫然と振っただけでは、毅然とした音にならないとは、氏の
よく言われることです。この点まことに同感です。
昼休みが終わってしまいました。夕方まで失礼します。では
0629名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
AGEAC点火派age
0630@NGNG
直熱出力管のヒータハムを低減するには、DC点火、逆相ハム注入の他に以下の方法があるでしょ。
@前段にもAC点火の直熱管を使用し、出力段と前段を逆相アンプにして打ち消す。
Aヒータをインバータで高周波点火する。
上記@は宍戸公一氏が実施してMJに発表しています。
上記Aは色々の制作記事で「面白い方法」としてあげられていますが、ハナシだけで実施している人はいないのでは。
ヒータのDC点火ユニットを販売しているガレージメーカがありますが、インバータの高周波点火ユニットを発売してくれるメーカはないかな。
自分で設計製作するのはちょっときつそうなので。
0631@NGNG
>>630
「DC点火ユニット」→「定電圧・定電流点火ユニット」でした
0632AC点火派NGNG
@さんそのとおりですね。@の方法は宍戸氏の本で拝見しました。
うまく工夫すれば、ML4さんのトランス結合アンプにはうってつけの方法
になると思います。ML4殿ご検討を。たしか「送信管によるシングルアンプ
製作集」でしたっけね。なかなかいい本です。(ただ送信管の低電圧大電流動作
には疑念がありますが、これは常連の6V6好き殿も同意してくれました。)
ヒーターの高周波点火は、紹介したラ技99年/11月号の中で触れられており
ます。いい方法だと思いますが、実施するにはちょいと勇気が要るかも。
これだと間違いなく直熱管のフィラメントは安泰です。ただ周波数をどこに
設定するかが問題なんでしょう。その記事中でも触れられてますが、やはり
50kHzくらいが適当だと思います。
50kHzは当然、OPT2次側に出てきます。(OPTのレンジ内なら)
人間の耳に聞こえるわけなどありません。しかし是枝さんになり代わり説明
させていただくと、楽音信号と50kHzのビートダウンした音は聞こえて
来るはずです。いわゆるウナリやビブラートの原理と全く共通したことです。
50kHzは聴こえませんが、50kHzで点火したアンプの音は、それなり
の個性をもつことだろうと思います。
この辺、高周波点火を追試した経験がありませんので、あまりえらそうなことは
いえません。100kHzとかあまり周波数が高くなると、長波放送の送信波の
ようなもので、アンプ内でどこにとびつくのかわからず、厄介でしょう。
発振機内蔵型アンプですね。出力管のシールドなんてしゃれにもなりません。
また2次側に出てこないような高周波が、OPT内でどんな振舞いを起こすのか、
それはアンプの発振と類似していないのか、とか疑問も尽きない部分もあります。
勇気ある皆さんの検証に期待すること大です。
小生はそんなに度胸のある方ではありませんので。(w
うまくいったら教えて下さい。
0633名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
ところで是枝氏はオカマ?
0634名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
>>632
何故に送信管の低電圧大電流に問題が有るのでせうか?
0635AC点火派NGNG
634さん、もう一回説明してもいいんだけど、できればレス175,176をお読み
ください。球のプレート損失は、最終的に管内および管壁の温度上昇から決定されるよう
ですが、なんとなく「感覚的に」納得できないのです。
かかるE×Iの値が、規格内におさまったから大丈夫だというのは、妙な話です。
本来高電圧で、かつ、さほどの電流を稼がない条件で動作をするために、送信管はトリウム
タングステンのフィラメントやジルコニウムプレートを与えられているはずです。
電圧を下げ、電流値を大きくするなら、酸化物カソード(いわゆるダルエミッタ)が
あるではありませんか。適材適所というやつです。
保守的といわれればそれまでですが、管球の個性は大切にしてあげたいのです。
個性的、先進的な動作条件が悪いとは申しませんが、小生は管球研究家ではなく、あくまで
管球愛好家なのです。
0636AC点火派NGNG
さあて、久しぶりにエールを送りましょうか。
上杉殿、覚悟はよろしいですか。是枝さんのアンプは並みの増幅器では
ありませんぞ。ゆめゆめ甘く見てかかることのなきよう、注意怠りなく
製作してくださいな。
時間をかけて、ていねいに、多少の失敗にめげずに、最後まで。
お金がかかるのは、ホンモノの証拠です。(くらいに思わなきゃ、続か
ない!) (w
0637めーかNGNG
AC点火派さん。わたしも低電圧大電流動作は嫌いです。カソードの能力
を考えると最大許容電流の70%以内で使いたいのです。レギュレータの
中古球を眺めるとゲッターはなんともないのにエミッションが出ない球が多い。
プレート損失だけ気にしてカソードの都合を考えないとなにか問題が出るようです。
0638ML4NGNG
AC点火派さん

丁寧な解説まことにありがとうございます。5回ほど読み返して、何となくわかってきました。
たぶんカソード電位の低い方からフィラメントが減っていくのですね。おそろしいことです。

ぜひともAC点火にしたい、でもPPは小生にとって、回路が理解できないこともさることながら、
贅沢すぎます。だって、出力管だけで、ステレオで4本、スペアを入れると8本必要です(小生、
スペア球の無いアンプは考えられません)。それは無理というもんです。

NFBにしてもにしても、逆相ハムの注入にしても、はたまた前段と出力段で打ち消すにしても、
逆相信号で打ち消す方法はとりたくありません、打ち消した分どこかでつけを払うことになります。
NFBでわかるように、かける量に応じて、音の生気(精気?)は確実に失われます。

結局、小細工はしたくない、調整箇所はハムバランサだけというのが理想です。あれなら、耳が
あれば調整できます。あと、電源トランスの容量の件をよろしくお願いいたします。
0639六億ワットNGNG
>>634さん、

 送信管が本来どういう動作をするように設計されているかを考えれば
分かるんですが、高圧かけて電流絞るB,C級用途の球に電流流したら、
本来の動作以上にヒーター(フィラメント)に無理強いさせることに
なるというわけです。プレート損失が安全圏内だからといって油断でき
ません。詳しく存じませんが801Aが短命といわれる所以もこのあたり
に原因があるのでは!?
0640上杉NGNG
AC点火派さん 応援ありがとうございます。
やはり並の増幅器じゃなかったんですね、だんだん不安増幅器になってきたりして(W
難しいほど出来たときの喜びも一塩って事で、ガンバロっと。
0641AC点火派NGNG
みなさん、貴重な意見をありがとうございます。
もし幸か不幸かこのスレがいっぱいになったら、次は「カソード保護を考えるスレ」
でも立てましょうか。(w
ML4さん、経済的な問題はたしかに、最大のかつ永遠の問題かもしれませんね。
PX25は欧州の名球です。大切につかってあげたいですね。
小生が直熱管のAC点火を尊重する主旨が、いくらかでも理解いただけたようで幸甚です。
残念ながらPX25Aのハムがどの程度なのか、聴いたことはないのですが、4Vだと
結構派手に出るような気がします。フィラメントは安泰でも、大変でしょうね。
しかし逆相ハム注入とNFBは、似ているようで、かなり違いますのでもう少し研究して
下さい。打ち消しという言葉に過剰反応されたのでしょうか?
逆相ハムは一切のループをつくらずに入力されています。ここは一般のNFBと全く
異なる点です。それでもいやだというなら、ムリにオススメしませんが、音の精気が
失われることはないと断言できます。「NFBと違うのです。」
出力信号のフィードバックではありませんからね。誤解なきよう。
理解せずに生理的に嫌うことは、あまりいいことではないですし。
PTの件は昼休みにでも書きます。では。
0642AC点火派NGNG
パワートランスは充分な容量の(良質な)ものからヒーター給電すると、意外とハムレベルが
下がることがあるそうです。(むろんゼロにはなりませんが)
是枝さんの考察・見解では、ヒーター巻線電流のひずみ成分が、影響しているのではないかとの
ことです。ゆえにヒータートランスを独立させるのが、もっとも理想的だとも仰っています。
PTを大きくするか(磁束密度を下げる)、ヒータートランスを追加するか。
これも残留ハムレベルを低下させる手段だそうです。
ノグチの120Mですか、せめて200〜300VAクラスのコアならば、という感じが
するのですがいかがでしょう。
0643@NGNG
ヒータートランスならノグチトランスから安いのが出てるね
0644上杉NGNG
ARUの材質構造がいくら探しても分からなかったので、思い切って是枝さんに聴いたところ、
写真付きでかなり丁寧に教えてくれました。
こんなに丁寧に教えてくれるとは、感謝感激です。
0645上杉NGNG
秋葉原に行ったついでに、ノグチトランスのぞいたら、
年内は無理かもと言ってたA-4006のチョークが来てました。
これでシャーシ以外全部揃いました。
ワクワクハラハラ
0646AC点火派NGNG
ハムノイズの低減のほかにも、直熱管ヒーターの独立トランスからの給電は、
効果があるように思います。あくまで聴感上の感覚なのですが、音場の見通し
がスッキリするような気がするのです。
これは我が家の2A3シングルでの実験ですが。
動作プロセスの明確化(こんな言葉があるだろうか)というか、なんとなく
気分がいいのも確かです。なんとも贅沢な3.5Wアンプですよね。(w
上杉殿、是枝さんにていねいに教えていただいて、よかったですね。
小生は是枝さんと会ったことも、メールのやりとりもしたことはないのですが、
なんとなくわかります。
尋ねる方に誠意があって、マジメというか本気の方ならば、きちんと回答して
くれるのでは、と思います。
ところで上杉殿、せっかく勉強したのですから、そのARUの話のサワリだけ
でも、ここで皆さんにご披露してくださいな。
ここはいやしくも、是枝さんの名がついたスレなのですし。(w
0647ML4NGNG
AC点火派さん

逆相ハム注入とNFBは、現象として違うことはわかります。でも逆相信号で打ち消すという
行為は同じではありませんか?これは趣味の問題ですので、これ以上はふれません。
電源トランスですが、以前はタンゴのMS250だったか、ぴったりのがあったのですが、今は
これくらいしか見当たりませんでした。ヒータートランスを追加することを検討します。
ありがとうございました。
もう一つ教えてください。スイッチon/off時の問題は、AC点火とダイオード整流のDC点火と
ではどうなんでしょうか?
0648名無しさん@お腹いっぱい。NGNG
電源トランスなら特注という手もあります
特注って言ってもそんなに高いわけでもないです
以前 Rコアの専業の某社に特注で巻いてもらった
ことがありますが,メールで発注,宅配便でお届け
代金は銀行振込ですが,手間もほとんどかかりません
ほしい仕様のものにできるので,考える価値は
ありますよ
0649AC点火派NGNG
趣味の問題ですからね、イヤだと拒否されればもう何もいえませんが。
トランス結合のアンプを、実はあまり好きではない小生です。
何故ってそりゃNFBがかけられないからです。(w  音質もおおかた、
イントラに支配されてしまいますしね。
是枝さんがよく主張されることですが、「正しくNFBをかけること。」
これはよいアンプを作るために、避けて通れない重要なことだと思います。
別スレを見ましても、NFBの罪悪論のような書き込みも散見します。
過剰なNFBというのは、たしかに音を殺しますが、正しくかけられた
NFBは音のベールを剥ぎ取ってくれます。
まあ、これだけ云っても判ってくれないのでしょうけど。勝手になさいまし。

電源投入時の問題でも、DC点火は憂鬱な点があると思いますよ。
直熱のしかも出力管クラスになると、消費電流は1Aを超えます。
これはフィラメントの直流抵抗値が、ものすごく低いことを意味します。
しかも通電前の低温のフィラメントの抵抗値はさらに低いのです。
SW投入時にどっと流れるフィラメントラッシュは、あなどれません。
電流計をつないでモニターしたことはないですが、規格値の倍くらいは
流れると思います。
さてこのフィラメントラッシュの、AC/DC比較ですが、DC点火の場合、
徹底的なリップル排除のために、けた違いのケミコンがヒーター給電ラインに
挿入されているはずです。整流されてケミコンにいったんチャージされた
DCがいっきにフィラメントに流れ込む感じです。オーバーにいうとダムの
決壊のような(w まあフィラメントは丈夫ですけどね。
キットの中には、わざわざスロースタート設計にしたものもあるくらいです。
DC点火のラッシュは、定電流回路でもつけないと、過酷だといえます。
できれば1Ωくらいの保護抵抗も、入れてあげたいですね。セメントで
いいですから。
さてAC点火の方も、フィラメントの抵抗値などはいっしょなのですが、
DCほどのラッシュはないといえるでしょうね。それはトランスのヒーター
巻線が、フィラメントにつながっているからです。トランスの2じ巻線には
それなりのインピーダンス・交流抵抗値があるからです。
ラッシュに対しては、わずかでもCHに似た働きがあるでしょう。
DC点火はこの巻線抵抗すら、奪ってしまうのです。あなおそろしや。
わかっていただけましたか。
0650ML4NGNG
AC点火派さん、

わかりました。でもラッシュカレントの量からいうと、あまり容量の大きいトランスを
使うのも考えものだ、ということになるのでしょうか?
0651上杉NGNG
ARUですが金色のパンチングメタルに赤色の密度の濃いフェライトを合わせただけです。
写真を見るとARUの孔を細い柱で縦5当分に区切り真ん中の部分はフェライトが在りません。
しかし、是枝先生が言われるには「ARUはなくてもかまいませんむしろないほうがよいでしょう」
とのこと、ARUがあると低音があまり出ないそうです、ないほうが低域がのびのび鳴るとのことです。
ARUの大きな開口部に厚手のサランネットをそっと付ける程度が良いらしい。

ずっとどうしようかと考えていたんですが、目から鱗のようにほぼ解決です(^_^)
06526V6好きNGNG
高度なやり取りが続いていて、中々割り込めない。

自分もAC点火派氏と同じで出来るならばDC点火はしたくない。しかし現状は
2A3ならいざ知らず、6V管以上(300B、NL-50、VT-62、50等)
はAC点火では厳しいものがある。4Vパワー管は微妙なところか。
音も私見ではAC点火の躍動感:DC点火の精緻感と言う風情と思う。是枝説に
よれば801A(VT-62)のDC点火は300hと言うことだが、本当か。
前述の自分の801As(6V6GT3結+イントラ・増幅無し+801Aアンプ)
の場合は1000hは稼動していると思う。レスを読んで心配して、ストックの
新品球と比較して見たが、電流値も音も然程変化は見られなかった。やはり新球の
方が音の輪郭が立っているような気がするが、心理的な要素なのか事実なのかは
判断しかねた。

このアンプの場合は、7.5V端子を整流し、4700μx2の計9400μを挿入
している。少なからず多からずと言うところだろう。C間に0.1Ω5Wを電圧降下
とラッシュ防止(効果は不明)を兼ねて上下対象に計2個入れている。ここは片側
だけではなく、半分を両側に入れると先輩から聞いたのでしたがっている。

単純なDC点火に1Ωもの保護抵抗を入れるとなると、電圧降下が大き過ぎて
6.3V球は6.3V端子からは点火出来なくなる。7.5V端子があれば大丈夫だろうが
トランスの工面が大変だ。AC点火派氏の意見は3端子レギュレーター+保護抵抗
だろうから、間違えないように。この場合も6.3V端子では無理だろう。
06536V6好きNGNG
>652訂正 300Bは5V管。失礼。
0654ハムNGNG
逆相を注入してハムを消すなんて云っているのは、
やったことが無い証拠だね。低音が出ない昔のスピーカーなら
効果は少しはあるが(ロフチンの頃)。難しいし、
音がにごるので誰もやらなくなった。
球は生き物でゲインが変わると盛大にハムが出るので、いつも調整が必要。
0655六億ワットNGNG
>>654さん、

かつてのアンプには、電源からのリップル分を取り出し、 ホイートストン・ブリッジ
で分圧、さらにトランスを介してトランスの二次側を終段のグリッド側に入れて
打ち消しを行うものがある。しかしこれは電話用であって、現代オーディオに必要と
される帯域まで有効かは不明ですね。

AC点火さん、水を差すようですが、、
 私は奇をてらうことはせず、DC点火を行っています。ダイオードブリッジの後は
シンプルなRCフィルター回路を用いることが多い。現在のところこれで何の問題も
ありません。Rを入れればラッシュカレントは問題ないし、RCの過渡特性を
考えればこれでラッシュカレントは軽減されるはず。ダムが決壊するのでは
なく、まずは水がたまるわけです。

フィラメントの片減りも取り正されますが、定量化された話を聞いたことが
ありません。このあたり、私は片減りよりも球そのものの使い方(どれだけの時間
どのくらいのEp, Ipで使うか、放熱はどうするか、など)のほうが寿命に
効いてくると思います。是枝氏は、長く使った300Bのフリッカノイズから片減りを
指摘されていましたが、ソケット端子の経年変化など、球以外にもフリッカを出す
要因はあるのでは?と思います。このあたりの測定方法が明記されていないので
記事を鵜呑みにできないのが正直なところです。
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