>>507
魚政は都心部から離れているので価格のコスパは悪くない。
形態の事実は知らないが家族経営的でカジュアル。経営者のストイックさが華やかさを抑制している。
移転してから長く経ってないから、建屋には年季が入っていない。
風情が足りず、真新しいぶん何につけても軽い印象は否めない。
生から捌いていることを証すために予め骨と肝を客に見せてから
骨揚げやわさび醤油で食べる肝を供するというストレートなプレゼンも野暮。
それら味は決して悪くはないが意図が透けて浅薄な佇まいになりかねない。

肝心の「とくちゅうかつまん」だが、炭火で焼きたてアツアツなのが災いしている。
部分的に強い火入れがされていてタンパク質凝固によって、部分的に旨味の脱落が生じてしまっている。
タレもかかりすぎていて過分にしょっぱい。
大江戸のように適度にかかっていて、あとは客の好みとするのが良い。

総じて、四ツ木という遠隔地へ出張って食するほどの決め手に欠ける。
エリア住人ならそれでイーブンだが、わざわさ鰻を食べるためにそこまで赴くほどの出色のデキではないというのが私の結論。