捕鯨なんかいらない 〜2幕〜
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0772名無電力14001
NGNG時々レスしておく。
すでにミルトン・フリーマンの原文も紹介しているが、ミルトン・フリーマンは、「くじら
の文化人類学」で以下のように述べている。
| 1887年(明治20年)には、鮎川は人口わずか 332人の小さな漁村であり、捕鯨
| 技術をもっている人は一人もいなかった。この地方では、江戸時代末期に網取
| り式捕鯨が試みられてはいたが、捕鯨の伝統が本当に根づいたのは20世紀初
| 頭になってからであった。
これをどう極解すれば「(1)フリーマンはこの地域に網取式捕鯨が存在したと主張
している」になるのかが、ぼくにはよくわからない。
仙台藩による網取り式らしき捕鯨は試験操業程度にとどまり、しばらく後にアメリカ
式捕鯨やノルウェー式捕鯨にとってかわられた。 どこをどのように理解すれば「よっ
て、この地域に捕鯨伝統があったことは確実」になるのだろうか。
このお方に説明するだけ無駄なのはもうわかっているが、どのように無駄なのかを
時々確認しておいた方がいいと思うので紹介しておく。
捕鯨推進派がこのような粗雑な主張をするやつばかりだと思われたら、捕鯨推進派
にとってマイナスだろうに、とおれは心配しているが、まあ敵方だから心配にもあまり
身が入らないというのが正直なところだ。
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