チェルノブイリ原発は莫大な補助金の見返りに閉鎖された、
 日本の原発推進派は、旧ソ連の原発は遅れていて、旧式で、古く、安全性も確保されていないが、日本の原発は安全だと主張している。
 旧ソ連よりも日本のほうが科学技術が進歩しているというわけだ。
 これはとんでもない嘘であり、まったくのでたらめで、大変な傲慢さを示すものだ。
 宇宙開発研究を比較しても、その他のあらゆる分野を比較しても旧ソ連は、決して日本よりも遅れてはいない。
 むしろ科学の分野では日本のほうが遅れている。
 チェルノブイリ原発事故のようなことは日本では起きないという保障はどこにもない。
 ただ安全ですよ〜、安全ですよ〜、と嘘の宣伝をするばかりだ。
 どんな事故でも発生するまでは、そんなことが起きるはずがないと言い張るもので、起きたら、予測不可能だったと逃げるものだ。
 予測不可能なのではなく、予測したくないのである。
 日本の原発推進派の手口は本当に汚いもので、何が何でも作るんだという狂った思想である。
 それはまるで、軍事独裁政権下の粛清であり、民主主義を無視する恐るべき弾圧主義だ。
 議論だの話し合いだのは形だけの表面的なごまかしであり、実際には住民の意見などは、はじめから聞く耳を持たない。
 何が何でも強引に建設し、どんどん拡大し、次々に新しい原発関連施設を増やして行く。
 そして何が起きても知らぬ顔である。
 原子力発電で、3割以上4割近くの発電をしているというが、これは国民の血税を燃やしながら発電しているようなもので、大部分が税金による発電である。
 その税金による発電をしておいて、さらに電気料金を徴収するのは二重徴収だ。
 その上借金までしている。
 これから生産され、蓄積される放射能廃棄物、放射能汚染物質は膨大なものであり、しかも半減期まで1万年以上という気が遠くなる年月が必要となる。
 これは未来の日本人にその管理を強制的に義務付けるということで、そんなことを勝手にしてもいいのか?
 そしてちゃんと反対をしているのに、反対はなかったとか平気で嘘を言う。
 こんなに正常な議論ができない国は他にない。
 日本ではいかなる理論も通用しないのだ。
 一部の支配者が何でも勝手に決めてしまい、それを議論するということは一切許されない。
 これは民主主義ではなく、明白な軍事独裁政治である。
 日本の政治は政治ではなく、独裁である。