■既存循環冷却設備
 ├→●非常用復水器=アイソレーション・コンデンサー
 │   概略図 http://www.hindawi.com/journals/stni/2011/827354/fig1/
 ├→●RCIC(原子炉隔離時冷却系)
 │   概略図 http://www.tepco.co.jp/fukushima2-np/1rcic0-j.html
 └ タービンの復水器 <-こっちは無理
 このどちらかにサイクロン気水分離器でも入れて回せば分離された水は高レベル廃液
 蒸気は低レベルとなって浄化しながら運転可能。

■既存設備を利用する循環冷却
 ├→●CUW 原子炉冷却材浄化系 で浄化しながら冷却
 │   概略図 http://www.tohoku-epco.co.jp/whats/news/2004/40723.pdf
 ├→●残留熱除去系 で圧力抑制室の水を冷却水にする
 │   概略図 http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu04_j/images/040924b.pdf
 │   問題点:汚水濃度上昇+
 └┬ ECCS(緊急炉心冷却装置)
   │ 概略図 http://www.fepc.or.jp/present/safety/shikumi/bougo/sw_index_03/index.html
   ├→●高圧炉心スプレー、低圧炉心スプレー、低圧注入系で圧力抑制室の水を冷却水とする。
   │  問題点:汚水濃度上昇+圧力抑制室を何かの方法で冷やさないと1日5〜10℃水温が上がる。
   └→●原子炉への冷却水注入を止め、格納容器スプレー系で外から冷却(汚染水が汚れない)
       問題点: この注水を冷やさないといけない。汚染濃度は上がらないので楽かもしれない。