東京電力に次のような過失があった人災だということもお忘れなく。
1.津波で交流電源が無くなった後、電源車を手配し到着したが、コードを用意しなかったので接続できず、冷却機能を回復できなかった。
2.ベントを首相から指示されたにもかかわらずしなかったため、大量の水素が発生し、1号機3号機の建物が爆発し、大量の放射能が飛び散った。
3.2号機のディーゼルポンプの燃料をチェックしなかったため燃料切れで冷却不能になり格納容器が壊れ超高濃度の汚染水が海に流出した。超高濃度汚染水を保管するため、高濃度汚染水を海に故意に捨てることに繋がった。
4.4号機の使用済み核燃料プールの管理をしなかったため、火災爆発が起き、大量の放射能が飛び散った。
要するに「電源コードさえ用意していれば」「ベントをもっと早くしていれば」「2号機ディーゼルポンプの燃料をチェックさえしていれば」「4号機の使用済み核燃料プールをチェックさえしていれば」放射能汚染は起きなかったか、ずっと汚染量は少なかった。