フランス、海底原発を開発=16年の稼働開始目指す 【パリ時事】

 仏造船大手DCNSは20日、原子炉を積載した筒状施設を海に沈めて発電し、
沿岸に電力を供給する「海底原子力発電所」の開発計画を明らかにした。

 通常の原発より大幅にコストを抑制できるのが特徴で、2013年の早い時期に
試作機の建造に着手、16〜17年ごろの本格稼働開始を目指している。

 「フレックスブルー」と名付けられた海底原発は、長さ約100メートル、直径12〜15メートルの
筒状で、重さ1万2000トン、出力5万〜25万キロワット。

 沿岸から数キロ沖合の深さ60〜100メートルに沈めて陸上から遠隔操作し、
海底ケーブルで送電する。(2011/01/21-05:34)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011012100076