>>352の原発反対論者のおっさん動画へ核医学医師からの反論コメ
よくまとまってるので引用してみる


プラントについては分からんが、放射線被曝についてなら反論できるぜ。はっきり言ってトンデモだ。

・現地の東電スタッフは、既に生死に関わる量の被爆をしている。
→俺が知ってる限りで最高値の400mSv/hは確かに非常に高いが、防護は最大の形で行っているはずなので、
実際に浴びている線量はこれよりは大分少ない可能性が高い。
また、このような場合には短時間交替で対応するので、400mSvをそのまま浴びているわけではない。
ただ、現地スタッフの被曝量が多いのは間違いないので、これは俺も心配している。

・最悪の事態が起きたら1週間で日本全土が放射性物質で覆われる。
雨が降れば地面に落ち水と野菜も汚染される。
→半減期の長いセシウムの大量漏洩が一番の脅威だが、構造的に大爆発は起こさないということなので、
漏れるとしても原発の場所からじわじわ漏れる格好になる。
水溶性なので雨で流れると海に出て希釈される。
なお、化学物質と違って放射性物質から出る放射線のみが問題なので、微量のセシウムは健康上の問題にならない。
ただし、セシウムの大量漏洩では原発周囲の土壌が汚染されるのは確かなので、
放射線量に応じて立入禁止区域を作ったり、土壌の交換を行う必要がある。
なお、1987年に廃病院に放置された医療用セシウムによる大規模汚染があったブラジルのある町は、
遅めの対応ではあったが土を入れ替えるなどの作業を行い、現在はリゾート地になっている。

放射性ヨードは半減期が8日なので、1週間経ったら半分近くまで放射能が減る。
また、放射性ヨードは、こんなので吸収するのとは比較にならないほどの大量を患者に投与するバセドウ病の治療法が存在し、
治療後20年以上の追跡で発癌の増加がない事が知られている。
希ガスはもっと半減期短い上に人体にはほぼ吸収されない。