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エネルギー関連ニュース速報 8

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0001名無電力140012009/12/04(金) 10:46:22
発電全般、新エネルギー、自然エネルギー、再生可能エネルギー、
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○前スレ
エネルギー関連ニュース速報 7
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1256036104/

○関連スレ
原発関連ニュース速報 5
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1254670887/
原発関連ニュース 意見・雑談・議論用スレ 2
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/atom/1244107508/

○参考リンク
Yahoo!ニュース 代替エネルギー
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/alternative_energy_sources/
Yahoo!ニュース 地球温暖化問題
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/global_warming/
環境研究技術ポータルサイト [国立環境研究所]
http://ecotech.nies.go.jp/
環境とCSRの専門メディア ecool(エクール)
http://www.ecool.jp/
環境メディア
http://kankyomedia.jp/
0037貼り漏れ2009/12/07(月) 22:45:56
エン振協、世界最大級の出力2メガワット海流発電システム開発へ
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120090625baag.html

 エンジニアリング振興協会(東京都港区、増田信行会長、03・3502・4441)は、
定格出力2メガワットの海流発電システムを開発する。海流発電機では世界最大級という。
2009年度は海上での係留方法などを開発し、11年度以降に実証試験を行い、実用化を目指す。

 エンジニアリング振興協会は開発に当たって、産学で構成する検討委員会
(山口一委員長=東大教授)を設置。本体比50分の1の模型を使った室内実験では、
20秒間で400ワットの出力を確認した。実用化ではタービン直径が33メートル、
発電機全体の高さは約50メートルにする。製造、設置コストも10億円以下に抑える計画。

 海流発電のカギを握るタービンは、ループウイング(東京都千代田区)が風力発電用に開発した
ループ型タービンを応用する。軸に当たる波の力をループ型の羽根の先端に集める機構で、
プロペラ型に比べて軽量化や大型化が可能だ。
0038名無電力140012009/12/07(月) 22:50:35
>>37 ソース
メガワット級海流発電システムについて
http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/kikaku/renewables/pdf/091023-7wave.pdf

(1)(財)エンジニアリング振興協会(会長:増田信行)は、海流発電機としては世界最大級である、
定格出力2メガワット(MW)(流速2.5m/s時)の発電システムを開発、事業化するため、昨年度から
基本設計を開始した。同協会内に、産学から構成さ れる「メガワット級海流発電システム実用化
FS検討委員会」(委員長 東京大学山口 一教授)を設置し、平成21年度末までに基本設計と実用化への
課題を抽出すること としている。本事業は、(財)機械システム振興協会が(財)JKAの競輪補助金の
交付を受け、その財源をもとに受託した事業である。

(2)本システムの実用化は、鳩山新政権が提唱した「CO2排出量を2020年までに1990年比で
25%削減する」という目標を掲げる我が国にとって、CO2削減に貢献することができる。
また、海流という海洋未利用エネルギーを利用した新たな電源に繋がる技術開発にもなり、
新産業創出や地域振興に繋がる可能性がある。特に、デ ィーゼル発電に頼らざるを得ない
内外の離島等における環境に優しい低炭素電源とし ての利用が期待できる。

(3)海流発電には、1日本周辺には黒潮流域等の膨大なエネルギーポテンシャルがあること、
2運転時にCO2を排出することが無く、環境負荷が極めて小さいこと、
3風力発電や太陽光発電と比較して出力が安定していること等の利点がある。

(4)これまで海流発電は、タービンの製造コストが高いことに加え、鋳造品のタービンは
直径11m程度が製造限界であること、FRP(繊維強化プラスチック)製品の場合は
海中での強度に不安がある等の技術的な課題があった。
0039名無電力140012009/12/07(月) 22:50:47
>>38
(5)これらの課題を克服するため、本事業では2003年に日本で風力発電用に開発された
「ループ型タービン」を海流発電に応用するものである。日本の独自技術に立脚 した
「ループ型タービン」の採用によりタービン直径を大幅に大型化でき、高出力、 高効率の発電が
可能となる。このため、プロペラ方式と比較して単位電力あたりの発 電コストを大幅に低減できる。
また、「ループ型タービン」は流体力学を応用した特徴的な形状を持ち、均質の薄板を曲げて
製作するため、加工しやすい上、軽量化かつ大型化をはかることができる。
さらに、構造的にも強く、耐久性に優れるという利点がある。

(6)因みに、開発中の2MWの海流発電機のタービンの直径は、直径33m(約11階 建てビルに相当)、
発電機全体では高さが約50mである。
海流発電の原理は、海の流れ(運動エネルギー)を、羽根(タービン)の回転を介して、
電気(電気エネルギー)に変換するものであり、流速とタービンが描く面積が出力を決める
大きな要素となる。また、2MWのシステムによる予想年間発電量は約 7,600,000kWh/年であり、
一世帯の年間電力消費量を3,600kWh /年とすると約2,100軒分に相当する。
さらに、予想年間発電量をCO2排出量に換算すると年間で約4,218t-CO2となる。

(7)平成20年度は、実証機の1/50スケールで設計発電量が約500Wの模型試験 機を設計・製作した。
模型試験機を用いた水槽試験において、水中での作動を確認し、 約400Wの発電に成功した。
また、本発電システムの基本特性から、システムの有 効性を確認した。
0040名無電力140012009/12/07(月) 22:51:00
>>39
(8)海外では、海洋エネルギー発電で最先端を走っている英国の Marine Current Turbines 社(MCT)は、
潮流エネルギーを活用する SeaGen プロジェクトにおいて1.2MW の実証機の設置を終了するなど
実用化への大きな前進が見られている。
他方、我が国の施策でも海流発電を含む「海洋エネルギーの利用」は「海洋基本計画」の中で
「海流発電等の効率性・経済性向上のための基礎的研究を進める」ことが提唱され、
早急に推進すべき課題として期待されている。

(9)今後、実証機の基本設計、海中における設置方法、メンテナンス、運転管理及び系統連係等に
ついて検討を進め、平成23年度以降の実証試験実施を目指す予定である。
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