>>678
まだ理解できないなら、もう少し説明を加えようか。

他の車の走行音が聴こえていない状況があるとする。その「聴こえていない」という事実も音情報の一種だ。
そして、「聴こえていない」という音情報を信じるから、車が迫っていないと思い込んで目視確認を怠り、結果として事故る。
人やチャリの事故には大抵この要因が絡んでいる。

音情報で分かるのは「車が来ている」ということだけ。
「車が来ていない」との確証は音情報では得られない。つまり確認できない。
HV/EVや高級車は走行音が小さいし、そうでなくても他の騒音にかき消されることも多いからな。
チャリなんかは元々無音だ。
「車が来ていない」ということを確認できる唯一の手段は目視確認。
そして、「車が来ていない」と確認できない限り、安全確認をしたことにならない。
音を聴いても安全確認はできない。だから音情報を信用してはダメ。
これは「安全な運転に必要な音又は声」についても同じ。
「クラクションやサイレンが鳴っていない」という音情報は、車が迫っていないことを意味しない。