iPodのUIは良く考えられているけど、
直感的でない部分があって、最初は戸惑う部分がありますね。

例えば、メニューの階層を移動する時に、画面は左右にスライドするのに、
ボタンは上下の位置関係にあるとか、
ホイールの操作が、上下動に変換されることとか。

円形になぞる操作は、言葉で表せば『右回し』『左回し』と言うように、
本来は左右方向の動きで捉える物ですが、
iPodはそれを上下方向の移動に使用していますからね。

対して、ボリュームなどの量の増減を行う操作に対しては直感的です。
世の中の殆どの機器のロータリーつまみと同じだからですね。

慣れで解決できる部分も多いですし、実際慣れてしまう訳ですが、
操作に対する反応が良いため、試行錯誤が容易に出来るからだと思います。
反応の良さもUIの一部と考えると、iPodはやはり優れているということかな。