まあ20世紀最後の真実も信じてしまった俺だが、
こういう話としては真実である可能性は高いほうの話だと思う。
金で事が済むあたりも実に中国らしい。
しかし真相は国共内戦のなかで利用価値があるかもしれない、
と思われた可能性のほうが高そうに思える。
それにしても途中で時計が止まってしまい、
李香蘭のレコードにすがる芳子と、
戦後も新しい時代を生きた山口淑子との対比が悲しかった。