>>575
if の使い方を見ると、大抵その人が Lisp に浸っているかどうかが分かる。
手続型言語から見ると if は「制御文」であり、処理の流れを切り替えるために 使う。たとえばこんな風。

(if need-hogehoge
(setq foo "hogehoge")
(setq foo "fugafuga"))

ああ、もったいない。if もやっぱり関数(厳密にはスペシャルフォーム)なのだ。
ifは第一引数の値 に応じて第二引数を返すか、第三引数以後の最後のものを返すかするという関数 である。

(setq foo (if need-hogehog "hogehoge" "fugafuga"))
これで、ifが返してくれる値を捨てることなくsetqに拾わせることができる。
とにかくLispは値が命。無駄に値を捨てない。もったいないお化けを出さない。