Linuxの件でもうひとつ。

HPC系からのフィードバックが早いんだよ、商用より。
商用の場合、機能の追加検討。予算取り。ここで半年。
さらに、仕様書。オフショアでの「初期開発」。ここで1年。
その上で、ぼろぼろのソースをクリアにする作業。テスト。ここで半年。
さて、リリースするころにはLinuxでは実装して、信頼性の話になってる。

実際に目にした機能で言えば、HP-UXのMC/SGがインドに移された際の品質
劣化の激しさは、多分、多くのエンジニアが共有してるはず。
11.Xの当初と11.12位の2度にわたってひどく品質が落ちた。EMSも同様。

Aix系ではWebSphereのメモリ間セッション情報の共有化の際だから、4→5
の時、同じようにインド化されて品質が劣化してたよね。
テキサス系の品質と比べて、お話にならないくらい。

そういうのを考えると、Linuxは日本・アメリカなんかのカーネルや組み込み系
の中核エンジニアが趣味で協力しちゃってるしねぇ。
そうなると、商用系はさらに競争できなくなっちゃうし。