RAID-Zは非常に頭の良い実装で、Disk追加するとこんな感じ。
[3台構成]
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[4台構成(1台追加)]
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つまり、増設後に新たに書き込まれた分だけ4台でストライプされる。
Disk 1台こけた場合のミラー再同期やRAID-Zのリコンストラクト処理も
全てのブロックに対して行うのではなく、実際に使われているデータ
ブロックのみが対象となる。
36GBのミラーを例にとる。SVMやVxVM、ハードRAIDでは36GBのフルコピー
となる。ZFSだと、36GBの内、使用量が10GBだとしたら、10GBのコピー
になる。ファイルシステムとボリュームマネージャが統合されると
こうした事が可能になるわけ。