弐兎追うものは、壱兎も得ず。

x86 Solarisと SPARC Solarisのこのどうしようもないジレンマ

もはやSunは歴史にこういことで名を残すだろう

『かつてはIT業界の風雲児と呼ばれ、WS〜Serverまでを牛耳った
世界的な企業Sun Microsystems。しかしその最後は実に惨めな
そして、静かな死を遂げた。

自らのプライド、無能なCEOそして、なによりも最先端を行くが故に
身近な部分にまるで目が行っていなかった。そして、それは土台を
崩し、SPARC、Solarisという存在自体に疑問符を投げかける事態に
発展した。その張本人はLinux, x86。

彼らは攻撃していない。Sunは彼らを友達だと逝った。だが、その友
人は企業体を持たない幽霊のような存在と、圧倒的なソフトウェア資
産とローエンドへの浸透、広告効果をもつ二つの存在。

Sunは2000年に入って一体何がしたかったのだろうか。
SunはCray・DECのように技術におぼれハイエンド重視の結果広告を
撃つこともなく、この二人の友人により死亡した。