インテルの“AMD互換”でItanium死に筋か 〜 64ビット激闘がSPARCとPowerに影響も
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040401/142322/

「米インテルは2005年中にItaniumの中止を公表するだろう。だらだらと引き延ばし,メーカーや
顧客の傷口を拡げることはしないはずだ」。こう断言するのは,『日経エレクトロニクス』誌でマイ
クロプロセッサを担当していたベテラン記者である。同氏は続けて「インテルの中では既に決断は
下っている。ItaniumはiAPX432(20年以上前に出荷したx86非互換の32ビットプロセッサ。インテルは
大々的に宣伝したが,結局中止に追い込まれた幻の32ビットチップ)と同じ道をたどる」と見ている。

 Itaniumのフェーズアウトを宣告するのは日本の記者だけではない。米Microprocessor Reportの
ピーター・グラスロウスキー編集長も,英Financial Times紙の中で「インテルはItaniumを維持するよりも,
今撤退したほうがいい。HP(ヒューレット・パッカード)にとっても,その決定はそれほど困難なことではない」
と言う。