>>622
>もしくは、弱小CPU連合でCPU統一してINTELと戦うとか
>すればよかったのかな?SPARC/MIPS/Alphaあたりで。

いや、PowerPCで、まさにそういうのが実際にあったんだけど。

1995年頃に「CHRP」(または「PPCP」)という規格だったのだが
PowerMacintoshを元に、オープンなハードウェアを作るという
計画で、ハードが普及すればAppleはMacOSのOEM販売で儲かると
いう「取らぬ狸の皮算用」をしていたものの、結局、当のApple
が経営難の影響からハードウェア販売の利益を死守するために
「Mac互換機排除」を断行したので、計画が全て流れてしまった。

当時は、AppleのMacOS以外にも、

・Sunからは、PowerPC版Solaris
・IBMからは、PowerPC版OS/2
・Microsoftからは、PowerPC版WindowsNT

などのリリースが予定されていて、一般には出回らなかったが
開発者向けのものがごく一部には配布されていた模様。それと
Linuxが移植されていたので、後にIBMがCHRPのロジックボード
のみを「Linux PPC用」として販売していたりもした。


<補足トリビア>
今でもMacで使われてる「OpenFirmware」は、この頃にCHRP用と
してSunの「OBP」を元に作られた物。