南北朝時代の武将・楠木正成と嫡男の正行(まさつら)をテーマに日本遺産認定を目指す運動を盛り上げようと
3月4日、少年時代の正成が学んだ観心寺(大阪府河内長野市)で
シンポジウム「日本遺産認定応援講演会 中世のサムライヒーロー楠公さん」が開かれる。
先着100人。
23日午前9時から電話で受け付けを開始する。

日本遺産は地域の歴史や伝統などを結びつけるストーリーを文化庁が認定する制度。
大阪府の河内長野市、富田林市、四條畷市、島本町、千早赤阪村と神戸市の大阪、兵庫6市町村は
昨年から正成、正行親子を主題にした日本遺産認定活動を展開している。

6市町村は文化庁に申請の手続きを終え、4月下旬ごろに結果が分かる見込みだが、
今回は観心寺とともに「人々の間で認定に向けた機運をさらに高めよう」とシンポを企画した。

当日は2部構成で、観心寺長老の永島龍弘氏が「観心寺と楠木正成」と題して講演を行うほか、
上方講談師の旭堂南青さんが「太平記 楠木正成」と銘打った講談を披露する。

河内長野市は
「今回のストーリーを作成するうえで、中心地のひとつとなった観心寺で正成、正行親子の魅力を知ってほしい」とPRしている。
シンポは午前10時開場で、同10時半スタート。
参加費500円。

以下ソース:産経west
http://www.sankei.com/west/news/170219/wst1702190025-n1.html