1942年10月、少女マリー=ルイーズの家のドアが激しくノックされる。
「保安警察だ! 戸を開けろ!」。そして、ドイツ領への転勤を拒否した
教員の父母とともに、一家は収容所へと移送された。劣悪な環境の中での
収容者たちの連帯、学問への飢え、勤労動員の体験、精神を支えた幸せな
幼い頃の記憶、そして故郷への愛を描いたアルザスの夜と霧。
http://www.h-up.com/2004-07.html より

法政大学出版局
定価2520円(本体2400円+税)
2004年7月23日発売
ISBN4-588-36603-3 C0023