>>177
はいはい
チロシンの脳・神経の研究に関して、下記の通り
「・睡眠不足後の覚醒の改善に経口摂取で有効性が示唆されている (PMID:7794222) 。睡眠不充分の約3時間後の精神運動検査における能力の持続時間がチロシン150 mg/kg摂取により延長したという報告がある (64) 。
・注意力欠損障害 (ADD) には経口摂取で効果がないことが示唆されている (PMID:2142699) 。成人における注意力欠損障害 (ADD) ではチロシン摂取により一時的に改善が見られる場合もあるが、耐性獲得が早い (PMID:3300376) (64) 。
ナルコレプシー (睡眠障害の一つで居眠り病ともいわれる) には経口摂取で軽度の覚醒効果が認められたが臨床的に有意な程度ではないことが報告されている (PMID:2572797) 。
・注意欠陥多動性障害 (ADHD) に対して効果がないことが示唆されている (PMID:3284877) (64) 。
・軽症のうつに対して効果がないことが示唆されている (PMID:2142699) (64) 。」

危険情報
「 ・食品中に含まれる量であれば、経口摂取してもおそらく安全と思われる (64) 。短期間の適切な経口摂取で安全性が示唆されている (64) 。チロシンは150 mg/kg/日を3ヶ月間まで安全に摂取できたという報告がある (PMID:3300376) 」

有効性
(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
「 ・経口摂取で睡眠不足後の覚醒改善に有効性が示唆されている。
・経口摂取で効果がないことが示唆されているのは、1) 注意力欠損障害 (ADD) 、2) 注意欠陥多動性障害 (ADHD) 、3) 軽度のうつ病。 (PMID:7794222)」