>>449
その通りですが、「サマータイム制」の擁護には全くなっていませんね。
どの辞典にも載っていることですが、少し説明を加えます。

現代文明で用いられている時刻体系は、地球の自転運動に基づく「太陽時」(この世界共通の呼称が「世界時」(グリニッジ時))と
地球の公転運動に基づく「暦表時」およびセシウム原子の固有振動に基づく「原子時」とを組み合わせたものです。
 「うるう日」や「うるう秒」の導入は、これら3つの時刻体系を調和させ、調整するために必要不可欠な科学的根拠に基づいた措置
です。
 それとは全く違って、「サマータイム制」は夏季に日光照射時間を有効利用するために北欧諸国が人工的に導入している制度です。
各国はその置かれた経度に対応する「地方時」を採用しています。しかし、様々な政治的、社会的、経済的事情によって実際の経度から
ずれた「地方時」を採用している国もあります。
 「サマータイム制」は、ある国が夏季に地方時を1時間進めるわけですから、「夏季には自分の国が位置している実際の緯度から1時間分
だけ東にずれた位置に国があると考えよ」という制度です。
これは、非常に野蛮な、時代遅れの制度だと思います。人間が時間とか空間とか何かを認識するときは、必ず「基準」を設けて、その基準
からどれだけずれているかで物事を判断するわけです。したがって、その「基準」がどこでも、いつでも、誰にとっても同じ安定したもの
であれば、安心して使えることになります。
 その逆をやろうというのが「サマ−タイム制」の導入です。現在何の問題も無く稼動している日本の時刻体系をわざわざ変更し、社会の
基盤である時間軸を年に2回人為的に動かす制度です。日本社会が混乱するのは目に見えています。