[読んだ時期] 20年以上前、当時既に古かった。
[舞台] 光速以下で航行する調査船団の話です。一度のミッションで2〜30
年を要する、というものでした。
[憶えていること]
・時は遠い未来、東西の対決は共産主義の勝利に終わり、地球は共産主義によって
平和に統治されていた(でも地球のシーンは出てこない)。
・主人公達は調査を終え、地球への岐路につく直前に、不思議な惑星に遭遇。この星
が、確かマントルが鉄で出来ており、引力が強く(地球の倍くらい)、主人公達は「鉄
の星」と呼んでいたと思います。
・惑星に降りるとまっくらで、こうもりみたいな生命体がいた記憶があります。
・調査を終えた主人公達は地球に帰還しておしまい。
・「あの生命体は、もしかして・・・・かもしれない」とか、そういうセリフが最後のほうにありました。

起伏のない本でしたが、昔目を通した何かの書評?では”名作”とされてました。
ずっと「鉄の星」というタイトルだと思っていたんですけど、間違えて憶えていたようです。
もう一度じっくりと読んでみたい(投げ出すかも知れませんけど)ので、よろしくお願いします。