オカルト板で紹介されていた小説です。タイトル教えてください。
これ以降続きが紹介されないのでとても気になります。


外国のSF短編小説から

タイムマシンが開発された世界、為政者達はそれを使って未来世界を見ようと思う。
未来に存在するものを現代に持ち込むことによるタイムパラドクスを防ぐため、未来に送り込むのはビデオ付きの偵察機のみとした。
計画は行われ、偵察機のビデオを再生するとそこには立派な高層ビルが立ち並ぶ清潔な都市の姿が合った。
未来は明るいと大満足の為政者達だったが、しばらくするともう一度未来世界を見て見たいと思うようになった。
再び計画が行われたがビデオには素晴らしかったビル郡は映っておらず、現代文明にも至らない原始的な町が存在していた。
この結果に驚いた為政者達は、最初の偵察機によって持ち帰った情報を自分達が知ることが未来を変化させた原因だろうと考えた。
人類の衰退の原因を詳しく調べるため再度偵察機は送り込まれた。
しかしながら偵察機の撮影した未来は戦争後の焼け野原などますます酷くなるばかりだった。
そして何度目かの偵察機を境にビデオには人どころか都市の残骸も存在しない美しい野原だけが存在するのみとなった。
もはや偵察機では人類滅亡の未来を変えられないと、有人の未来旅行が計画された。