大元帥の『スペースオペラの読み方』、宇宙船レースの項をを読んでてふと思い出したのですが、タイトル等思い出せません、宜しくお願いします。

# 読んだ時期 2〜3年前だと思いますが、古い作品もかなり読んでるので刊行時期は全く不明。
# 国内作家か海外作家か 海外作家だと思います。
# ジュブナイルか大人向けか 大人向けです。
# 媒体 文庫本だったと思います。
 【内容】
 人類は宇宙文明のなかにあって『レースの管理者』という特殊な位置にいる。レースは各惑星のプライドを掛けて争われ、レースの公平性を保つことが、弱小種族である人類の存続の鍵となっている。
 主人公はレースのトラブルを解決する要職にあり、彼の巻き込まれるドタバタがメインのコメディタッチ。
 レースは様々な惑星から送られてくる動物を、移動方法、大きさ等でクラス分けして行われる。(重力等を考慮してハンデも与えられる。)
一部の参加者は動物に関する情報を秘匿してレースを有利に展開しようとする。そのような八百長の対処も主人公の仕事。

 【記憶に残っているエピソード】
・重力の変動する環境の動物を低重力側で申請してハンデを減らす八百長を発見。
・騎手であるアマゾネスが敗北後自決しようとするが、主人公に止められ、その後主人公に無理矢理仕える。
・これからレースに参加しようとしている惑星のVIPの対応。
・転送費用等は主催者が負担する(場合もある?)が、ある未開惑星の費用が莫大なため、調査すると、貴族が大量の奴隷(?)をつれてくるためだった。


短編だったとは思うのですが、それにしてはネタが詰め込まれ過ぎ。連作或は長編だったかもしれません。
私の脳内補完かもしれませんが、人類がこの様なニッチに収まるまでの過程を示す様な作品もあったような気もします、記憶と妄想が入り交じっている様なきがしてなりませんが宜しくお願いいたします。