20〜25年前に読んだ本で、もう一度読みたくなったものの、題名を忘れてしまったのでお知恵を拝借させてください。

[いつ読んだ] 20〜25年前
[メディア] 確か雑誌。SF宝石? かなにかのSF雑誌だったと思います。
[内容]
 主人公は不動産屋の2代目か3代目か。冒頭で、店を新しくしたら敷居が高くなり、今まで寄ってくれた常連も顔を出さなくなったとぼやいている。
 店の壁が崩れ、そこには異世界が広がっているのに気づく。
 異世界を不動産として認めさせるため、裁判を起こし、負ける。負けたことにより、土地が法的に「ない」ことになったため、逆説的に所有権を得る。
 わざと負けるために、弁護士はその土地を見なかった(その弁護士の無意識の行動で裁判官が土地があることを信じてしまうのを防ぐため)。
 念仏かなんかを唱えたクライマックスで壁が割れ、異世界が現れることを演出。
 主人公は異世界の土地を売って大もうけして終わり。

すみませんが、宜しくお願いします。