>>762
君に聞きたい。読みはじめてすぐに「臭井家」「丸茂家」
などの単語が出てきた時に、どんな舞台設定だと思った?
まったく違和感はなかったかい?

>>780氏の説明によって、多少は日本名の意味が分かったが、
それはトールキンの無知から生じた実情にあっていないモノだと言える。

英語では、ギリシア語やラテン語の人名を英語読みさせることによって、
「西方語の原典を英訳した」モノであると読者に認識させることが出来るかも知れないが、日本で英語と同様に「臭井家」「丸茂家」と訳したところで、作品にそうした「香り」を付加することは出来ない。

わたしが>>781で述べたように、トールキンの移行とやらも強制力はなく、
日本名を排除できるならば、作品の雰囲気をぶち壊しにしなくても済むという話だ。

映画の指輪物語の訳を作る時、瀬田氏の訳に従い「中つ国」はそのまま
用いられたが、「駿夫」は使われなかった。
なぜなら、視聴者がそれを名前と間違って、混乱をきたす可能性が大きく
物語に集中できないからだ。
無論、「臭井家」「丸茂家」など作品をぶち壊しにする名称は論外だ。

映画、小説を問わず、物語に集中できない固有名詞をつけて、視聴者、読者を惑わしたところで何の意味もない。