いのまたむつみもルビス伝説とかやってたころの絵は好きだったな。
私はゴルゴンとか血のごとく赤くあたりの絵が好きだった。
今回の絵のように自分で想像する余地がなくなってしまうような挿絵はちょっと萎え。
バイティングや鏡のようなものはいいが、今回のような絵だと「像」が完成されてしまっているから
どうしてもそれがちらついてしまう。頭が固いんだよ。_| ̄|○

最近の表紙で秀逸だと思ったのは、ハリーポッターの表紙。ああいうのはいい。
あれこそ、読み返して本を閉じた後「ああこういうことだったんだ」と更に感動し、読み返したくなる気持ちにさせる、
「本と表紙で一冊の本」と言えると思う。
ああいう挿絵が欲しいんですよ。

若年層むけのライトノベルも読むから、今回のような挿絵はそういう人達に「表紙買い」させるためだったり、
手にとってもらうきっかけにさせるというのはわかるけど、
タニス・リーの作品が好きだからこそ、ファンとしてはもっとこだわってもらいたいと思うわけです。
おばはんの保守的な考えなのかもしれないけど。
ライブドアの堀江社長のように新風を巻き起こす人物を否定するフジの日枝さんみたいにね。
リー作品が読めればどうでもいいよ!と思う反面、こういう考えかたもしてしまうんですよねぇ。