>>237
光秀にとっては、信長が極めて手薄な状況で京に居ることが確実で、秀吉と勝家は遠征中で遠方に釘付け、しかもそのタイミングですぐ近くで何ら怪しまれることなく堂々と兵を動かせるという、もう2度とありえないような奇跡的なチャンスが巡ってきた
この状況で光秀が謀反を計画した場合、まず極めて手薄で足取りの把握も確かな信長を討ち取ることまでは確実に計算できる
問題はそこから権力の掌握をできるかどうかが不透明な点
遠征中の秀吉や勝家が急いで帰ってくることは容易に想像できるし、それらを返り討ちにするためには諸将に援軍を出してもらわないといけない
そのタイミングで、親密な家康がたまたま安土を訪問してたとなれば、家康に相談の上、ことが成った場合には家康が助力するという約束を取り付けたとしてもなんらおかしく無いだろ
家康が急いで三河に帰って兵を動かしたのは、光秀を討つためじゃなくて光秀を支援するためだよ
この点だけは明智憲三郎氏の言説は正しいと思う