>>553
そうか、お前は棟別銭以外は武田領に年貢も他の税金も存在しない天国だと言うんだな。だとしたら武田領ってどうやって金を調達してたんだ?

棟別銭は1555年の時点で一軒250文。これを2期だから1年500文。ちなみにこれは甲斐放光寺の税金。寺が1年で500文で税金済むんなら凄く安いねえ。

1580年だと棟別銭は342文に跳ね上がるから、1年で684文。これは甲斐井口郷の例。

ただし、問題は税率が跳ね上がっていることより、武田勝頼の時代に2度も重く改定された事実。

しかも棟別銭とは別に、1578年から武田領に「諏訪大社造営役」が課され、各地に関所まで設置されている。

これは平山氏の研究によるものだが、平山氏はこれだけ課税強化したのには、武田信玄の晩年から既に武田の無理な出陣が相次いで財政が悪化していたのも一因しているとある。

いい加減嘘はやめて、具体的な数値か史料を示せ。