戦国ちょっと悪い話34
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
0001人間七七四年
2012/10/23(火) 19:20:04.34ID:FaZWZMUh戦国ちょっといい話・悪い話まとめブログ
http://iiwarui.blog90.fc2.com/
書き込む際にネタがかぶっていないかなどの、参考にしてください
前スレ
戦国ちょっと悪い話33
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1344939207/
姉妹スレ
戦国ちょっといい話35
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1350554902/
【既出】の戦国ちょっといい話・悪い話を話そう
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1350227528/
鎌倉・室町 ちょっといい話・悪い話
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history/1286650888/
このスレの武将などに対する愛称等の、用語解説はこちら
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2161.html
逸話に対する過度の真贋論争、揚げ足取りなどは、無駄に荒れるもとになります。
そのような議論はこちらでお願いします
【真?】戦国逸話検証スレ【偽?】
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1196778610/
0815人間七七四年
2012/12/19(水) 03:01:48.67ID:4DTDAUTF石見本同士を叩き合って石の良し悪しを客に教えてたりはしてた
>>814
ちょっと趣旨がずれるけど、鼠小僧でぐぐって墓石にまつわるエピソードを読んでみると良いかも
昔からの墓地の、古い墓の蓮華が欠けているのも博打好きの仕業であることが多い
0816人間七七四年
2012/12/19(水) 04:39:07.07ID:F6PdzPoTこれ長慶さんが息子の墓を叩いたわけじゃないでしょ?
0818人間七七四年
2012/12/19(水) 14:45:06.68ID:0YsdnxQ6墓石を削れば薬になる、て信じられてたのでは
0819人間七七四年
2012/12/19(水) 14:57:01.73ID:Ane5dlL0実際に皆が叩いてたわけじゃないと思うよ。
0820人間七七四年
2012/12/19(水) 16:01:13.71ID:52/mes1M0821人間七七四年
2012/12/19(水) 16:10:35.02ID:iU+P6x/10823人間七七四年
2012/12/20(木) 21:49:24.44ID:t10VLyXq夏冬の区別があり、多くの、そして良質の銀や他の金属も産する。
15の王国にわかれ、うち一人を他の王が認めれば皇帝なのだが、現在彼らを統率する者が居ないので、
誰も皇帝ではない。また4人の王が既にキリスト教徒になった。
全てに豊かであり、雌牛、鹿、家畜化した、あるいは野生の豚、野兎、雉が、野や山を埋め尽くしている。
畑は一枚6マラベディーの値である。他の家畜の雌鶏がたくさんいるし、小麦、大麦、米、他にも種子類がふんだんに採れる。
また果物類、多様で良質な梨類、桃、すもも、栗、胡桃、どんぐり、瓜、それに黒い小粒のブドウも山野に満ちている。
だから必要とあればこのブドウからミサ用のワインが出来、それを以ってミサを捧げられるだろう。
このワインはよく飲まれている。当地原産の良質なワインもたくさんあって、いずれも安い。
半リブラ(1リブラは約460グラム〉くらいの大きさのパン15個で1レアル、しかも白くて良質である。
骨なしの雌牛の牛肉2.7リブラが1レアルで買えるし、雌牛1頭では5から6レアル、それでも高いくらいだ。
魚も豊富でとても安い。
土地の人々とは極めて友好的な関係にあり、特に王とその父親とはうまくいっている。
住民は非常に清潔で衣服もこざっぱりしている。それに大変好戦的かつ勇敢で、あらゆる武器で武装し、
良い鉄砲、槍、刀(一撃で人を切り倒せる武器である)、弓、矢、胸当て、背当てを持っている。
キリスト教徒の武士は大変清潔で美しい家を持ち、イスパニア人のように武器を携行する。
馬も小さいながら、何頭も所有している。
宣教できる人間さえおれば、瞬く間に全員がキリスト教徒になるであろう。
既に洗礼を受けたものは、典礼もないのに、見たところ立派なキリスト教徒である。』
以上、平戸に上陸したアウグスチノ会員フランシスコ・マンリケが現した『日本』の姿である。
ちなみに友好的な関係にある王とは、平戸の松浦隆信のことらしい。
(フランシスコ・マンリケ1588年3月1日付書簡)
だいぶ「どこの国の話?」と言いたくなる、日本についての報告であるw
0824人間七七四年
2012/12/21(金) 01:01:27.50ID:pXRohuVd0825人間七七四年
2012/12/21(金) 01:07:21.99ID:zkMr7BhPこのころはまだ、欧州より東アジアの方が富んでいたということだね
このあと、植民地からの収奪で飛躍した欧州と差がついてしまうが。
0826人間七七四年
2012/12/21(金) 01:24:22.05ID:VWOvGnvE0827人間七七四年
2012/12/21(金) 10:49:39.15ID:Q8qrY0HHを引き出したいわけで
だから「ここは有望ですよ!」ってことをMAXアピール。人についても土地につい
ても、報告書では盛りまくったんじゃないかと
どうせ本国で報告書読む人には現地の実情なんて見えないわけだしw
0828人間七七四年
2012/12/21(金) 13:30:38.60ID:OlFrgKA/0829人間七七四年
2012/12/21(金) 13:39:23.52ID:llrH0Ssp明らかに盛ってるわなw
0830人間七七四年
2012/12/21(金) 16:21:46.61ID:EscrAhuTいわゆる小氷期まっただなかだし
0831人間七七四年
2012/12/21(金) 16:32:46.87ID:pWcyw8760832人間七七四年
2012/12/21(金) 17:02:32.28ID:9CyN3gnXちなみに一反=一石を適用するならば、日本の場合は1ha(10反)だと1.5tの米が収穫できる
重さだけで考えると二倍以上〜五倍は違うからな・・・
0833人間七七四年
2012/12/21(金) 17:11:43.58ID:71al5+CE0834人間七七四年
2012/12/21(金) 19:48:59.19ID:ITDBxvqF0835人間七七四年
2012/12/21(金) 20:00:19.71ID:XjnCzKtJ0836人間七七四年
2012/12/21(金) 20:03:35.67ID:RGQDRi8U0837人間七七四年
2012/12/21(金) 20:26:01.53ID:9CyN3gnX貧者のパンは伊達じゃない!
0838人間七七四年
2012/12/21(金) 20:51:44.99ID:rc3mURLwまぁ、同時に梅毒まで撒き散らしちゃったのはご愛嬌ってかwww
0839人間七七四年
2012/12/21(金) 21:40:59.84ID:cVnLvN3Q大内に付くことを決心。大内義隆のもとに嫡男隆元を人質として送り、甘ことの手切れの準備は整った。
そこで元就は、出雲の月山富田城に人質として毛利家より出していた、光永中務少、赤川十郎左衛門と
密かに連絡を取り、尼子と手切れになること、よって隠密に尼子領より脱出するようにと伝えた。
これによって両人は相談し、夜中に忍んで脱出をはかったが、どこからか情報が漏れたのであろうか、
富田城の者たちが聞きつけ、脱出する両名を大勢で追いかけ、大楽というばしょにおいて、光永中務少は
共の者たち15人と、一所にて討ち死にしてしまった。
しかしその間に赤川十郎左衛門は切り抜け、無事吉田に帰還した。
(吉田物語)
この時代の、人質というものの過酷さが現れた逸話であろう。
0841人間七七四年
2012/12/21(金) 21:46:18.17ID:KhGRsx690842人間七七四年
2012/12/21(金) 22:18:08.99ID:rc3mURLw一極集中はいかんってことよね〜
0845人間七七四年
2012/12/22(土) 00:47:24.68ID:Mv/KCpkiでもこれが無かったらJFKが大統領になる事もなかったか
0847人間七七四年
2012/12/22(土) 03:18:53.73ID:20g7S1XL赤川って聞き覚えあると思ったら、
隆元暗殺(疑惑)の赤川元保の兄か。
ここで生き残った事で、息子が赤川元保の家を継ぐのか。
なんというか浮き沈みの激しい人生やな。
0848人間七七四年
2012/12/22(土) 09:00:15.03ID:xpq9YhU6まぁ、言い過ぎだけどさwww
0850人間七七四年
2012/12/22(土) 10:11:20.32ID:0+mhat6C0851人間七七四年
2012/12/22(土) 10:17:30.42ID:yLbUWFHf0852人間七七四年
2012/12/22(土) 12:29:47.57ID:8PLO+WhI老人の中には戦時中これしか食べてなくて大嫌いになった人も多いな。
0854人間七七四年
2012/12/22(土) 17:18:33.80ID:Mv/KCpki0855人間七七四年
2012/12/22(土) 20:48:57.32ID:EwOjHy7l{{ ,. ------- .,γニニニヽ
у´: : --: : : : : : : :`ヾ {:_:_:_:ミト
,. ´ ̄` : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : :ノ
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/ }:{ : : |: : |W |/ l' 弋zツ从{: : : : |: :| ┃ 十 |  ̄フ __ / ┃
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′ 冫‐‐、! |ニヽ 〉≧r 、
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}ア⌒ヾニr=ミ } \ }ニ/ニニ=- ´| | /
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0856人間七七四年
2012/12/22(土) 20:49:26.85ID:EwOjHy7l0857人間七七四年
2012/12/22(土) 20:52:38.26ID:fizCT++q関が原で便乗裏切りしたあげく所領没収された
影の薄い悲惨な赤座さんについて話せということか
0858人間七七四年
2012/12/22(土) 20:59:44.82ID:FDVrbrAB0859人間七七四年
2012/12/22(土) 21:07:18.93ID:kZ8VV+lG毛利家中から裏切り者呼ばわりされた吉川さん(読みは違うが)
…、一人足りない
0860人間七七四年
2012/12/22(土) 21:11:43.76ID:8YzjGYxRちなみに幕末に子孫が、水戸天狗党鎮圧行ってる。
0861人間七七四年
2012/12/22(土) 21:18:02.54ID:fizCT++q山田風太郎の天狗党をモデルとした小説で
自分が降伏をすすめたために無残に殺されてしまった、と精神を病んで死んだ
って書かれてて本気にしてた
0862人間七七四年
2012/12/22(土) 21:28:17.01ID:P/u3oaBx直保の息子も裏切りのイメージを嫌ったとか?
0864人間七七四年
2012/12/22(土) 21:47:26.67ID:1bAaG98aつまりあの越前の狂犬とも同僚だったということだ。
0865人間七七四年
2012/12/22(土) 23:43:55.59ID:egkfmNX5弥吉は軍令に背いて勝頼の本陣へ打ち入り高名をあげた。
しかし、それは徳川家康を激怒させることとなり、弥吉は恐れて
本多忠勝の家に逃げ入って許しを祈ったが、許されず終いには
切腹を仰せ付けられた。
家康は何事にも心が広く情け深い人だったが、軍令に背く者に
対して厳しいことはこの類であった。
――『徳川実紀(柏崎物語)』
0868話の流れ上あえてこちらに
2012/12/23(日) 12:04:52.07ID:f+nHlxNe敵陣である西軍の彼方より散発的に銃弾が飛来するようになった。
この時にはまだ開戦には至っていない。
前衛三番隊に陣取っていた黒田隊に居た大道寺孫九郎が進み出て敵間を伺っていたが
如何にせんとも視界が完全に閉ざされている。
黒具足の武者が横合いから進み出、手綱をゆらりと打ち掛け心静かに敵方を見据えていた。
すると徐に振り返り独り言を呟いた。
「只今に戦は始まるべし」
これを聞いた孫九郎はその武者にそれは如何に、と問いかけた。
「敵間が近くなる程足軽はうろたえ、弾丸を筒の中へよく入れ得ぬ故に弾に力が無く
味方の足下へころころ落ちるものである。機は熟した」
と言って馳せ帰った。
後に聞けば、この黒具足の武者は井伊直政であった。
『名将言行録』
味方の展開状況と敵の状況視察のため
あえて目立たない黒具足を着て自ら物見に出ていた直政は急ぎ自陣へ戻り
家老の木俣守勝に戦機の切迫を告げ指示を出した。
機敏にいつもの朱具足に身を包み、今度は開戦の備えに駆け出したという。
0869人間七七四年
2012/12/24(月) 06:15:52.29ID:Tw8CTV1P視覚ではなく聴覚で足軽が時折放つ銃弾の落ちる音で戦機を計っていたということか
この後の抜駆けは…
口火を切る潮時の判断一つで勝敗が大きく左右する事実
徳川が天下を取る上での面目を大いに立てることになったし
市松と才蔵が更に奮発する足掛かりまで固めた
目付の対象であった市松の性格を考慮した上での全てが計算づくであったと考えると
家康も褒める事はあっても咎める事はないだろう
0870人間七七四年
2012/12/24(月) 07:04:00.27ID:dhTYqbHr直政の召替具足が黒?
メインがダメになったら赤備えで一人だけ黒に・・・と思ってググって見たら召替具足も赤だったでござる
0871人間七七四年
2012/12/24(月) 08:26:22.03ID:hhZVrk98二毛作、三毛作とやってたしヨーロッパ人から見れば
食料豊富に見えたのかも。あと向こうはギルド(日本でいう座)の力が強かったから。
安土城の楽市楽座を見た宣教師が安土の城下町は
楽園のようだと書いてたとか書いてなかったとか。
0872人間七七四年
2012/12/24(月) 12:06:43.44ID:P/+P0KzR0873人間七七四年
2012/12/24(月) 12:11:31.33ID:U9TsOr9h大谷好きからは忌み嫌われて悪名高くなる一方だしで散々だよね
0874人間七七四年
2012/12/24(月) 12:57:50.34ID:3ga+/rTp0875人間七七四年
2012/12/24(月) 13:50:20.56ID:Tw8CTV1P0876人間七七四年
2012/12/24(月) 17:59:47.06ID:FOSIncts0877人間七七四年
2012/12/24(月) 19:08:05.95ID:L6D772zb0879人間七七四年
2012/12/24(月) 20:06:44.17ID:F79U+TuQ9月4日、尼子晴久が着陣した夜、毛利元就は家臣たちとの物語の中に、
「敵兵の首を一時も早く実検したいものだ」
と言われた。これを児玉與八郎が聞いて、
『容易いことである。明日討ち取り、お目にかけよう』
と考え、破れた笠を付けて網を持ち夜中に城を出て、敵陣の前に多治比川と言う小川があったのだが、
ここに一人でいって魚を獲っていた。
そうしているうちに、敵よりこの川に小便をしに出てきて、各々用を済ませて陣屋に帰っていったが、
2名ほど残って未だ小便をしていた。
それを見た與八郎、今だ!と蓑の下から脇差を抜き、一刀で首を討ち落とし、これを掴んで逃げ出した。
敵陣はこれを見て、大勢が追いかけてきたが、與八郎はその頃若さの盛でもあり、難なく城に駆け込み
「御感に預かるべし!」
と申し上げた。
元就はこれを聞くと、しかし
「大敵を引き受けての籠城というこんな時に、若気とは言いながら、なんと要らぬことをするのだ!」
と、大いに怒り、與八郎は勘気を蒙ったとのことである。
(吉田物語)
児玉興八郎、良かれと思ったのに怒られたというお話である。
0880人間七七四年
2012/12/24(月) 20:09:50.04ID:3i1w+TmF0881人間七七四年
2012/12/24(月) 20:21:50.19ID:nyrf6heK0882人間七七四年
2012/12/24(月) 21:13:25.43ID:a/gBLp+f0883人間七七四年
2012/12/24(月) 21:18:14.66ID:zyxXrSJi0884人間七七四年
2012/12/24(月) 21:44:20.04ID:PGi18RRf0886人間七七四年
2012/12/24(月) 22:29:52.66ID:6Fzkypgi0888人間七七四年
2012/12/24(月) 23:49:29.11ID:UoAYNgIuところが傍輩の嫉妬によって讒言され、道三はこれを信じて角弥の出仕を止めてしまった。
角弥は迷惑して「それがしの誤りは何でありましょう。承りたい」と人を介して尋ねるが、
道三の返事はなかった。角弥は「もはや主君との縁は尽きたのだ」と悟り別の縁を求めた。
その後、角弥は摂政殿に奉公することになった。彼は器量・骨柄・心様ともに人よりも
優れていたので、摂政殿は角弥を最も重用した。かくして角弥は二年の間御所にあった。
道三はそのことを聞きつけ、摂政殿に使者を送り「角弥を賜りたい」と申し上げた。しかし、
摂政殿は「呼び返す程欲しき者をどうして追い出したのだろう。叶えられないことだ」と断った。
道三は諦めずに千度百度頼んだが、摂政殿は「この者だけは出すことはない」と断固拒否した。
大いに立腹した道三は「それならば討手を上らせる」と決意し、山本伝左衛門と須田忠兵衛
という二人の大剛の者を京都に派遣した。二人は中々角弥を見つけられなかったが、
ある御節会の時、禁中に渡る摂政殿に角弥も供奉していた。この時、二人は角弥を見つけ、
角弥も見合わせてお互いに「あっ」と思ったが、摂政殿の警固は厳重で両人は手を出せず、
その日は空しく諦めた。それからの二人は角弥を討つ機会を毎日窺った。
一方の角弥は「あれは討手に違いない。殿下にこのことを申し上げたほうが善いのではないか」
と思い、ある時摂政殿の様子を窺ってその旨を申し上げた。摂政殿は直ちに奉行所へ
「かかる者が京都にいる。厳重に捜査して洛中より追い払え」と命じ、長高と貞親が洛中に
「この者を一時でも抱えた輩は処罰する」と触れを出した。この状況に両人は是非もなく帰国し
道三に報告すると、道三もどうしようもなく、そのまま角弥殺害を諦めてしまった。
――『室町殿物語』
0890人間七七四年
2012/12/25(火) 13:57:31.25ID:/io3l8860891人間七七四年
2012/12/25(火) 14:10:21.46ID:Sx2pncVL家康「しかしだな、結果的に味方は大損害を…」
直政「じゃあ、自ら敵に突っ込んでいくような男はお嫌い?」
家康「そ、そのようなことはないぞ///」
0892人間七七四年
2012/12/25(火) 14:17:00.22ID:a5ZDCWX4何でって聞かれるほどの手間は掛けてないし
0893人間七七四年
2012/12/25(火) 15:58:03.21ID:YlWUj1pp総指揮官としてはアレだけど、現場指揮官としてはすこぶる優秀な人だし
0895人間七七四年
2012/12/25(火) 22:01:55.73ID:0wz/8eSZ0896人間七七四年
2012/12/26(水) 00:27:24.19ID:f6/0IznDクリスマスだったからっていちゃついてるんじゃねーぞw
あ、もう26日か
権現様お誕生日おめでとうございます
0897人間七七四年
2012/12/26(水) 02:42:04.09ID:hvn5iwYX大失態があったとはいえ、助けたくなる何かがあったんだろうな
0898人間七七四年
2012/12/26(水) 07:18:06.93ID:vEVuEvQh忠吉サンとか「だから(義)息子の前でイチャつくなよな…(*´・ω・)(・ω・`*)ネー」
帯刀サンとか「|ω・`)……………。゚・(ノД`)人(´Д`)人(Д` )・゚。」
健全三河武士「∩(´・ω・`)つ―*'``*:.。. .。.:*・゜゚・* もうどうにでもな〜れ」
08991/2
2012/12/26(水) 21:06:18.43ID:1lrPS9Ok天正12年(1584)、羽柴秀吉と織田信雄の仲が険悪となると、秀吉と通じたとして
信雄が三老臣(岡田重善・津川義冬・浅井多宮丸)を誅殺するのではないかという
風聞が流れていた。
3月3日、上巳の祝いのために鷹狩で獲った雁を与えると
三老臣へ使いがあったので、皆出仕した。
各々が饗膳の席に着いたころ、信雄は南蛮張の大筒を出して、
これは父祖より譲られたものであると言ったので、岡田・津川は謹んでそれを拝見した。
信雄はさらに岡田に対し、その大筒を持ってみよと言い、
岡田が畏まって大筒を取り手に持った所、土方雄久が飛び掛って抱きつき、
片手に短刀を持ち岡田を突いた。岡田は突かれながらも土方を引っ立て脇差を抜いた。
信雄は大左文字の刀を抜き、岡田を斬ってくれようと、
「雄久放せ!」と命じたが、
土方は、
「大事の役目なので放すわけにはいきませぬ、早く某もろとも斬りなされ!」と答えた。
0900人間七七四年
2012/12/26(水) 21:12:51.10ID:LSyBy1dk豊臣方の大野治房の軍勢が紀伊国に向かう途中、和泉国貝塚で、願泉寺卜半斎という物の出迎えを受けた。
卜半斎は軍勢に馳走を振舞い、貝塚の町や近在から集めた麦飯を集め、半切(樽状の桶)に入れて運び、
また酒も大いに振舞った。
大野治房軍の兵士たちはそれまで夜通しの行軍をしてきたこともあり、疲れ空腹であったので、彼らは
この振舞いを喜び受けると、たちまち酔っ払ってその場で寝てしまった。
さらに岸和田方面の抑えに出ていた、宮田七平の兵たちまで集まってきての酒盛りになった。
このため、この軍の行軍は甚だしく遅れ、戦場に間に合わず、これによって和泉樫井の戦いで
豊臣方は大敗を喫した。
実はこれらは全て、願泉寺卜半斎が豊臣軍の足を止めるための策略であり、彼らはそれに
まんまと引っかかったのである。
(大阪合戦口伝書書入)
09022/2
2012/12/26(水) 21:14:31.99ID:1lrPS9Okすると信雄はすぐさま岡田を斬り、止めを刺した。
この有様を見た津川、
「そ、某をも誅されるおつもりか?」
信雄答えて、
「汝もどうして赦せようか?」
津川はこれに対して、
「なんと薄情な! 某の心底がお分かりにならないのか!?」
と言ったが、その時かねて討手と決められていた飯田半兵衛らが襲い掛って一太刀斬りつけ、
そこに信雄また続いて津川を仕留めた。
残りの一人、浅井多宮丸は未だ17歳にもならぬ若者だったので、
森勘解由が承って難なく斬り伏せた。
こうして三老臣を誅殺したので、残党を掃討するため岡田の星崎、津川の松ヶ島、浅井の刈安賀と、
三人の居城へそれぞれ討手を差し向けたのであった。
(伊勢国司記略)
0903人間七七四年
2012/12/26(水) 22:26:21.74ID:3tvf34An仮に翻意があればさっさと刀抜いてそうなものだが
0904人間七七四年
2012/12/26(水) 23:13:09.40ID:Jb6y8Dqs0905人間七七四年
2012/12/27(木) 01:34:46.48ID:uwGaSoc40906人間七七四年
2012/12/27(木) 01:38:58.51ID:+pVjqYKa0907人間七七四年
2012/12/27(木) 05:52:58.78ID:7TE8nu7A0908人間七七四年
2012/12/27(木) 10:35:43.04ID:MdLaw1F30909人間七七四年
2012/12/27(木) 11:02:50.04ID:bu3fi/5y0910人間七七四年
2012/12/27(木) 12:47:09.31ID:7VcFyRgh0911人間七七四年
2012/12/27(木) 13:32:55.98ID:LruDLFiG問題は口先だけで実行しない鳩山小沢の類で
0912人間七七四年
2012/12/27(木) 15:13:02.10ID:6jii2X/e叔父のカエサルも30代だよな
0913人間七七四年
2012/12/27(木) 21:35:37.30ID:hlwGoHLy俺の中で大野治房は脳筋っぽいイメージだな
一度戦いになるとめちゃ強いけど頭が弱いせいで知略に長けた相手によくやられる印象
0914人間七七四年
2012/12/27(木) 23:44:48.15ID:BFGZEA3B「相国寺の仁如和尚の御門弟に俗男の儒学を志して詩作を自慢する者がいた。
彼は入道して和尚に道号を求めたのだが、和尚は彼の心中をご存知だったのだろう、
『ただその方の思うように付けよ』と言ったところ宋の詩人、蘇東坡と黄山谷から
一字ずつ取って坡谷庵(はこくあん)と付けた。
しかし『はこ』は糞のことだから、人々に『汚い庵号だなあ』と笑われたのだ。
笑われていると知った彼はそれならばと庵を取って斎の字を付けてしまったもの
だから、ますます酷い呼び名になって人に笑われたそうだ。
とまあ、そんな話を由己法橋が語られていたのだ。大笑い、大笑い」
――『仮名世説』
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