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戦国ちょっといい話33

レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。
0001人間七七四年2012/06/19(火) 17:58:50.16ID:mEG9ezWZ
戦国のホロリとくるエピソードを挙げていこう

戦国ちょっといい話・悪い話まとめブログ
http://iiwarui.blog90.fc2.com/
書き込む際にネタがかぶっていないかなどの、参考にしてください

前スレ
戦国ちょっといい話32
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1336017262/

姉妹スレ
戦国ちょっと悪い話32
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1339809373/

鎌倉・室町 ちょっといい話・悪い話
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/history/1286650888/

このスレの武将などに対する愛称等の、用語解説はこちら
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2161.html

逸話に対する過度の真贋論争、揚げ足取りなどは、無駄に荒れるもとになります。
そのような議論はこちらでお願いします
【真?】戦国逸話検証スレ【偽?】
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1196778610/
0822人間七七四年2012/08/03(金) 19:27:21.33ID:NL7dFSAK
>>819
御家断絶は勘弁な、オウイェ
0823人間七七四年2012/08/03(金) 20:58:49.25ID:BxSqh2A+
>>822
【審議中】
    |∧∧|       (( ) )   (( ) )  ((⌒ )
 __(;゚Д゚)___   (( ) )   (( ⌒ )  (( ) )
 | ⊂l     l⊃|    ノ火.,、   ノ人., 、  ノ人.,、
  ̄ ̄|.|.  .|| ̄ ̄   γノ)::)  γノ)::)   γノ)::) 
    |.|=.=.||       ゝ人ノ  ゝ火ノ   ゝ人ノ
    |∪∪| メラッ     ||∧,,∧ ||∧,,∧  ||  ボォオ
    |  ノ火.,     ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
    |  ゝ人ノ    ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
   ~~~~~~~~     | U (  ´・) (・`  ). .と ノ
              u-u (    ) (   ノ u-u
                  `u-u'. `u-u'

0824人間七七四年2012/08/04(土) 12:11:54.17ID:j2ykJrHH
>>821
DV だんなw
0825人間七七四年2012/08/04(土) 18:44:53.28ID:ER64TAbU
天正10年、本能寺の変を知った羽柴秀吉はいわゆる中国大返しを行う。そして敵中を突破し、
ついに当時の秀吉の本拠地、播磨へと入った。

播磨の首府である姫路の近くまで来ると、秀吉の配下は上下を問わず、私宅に帰って一宿したい、と望んだ。
さらには秀吉すらもそのように考えているようであった。

この時黒田官兵衛は秀吉に言上する

「姫路に寄ることなく、直に上方に向かって上られるべきです。
たとえ仮初の旅であっても、家を出立するのはグズグズと遅くなってしまうものです。あまつさえこの度は戦です。

大和の筒井順慶、細川与一郎(忠興)などは日向守(光秀)昵懇の者たちです。特に細川に至っては
その婿です。もし彼らが光秀の味方に付けば、これは難しいことになります。
たとえ彼らが心底、光秀に味方しているのだとしても、合戦の場に乗り込まないうちは、双方の勝負を
見守ることになるでしょう。
また、光秀に時間を与え、しっかりと備えを固められてしまっては、これも重大なことになります。

この度は少しでもお急ぎなさること。それが肝要です!」

秀吉はこれを聞いて「よく言った!私もそのように思うぞ!」と賛同し、『下々の一人たりとて姫路に寄れば、討ち捨てる』
との軍令を出した。

さてその時勘兵衛、実は1日前に姫路に飛脚を出していた。彼は姫路の町人たちに

『河原に出て、粥をこしらえ、諸軍勢に残らず食わせることは可能か?』と尋ねた。
これに町人たちは

「筑前様は新しい領主であるので、我々も何か御馳走を行うべきだと考えていたところです。
何故なら、第一に筑前様は末頼もしきお殿様です。その上今回は、勘兵衛様のご差配でございます。
いよいよ以って、願うに幸いの所にございます!」と大いに喜んだ。

そして彼らは鍋・釜・諸道具を河原に持ち出し、事々しく粥を調理し、数万の軍勢に残らず食わせた。
もちろん町人のうち顔役の者たちは、酒樽に折紙を付け、恭しく秀吉に捧げた。
秀吉は馬上にてこの酒を飲み、

「今回のお前たちの心付け、別して満足に思っている!よって姫路町中の地子(固定資産税)を、永代赦免する!」
と宣言し、

「今度の御弔い合戦は必ず勝利を得る!しかるにおいては、ますます褒美を与えるつもりである!
であるから、我々への協力を諸事怠けることの無いよう、皆で申し合わせるように!」

この秀吉の発言に、姫路の町人たちの喜ぶこと、限りなかったという。
(古郷物語)

黒田官兵衛の智謀の光るお話である。
0826人間七七四年2012/08/04(土) 18:55:36.71ID:hkpUt3eI
>大和の筒井順慶、細川与一郎(忠興)などは日向守(光秀)昵懇の者たちです。特に細川に至っては
>その婿です。

筒井定次もそうだった気がするが
0827人間七七四年2012/08/04(土) 22:49:03.15ID:Cpx7/nmK

渡辺勘兵衛「仕官したばかりだというのに、さすが姫路の民は分かっておるな!」

0828人間七七四年2012/08/04(土) 22:54:42.19ID:aNaivOgn
忠興「主君を討つなど許せぬ! 玉ちゃん〜 会いに行くから待っててね!」
0829人間七七四年2012/08/04(土) 23:15:34.73ID:Zv17eWpn
昔より主を内海の野間なれば…
0830人間七七四年2012/08/05(日) 00:16:27.94ID:OyoEl3Cp
秀吉の口約束か…
0831人間七七四年2012/08/05(日) 02:01:39.01ID:8pfN3Wrj
立花宗茂ちょっと良い話  苛政死すべし(1)

天草島原の乱が籠城した老若男女の殲滅をもって終結して数か月後、三代将軍家光の御前に罷り出た
立花飛騨守宗茂が、討伐軍の司令官として誹謗中傷の嵐にさらされていた松平伊豆守を救ったという
逸話は有名だが、もう一つの逸話はあまり知られていない。

「飛騨守、そちは伊豆の神髄は、その知恵に非ずというのだな」
「御意、伊豆殿の心魂は突き詰めれば、本田佐渡殿と同じ、上様一人への忠の一字に尽きもうす。
忠を貫くためには、いかなる泥をも被ることを厭わない覚悟は見事というほかありません」
「・・・・・・あいわかった。以後、伊豆のことをとやかく言う者がいても、余は聞き流すぞ」
家光が知恵伊豆こと松平伊豆守の安堵を請け負ったことを確かめると飛騨守は、言葉を継いだ。
「このたびの乱を切支丹一揆と言う者があると思いますが虚言ござる」
「なに!首謀者は天草四郎という小僧を担ぎ上げた切支丹たちではないというのか?」
「首謀者は切支丹ですが、しょせん切支丹は、一揆の神輿にすぎません。それを見越して、切支丹から
一揆の衆を内応させようとした手を尽くしたのが伊豆守殿でござる」
「???」
腑に落ちかねるといった家光の顔をまっすぐに見つめながら飛騨守は、話し始めた。
0832人間七七四年2012/08/05(日) 02:03:18.99ID:8pfN3Wrj
立花宗茂ちょっと良い話  苛政死すべし(2)
「大和には、蓑踊りと水牢という松永久秀由来の悪習がござる」
「悪習か、詳しく申せ」
「年貢を納めざる者は、理由の如何を問わず油漬けの蓑を被らせ、火をつけて躍らせるのが蓑踊りにて、
孕み女を腰まで水を張った牢に漬けて子を流させるのが水牢でござる」
水牢で子を流させるという話を聞いた家光の眉宇に怒りの色が浮かぶのを見てとった飛騨守は語気を強めた。
「そもそも蓑踊りは、隠し田をした者を処罰するために、水牢は一揆の首謀者の種を絶やすために考え出された
ものだそうで、それなりに理屈は通り申す。しかしながら、このたびの一揆の直前まで島原で行われていたものは
払えぬ年貢を払えという無理難題が通らないための憂さ晴らしと、余分な米を食らう孕み女の腹の子を流させて
口減らしするとためのものでござる」
「・・・・・その領民の苦衷に切支丹が乗じたのか!」
「一揆の衆は、生きるに望みなく、今日の命も繋ぎがたくなったために領主に牙を剥かざる得なくなっており申したが
神輿がないために立ち上がれなかったわけで、切支丹は一揆の衆に己が身を神輿として差し出すだけで乱の頭領
になり得たのでござる」
一気に言い切った齢70過ぎの老将は、さすがに疲れたのか肩で息をした。
0833人間七七四年2012/08/05(日) 02:04:36.41ID:8pfN3Wrj
立花宗茂ちょっと良い話  苛政死すべし(3)
「飛騨守、疲れたであろう。茶を飲め」
「いや、島原の一件をお伝えするのが先にござる。そもそも家格を上げるためだけに、
無理に打ち出しを行い、内高が10万石になったなどと公儀に申し出た松倉の振る舞い
を許しては、公儀そのものが苛政の主と民からみなされ一揆が続発しましょう。
民を苦しめる領主に領地を公儀より預かる資格はなきことを示すことこそ公儀の義と思われます」
「あいわかった。伊豆も同じことを進言していたが、保身のためと申す者が多く、判じかねていたが、
そちの話を聞いて納得がいった。松倉の件、伊豆の申す通りにしよう」
家光の言葉を聞いた飛騨守は、再び背を伸ばすと語気をさらに強めた。
「それだけでは足りません。戦なき世を作るために大御所様、台徳院様、御両所がなされた努力を
無にしないためにも、仁を政の根本として民に臨むよう諸侯に伝えるだけでなく公儀が範を示すべきです。
上様に、このことをお伝えいたしたく、本日、参上した次第でござる」
そう言うと老将は、冷めた茶を美味そうに飲み干した。

0834人間七七四年2012/08/05(日) 10:28:01.94ID:TyAo2wLO
これ逸話というより小説じゃね?
0835人間七七四年2012/08/05(日) 10:49:03.64ID:PZ72GiaS
逸話をだしに自分を出したがる奴はうざいな
0836人間七七四年2012/08/05(日) 12:26:38.90ID:RSKh5C4+
批判に応えるには出典を添えるべきだな
0837人間七七四年2012/08/05(日) 17:23:19.76ID:lwmMR0o/
本来は出典なんか気にせず気楽に進行するべきだけど、小説からの引用とか酷いのになると完全に自分の創作の時もあるからなぁ

可能であれば出典は欲しいよね
小説だろうと妄想だろうとそう書いてあれば問題ないし
0838人間七七四年2012/08/05(日) 17:39:19.90ID:LluSzvQo
出典明記するなら古文書とかでない、研究本とかでもいいの?
0839人間七七四年2012/08/05(日) 17:41:52.75ID:yAXPKXQK
>>838
もちろん
0840人間七七四年2012/08/05(日) 19:54:26.70ID:0xXrdLjx
>>832
>>松永久秀由来の悪習
これは事実なの?聞いたことないんだけど。逸話とか全て事実のものを載せるようにとは
言わないけど(元からそんな場所じゃないし)あんまり酷いと出典明記必須にしないといけないじゃ?
0841人間七七四年2012/08/05(日) 19:56:33.09ID:8PdmPbHU
蓑踊りを松永久秀がやってた、てのはよく聞く話だが
0842人間七七四年2012/08/05(日) 20:11:24.80ID:3+ne/uan
多聞院日記か何かの記述なんかねぇ?
0843人間七七四年2012/08/05(日) 20:32:37.98ID:NXqrzemR
自分が聞いた事ないから「酷い」レベルの捏造なのではないかと疑うってのも
すごいな
0844人間七七四年2012/08/05(日) 20:52:50.11ID:LluSzvQo
>>839
レスありがとう
盆休みに向けて準備しとくよ
0845人間七七四年2012/08/05(日) 21:37:08.29ID:VmSSSJRT
家康公の命による立花攻めの前日、
立花方に申し入れることがあり、
大家太郎左衛門を使者とするように直茂公が命じた。
鍋島の者はみな、
「太郎左衛門はブサイク(醜男)の上、言葉に詰まる者ですから使者にはどうかと・・・」
と申し上げたが、直茂公は、
「今回、立花への使いは男ぶりや弁舌はいらない。
気骨ひとつですむ案件なのだ。
太郎左衛門の気骨の逞しさは、日頃から見抜いている」
と仰せになって、立花方へと遣わされた。
さて太郎左衛門は立花家へおもむいて、
「このたび、家康公の御命令により、
明日、当地へと攻めよせます。
もし、釈明なさるのなら、
早々に黒田、加藤両検使までお申し出になるとよろしかろう」
と、つかえながらもなんとか口上を申し述べた。 (1/2)
0846人間七七四年2012/08/05(日) 21:54:07.02ID:VmSSSJRT
返事を待っていると、襖一つへだてた隣の部屋で、立花の侍たちが、
「なんという生ぬるい口上か。
西国無双の立花とまで言われる当家が、
この期におよんで釈明をするなどと思っているのだろうか。
それにつけても、あの使いの男の見苦しさはなんなのか。
口上もろくに喋れず、鍋島にはよほど人がいないらしい」
など、さまざまに悪口を言った。
さて返事を聞いて、立ち帰るときとなり、太郎左衛門は大声をはりあげ、

「ただいまそちらでの御評判の内容、
こちらへもはっきりと耳に聞こえました。
鍋島の槍が手ぬるいかどうか、明日皆様方へお見せしよう。
畳の上での御批判とは、ちと違うことがおわかりになると思います。
さてまた、拙者が醜男で口上が下手だとの批判はもっともと思います。
しかしながら、武士にとって男ぶりや弁舌が役に立つとお思いですか。
私の戦場での働きもあわせてお目にかけましょう。
見事この醜男と立ち合ってみてください。
もし、今すぐにでも私が本物か確かめたいのであれば、参られよ。
ひと働きいたしてお目にかける」

と断言し、しばらく待ったうえで、立ち帰ったとのことである

葉隠より (2/2)
0847人間七七四年2012/08/06(月) 01:23:13.96ID:PUboeWhc
過去に、龍造寺四天王が五人もいた鍋島家を舐めるなよ!
0848人間七七四年2012/08/06(月) 07:49:03.88ID:0LN+yIEo
四天王の数なら最上も負けてないな
0849人間七七四年2012/08/06(月) 09:11:35.86ID:WzSuK31I
直茂は「立花相手には弁舌より気骨が大事」って言って
太郎左衛門をチョイスしたわけだけど
この場合、その気骨は通じてるの? いないの?
最後の啖呵を聞いた立花側の反応が気になるわー
0850人間七七四年2012/08/06(月) 10:32:27.18ID:OhhBUc+k
>と断言し、しばらく待ったうえで、立ち帰ったとのことである

反論や失笑が無いようだから、相応に気骨は通じたんじゃないの?
0851人間七七四年2012/08/06(月) 10:57:31.13ID:Eshz7pim
いや、実際に開城してるから通じたんだよ。
0852人間七七四年2012/08/06(月) 21:19:38.95ID:TE77SgVU
IMEに「モンガマエに言」の字がない…orz

〜ギン千代出陣〜お方様は俺たちのアイドル

関ヶ原の戦いによって天下の情勢は決定づけられ、
西軍に組した立花宗茂には東軍側九州諸勢が攻め寄せることになった。
大敵と戦うは武人の誉れ、宗茂は領内に兵を配置し、迎え撃つ体制を整えた。
しかし兵が足りない。どうしても国境の一角が手薄になってしまう。

その間隙を埋めたのが宗茂室、不仲で有名なギン千代が腕に覚えのある女中を率いた部隊である。
逸話によっては大活躍しているが
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-365.html
それはこの際関係ない。

それにしてもこのギン千代、ツンデレである。(「世界丸見え」風に)

それはそうと、ギン千代が出陣すると、宗茂が配置した他の部隊から、
「お方さま守備」と称して勝手にギン千代の部隊の近くに行ってしまう武士が続出した。

立花武士1( ゚皿゚)「殿が軍略を駆使して構えた備えから離れることなど許されるはずありません。
聞けば不忠になるので、勝手に離れたのです」

立花武士2( ゚皿゚)「我が殿はかくれなき名将。しかれども、お方様は…お方様は…
道雪様の忘れがたみでございまするぅぅぅぅっ!」

それらの口上を聞いた宗茂がどんな顔をしていたか、本には書いてない。
0853人間七七四年2012/08/06(月) 21:23:32.12ID:6ZImYZmB
>>843
乱が終息してて数十年してようやく天草の石高の見直しが行われた、というのを知ってたから嘘くさいと思ってたよ。
出典は小説か自作だろう。
0854人間七七四年2012/08/06(月) 21:32:41.63ID:v+qQfvwr
ァ千代

表示されるかしらん?
0855人間七七四年2012/08/06(月) 21:51:34.17ID:2OTs5u5a
>>852
出典書かないといけなくなったらしい

というかそれ小説じゃないか?
0856人間七七四年2012/08/06(月) 21:52:12.32ID:qBz7FJDO
>>854

俺のPCでは表示されてるよ
0857人間七七四年2012/08/06(月) 21:57:04.67ID:y16USDnQ
ァ千代くらいは辞書登録してるのがスレ住民のたしなみ(キリッ
0858人間七七四年2012/08/06(月) 21:59:24.56ID:UGL/iYwy
鳩巣小説が出典だとどうなんだろ
0859人間七七四年2012/08/06(月) 22:03:02.26ID:M00fcbP3
所詮逸話だから出典に拘る必要は無いと思うけどな
0860人間七七四年2012/08/06(月) 22:32:22.73ID:3wVk/fI+
いくら逸話スレといっても小説は勘弁
出来るだけ出典明記というのは有る程度真偽のほどというか信憑性を計りたいだろ
0861人間七七四年2012/08/06(月) 22:42:11.00ID:nsoh7Q6t
>>859
誰でも気楽に愉しめるスレであってほしいけど、
なんでもかんでもゆるしてしまうと、
嫌いな武将に対して悪意ある逸話創作する人が出ないとも限らない。
だから出典を求められたときは投稿者は答えるべきだと思う
それが現代小説だろうと出典さえ明かしてくれれば問題ないわけだし
0862人間七七四年2012/08/06(月) 22:48:49.22ID:6vtntBpC
まあ怪しい逸話だったら最初からそう断っとけば問題ないわけだしね
0863人間七七四年2012/08/06(月) 22:56:40.32ID:MIbUOV7J
堅苦しくなるからってのは理解できるが
出典求められて、それはできませんってのはアカンと思うな。
求められて現代の小説or雑誌から云々ってオチでも一応はケリが付く訳だから
できれば出典は書いておいた方が荒れにくいし投稿する側も気が楽だと思うけどね。
特に逸話を現代口調で面白くしようとする人は必要だと思う。

出典無しでゴリ押しするのは某国がやってる事と変わらんと思うよ
逸話によって自分の好きな武将がageもsageもされるんだし…
出典無しで贔屓の武将創作されると良い気持ちしないよね。
0864人間七七四年2012/08/06(月) 23:18:20.46ID:TE77SgVU
>>852
海音寺潮五郎の短編集「剣と笛」収録「立花宗茂」
0865人間七七四年2012/08/06(月) 23:26:39.88ID:nsoh7Q6t
>>864
Thanks
男気あるね!!
0866人間七七四年2012/08/06(月) 23:42:29.13ID:h0IqQKS0
>>853
小説だと思うならそれがなにか答えろよ
0867人間七七四年2012/08/07(火) 00:00:01.63ID:voU5H9QG
>>866
嘘くさいからどうせ何かの小説とかだろ

と言った所じゃね
0868人間七七四年2012/08/07(火) 01:02:35.53ID:QNl4P9+2
1位 小松 315(16.12%)
2位 愛姫 150(7.88%)
3位 ァ千 112(5.78%)   ← 現在ここ!
4位 義姫 104(5.73%) 
5位 直虎 92(4.71%)

第1回・戦国女性キャラ投票!〜8/31
0869人間七七四年2012/08/07(火) 01:42:17.41ID:KTSC0n7w
>>864
ぐぐったら結構前の小説なんだね。
そーいやこの間BSで島原の乱はキリシタン一揆じゃないってやってたな−。
(何故か山犬の中の黄色い人が出てた)
0870人間七七四年2012/08/07(火) 01:52:48.41ID:aJsrHJ1K
俺は亀寿様に投票しようか…といわれるとそこまでではないが
0871人間七七四年2012/08/07(火) 05:59:10.70ID:xdocKTRo
>>866-867
>>864
0872人間七七四年2012/08/07(火) 07:26:51.55ID:SCWxnsKk
謙信って選択肢があってもいいと思いますの
0873人間七七四年2012/08/07(火) 08:41:38.16ID:x4aJAY0d
この手の人気投票で、鶴姫の名前はまず出てこないよな…
それとも俺が異端者なのか
0874人間七七四年2012/08/07(火) 08:43:09.87ID:hNpqwvb+
>>871
それもそれなのか?
0875人間七七四年2012/08/07(火) 08:44:21.57ID:Z3wAhhjg
戦国女性「キャラ」って表現に違和感あるわ
何かのゲームやアニメの人気投票みたい
0876人間七七四年2012/08/07(火) 09:55:47.75ID:79iPMk9L
そういう輩の集まりだろ。興味ない。
お玉とかじゃなくて小松や直虎あたりがランクインしてる時点で
ちょっと歴史かじってるうれし共だろ。

俺なら11歳で180cmのヤンキーに種付けされた幼女とかがいいなあ
0877人間七七四年2012/08/07(火) 10:46:44.22ID:IObjAl/L
>>875
オレも同感だけど、そういうノリで楽しむ人がいてもいいのかなと最近思うようになった
>876が何を言ってるのかは理解不能ではあるが
0878人間七七四年2012/08/07(火) 11:01:35.87ID:GJtNFa2a
>876は最後の一行以外ノイズ
0879人間七七四年2012/08/07(火) 11:11:51.37ID:ZlACesvl
>>876は自己紹介だろ

まあ幼女云々はともかく、嫁の鑑だからな、まつは
ああいう嫁がほしい
0880人間七七四年2012/08/07(火) 11:35:52.21ID:cN9q46nx
>>876
だってお玉さんがランクインしたら三十六どころじゃなくなりそうだし…
0881人間七七四年2012/08/07(火) 12:25:55.38ID:bHJhD/3s
ケータイやスマホ、パソコンの画面から三斎様が出て来てコンニチハしそうだな
0882人間七七四年2012/08/07(火) 12:42:13.18ID:IObjAl/L
リングの貞子を思い出した
0883人間七七四年2012/08/07(火) 15:46:34.41ID:QNl4P9+2
>>875
「キャラ」って表現に俺も違和感あるけど、他に適当な良い表現がないような。
0884人間七七四年2012/08/07(火) 18:13:20.87ID:azm89L91
愛姫とかそんな上にくる話無いだろ、
ゲームなりマンガの影響なんですかね。
0885人間七七四年2012/08/07(火) 18:38:16.04ID:XgbIpB8F
DQN四天王に関係のある女は人気がある説
ガラシャ、義姫、愛姫、亀寿
0886人間七七四年2012/08/07(火) 19:34:18.62ID:ZZY5uFh2
伏見城の普請を急いでいた頃のこと。
そろそろ十月にさしかかり、日々の作業も寒かろう、
普請の大名衆には風邪をひいてはなるまいということで、
太閤秀吉より紙子の差し入れがあった。
秀吉は手ずから大名衆に渡しては労を労っていた。

さて、政宗は知っての通り物好きであった。(政宗は兼て物好きの由御諚にて)
その日も襟は紺地の金襴、袖は摺泊入りの染め物、裾は青地の緞子という
ど派手ないでたちである。
またその時は大坂御上下の御召船(原文ママ。御座船のようなものか?)を
拵えて進上したので、秀吉はたいそう喜んで忠光の脇差を政宗に与えた。

翌日のことである。
同じように秀吉が普請場へやってきたところ、政宗は昨日拝領した忠光を早速差していた。
政宗が役所で御目見得のために待っているのを見て、秀吉は小姓衆へこう言った。
「昨日、政宗にあの脇差を盗まれた。お前らちょっと行って、取り返してこい」
さっそく小姓衆4〜5人が取り返すべく政宗に取りかかる。
驚いた政宗、何故か逃げた。半町くらい逃げた。
逃げたのだからやっぱり盗んだに違いない! と小姓衆はいきりたったが、
秀吉は笑って「まぁまぁ、もうよい」と許した。

またあるとき、秀吉は御所柿を差し入れに持ってきて、手ずから大名衆に渡していた。
政宗は御所柿が大好物だったので、「一番大きい柿を下され」と言った。
秀吉はそれならば、と取って返し、大きな柿を持ってきて、
「これより大きい柿はないぞ」と言って政宗に手渡した。

これを見て、近所の役所の大名衆は、政宗は遠国の大名で、
近頃奉公しはじめたばかりなのにこれほど秀吉に気に入られている。
冥加の仁である、と噂したという。

成実記にある、政宗と太閤殿下のハートフルな交流。
それにしても相変わらず、従弟殿は政宗の描写にに容赦がないw
0887人間七七四年2012/08/07(火) 20:01:41.49ID:jLbjAgjc
朝鮮役までの秀吉はすごいスケールなんだけどねぇ
0888人間七七四年2012/08/07(火) 22:08:08.80ID:m1DIKEeU
ふむふむ伊達殿も柿が好きと・・・φ(`д´)メモメモ...
0889人間七七四年2012/08/07(火) 22:13:17.75ID:9s9+LtLL
>>875
実在したかどうか怪しい人がちょくちょくいるから
「人物」とか付けたりするとかえって語弊が生じるんじゃない?
0890人間七七四年2012/08/07(火) 23:03:02.47ID:Y8fEnYne
この時期は人たらしオーラがあったんだな、まだ
0891人間七七四年2012/08/08(水) 00:51:41.82ID:7TV831EW
堺三大茶人と言われる津田宗及の茶会記には織田信長をはじめ荒木村重、明智光秀など天正を代表する武将が茶会を開いた記録が残る。
その茶会記に秀吉が初めて登場するのが天正6年6月、播州三木城付近にて天目茶碗を用いて茶会を主催したと記されている。
この宗及茶会記や町衆の日記に当時の世間の秀吉への対応が急速に変化するさまが読み取れる。

0892人間七七四年2012/08/08(水) 00:54:43.29ID:7TV831EW
初登場から山崎合戦までは『羽柴筑前』『羽筑』と半ば呼び捨てのように記されているが山崎合戦後には『筑前様』『筑州殿』と敬称で記されるようになる。
賤ヶ岳合戦後には『秀吉公』『秀吉様』となり官位を略されるに当たり目まぐるしく昇進したことが窺える。
天正十五年に遂に『関白様』と記され僅か九年の間に天下人に認知された秀吉の立身が記録されていて大変興味深い。
0893人間七七四年2012/08/08(水) 00:56:17.83ID:BUl5Dmp1
羽筑なだけに破竹の勢いで出世したと
0894人間七七四年2012/08/08(水) 05:13:02.28ID:bvZQLNg7
>>893
0895人間七七四年2012/08/08(水) 07:10:03.74ID:g0OcOUuq
そして政宗は始めから終わりまで政宗
0896人間七七四年2012/08/08(水) 07:11:32.14ID:kUb+rSUr
>>892
秀吉の官位が急上昇しはじめたのって、天正12年に信雄と講和する
直前くらいだと思う。

それ以前のは公卿補任の辻褄合わせっぽい。
0897人間七七四年2012/08/08(水) 10:13:53.43ID:FWGx8qE2
>893様、宇喜多様からお茶のお誘いが来ましたぞ
0898人間七七四年2012/08/08(水) 10:29:47.66ID:eXaOyBTq
>>896
そのあたりで政策の大転換があったと言われてるね。
いわゆる惣無事令体勢への移行という。
0899人間七七四年2012/08/08(水) 10:57:03.14ID:AA1g/LZi
>>897
羽柴は筑前

ワシは逐電
0900人間七七四年2012/08/08(水) 10:59:29.83ID:odlsP3u2
>>892
出世が早すぎると名前で呼ばれるのかw
0901人間七七四年2012/08/08(水) 12:08:50.66ID:FWGx8qE2
というか諱で呼ばれるってバカにされてねえか?
0902人間七七四年2012/08/08(水) 12:35:32.40ID:cu3uAtem
尊称付いてるだろ
0903人間七七四年2012/08/08(水) 12:51:34.83ID:Mds0W+dQ
まあ秀吉って呼び捨てしたら即殺されても仕方がないが、「様」「公」がついていれば諱も尊称として使えるからな。

そもそも「筑前守」だと筑前は上国であり、従五位下相当の受領名で、従五位上相当の大国受領である陸奥守や大和守と
比べて格下で、右大臣信長の事実上の後継者の呼び名にするにはやはり問題があるのね。

なので覇権を握った状況の秀吉が、しっくり来る官位を得るまで、暫定的に「秀吉様・秀吉公」としたのだろう。
0904人間七七四年2012/08/08(水) 21:04:51.97ID:EJrvxqvE
>>852の該当箇所を>>864の海音寺潮五郎「立花宗茂」から
(ァ千代が宮永村で警備を厳重にしていると聞いた場面)
>ァ千代の召しがあったという以上、家中の侍どもは皆知っているはずであるのに、自分にはまるで
>黙っているのが不愉快であった。
>彼等は自分とァ千代との間にへだてを起き、ァ千代を立花家の標的(象徴)として、
>自分以上に重く見ている証拠だと思った

(鍋島勢に続いて黒田勢、加藤勢が柳川に攻め寄せてくる場面)
>三面から同時に進撃して来るつもりと予想された。宗茂は益々防備を厳重にするよう命令を下した。
>ところが、それから間もなく、家臣等の少なからぬ者共が、宗茂にはことわりなく、ァ千代様ご守護と
>言い立てて、宮永村に行っていることがわかった。その中には重臣級のものもいる。
>願い出て許されなかったら主従顔を赤らめて口論しなければならない、それではかえって申し訳ないことになる
>と思案してのことであろうとは思うものの、やはり煮湯を飲まされたに似た気持ちであった。

たぶんここらあたりから書いたんだろうけど、ちょっとアレンジしてないか
0905人間七七四年2012/08/08(水) 21:08:08.53ID:EJrvxqvE
あと、すくなくとも「立花宗茂」には
>>831の話はなかったから>>871は違うっぽいな
0906人間七七四年2012/08/08(水) 21:14:14.42ID:XH7TY4VB
あー、これはもう、事実(?)を基にした創作に基づいた創作やなあ
こんな解釈されたら海音寺センセもびっくりだろ
0907人間七七四年2012/08/08(水) 21:50:35.52ID:bvZQLNg7
なぜおもしろくもないのに下手にアレンジするのか

出典明記にしてもこういうのがあると信用できなくなるな
0908人間七七四年2012/08/08(水) 22:38:38.12ID:Q5K7fTKu
小説を逸話扱いしてしゃーしゃーと書き込んでくるなよって思うけど・・・正直
0909人間七七四年2012/08/08(水) 22:43:03.37ID:7TV831EW
>>900
町衆の日記に秀吉の官位昇進が早過ぎて官名がころころ変わり戸惑っていることが現実に記されている。
また一時官位が上だった家康との関連で官名を意図的に省いている。細々した説明は省いたがその程度の事は分からないとな。
0910人間七七四年2012/08/08(水) 22:47:32.23ID:2pUyioVy
海音寺潮五郎でも、歴史関係の随筆ならいいとおもうが小説はどこまでが想像かわからないからなあ
鎌倉ちょっといい話のスレに、
「蒙古来る」でペルシャの王女が来日してるって海音寺潮五郎の創作を
そのまま逸話として書くのもOKになってしまう
0911人間七七四年2012/08/08(水) 22:51:23.93ID:o1YlFD6e
逸話ベースに小説家が膨らませたのとかは別にいいと思うんだよね。
昔の文体でそのまま書いてもわかりにくいから、結局書き込んでる人が砕いてるわけだし。
0912人間七七四年2012/08/08(水) 22:58:42.98ID:V1MseDbz
過去に司馬や吉川の小説だと指摘された逸話もあったけど
昭和平成当たりに作られた逸話ってのも何かなあ
認められるべきではないと思う
0913人間七七四年2012/08/08(水) 23:47:55.01ID:7TV831EW
『政宗の野望』

伊達政宗は徳川家の盤石な体制が固まるまで密かに天下を狙っていたという数々の逸話を残したが、そのひとつに仙台城がある。

豪壮華麗な天守閣、大手門には黄金の菊桐の紋を打ち、本丸の門は旭日、鳳凰、鳥獣など無数の彫刻が施され終日眺めても飽きないところから日暮らし門と呼ばれた。
そんな仙台城には『帝座の間』と密かに呼ばれる間があった。
その天井は黄金を張り付け四季の花が極彩色で描かれ、更にその奥には『鳳凰の間』があり床は金箔を張り付け、これまた極彩色で松竹梅と鳳凰が描かれていた。
実はこの二間、再び戦乱の世になった暁には天下を取り天皇をお迎えする玉座であったと言われる。
(奥羽永慶軍記)

政宗が本気でそのような事を考えていたのかはたまた夢として作ったのか。
政宗本人しか知るよしはない。
0914人間七七四年2012/08/08(水) 23:51:13.03ID:kUb+rSUr
>>912
それを言い出すと武功夜話とかどーすんだよって話になるだろう。
結局、投稿者の自制心に頼るしか無いんだよ。
0915人間七七四年2012/08/08(水) 23:51:25.15ID:2pUyioVy
本気で天下狙ってるのなら
そんな見えないところに金かけずに軍備にまわしそうだが
0916人間七七四年2012/08/08(水) 23:55:07.55ID:S926cK8O
>>912
昭和がダメと言われると柳川藩叢書3に収録の昭和10年出版の「武神立花宗茂」収録の逸話は?でFA?
0917人間七七四年2012/08/08(水) 23:59:43.41ID:o1YlFD6e
>>916
それってさらに原点になった逸話はないの?
昭和10年に造られたのがはっきりしてる?
0918人間七七四年2012/08/09(木) 03:28:52.01ID:iFQX9rv5
個人的には江戸までならどれだけファンタスティックな逸話でも小説でもいいと思うよ。

同時代、あるいはすぐ後の時代の人たちがどう見ていたかとか、参考になる。
勿論信憑性について断ってくれてると嬉しい。見る方の贅沢だけどね。
出典は忘れたがどこかで聞いた〜という逸話も数多く投稿されてるが、普通に受け入れられてるし。
小説でも小説だってことを明示すれば元になった逸話とかないの?とかワイワイできる。

絶対ダメなのは投稿者の創作だなぁ。これはダメだろ。まとめサイトに半永久的に保存されてるわけだし。
0919人間七七四年2012/08/09(木) 05:43:05.44ID:3gqbyJV6
>>917
柳川の三柱神社の作成委員会が数次の編纂を経て作った本で
逸話は、神社に柳川藩創立時から伝承している記録から採ったものだそうだ。
0920人間七七四年2012/08/09(木) 06:48:17.69ID:xA63r+qG
最近立花系列の逸話投稿でこういうの増えたね(というか同一人物だろうけど)
最上みたいな空気になるの嫌だから止めてほしいなあ
それが狙いなのかもしれんが
0921人間七七四年2012/08/09(木) 07:45:40.57ID:k4MGqq70
100〜200年後には司馬や吉川の小説も逸話扱いされるだろうし、現代では自重してくれってことで
レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。