戦国ちょっと悪い話27
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0805人間七七四年
2011/09/09(金) 18:18:32.91ID:h6RlMJbq誓紙を提出するように求めた。この時伊達政宗と同席していたのは、かつて勢力争いを繰り広げた
因縁の相手、佐竹義宣であった。そして政宗は義宣に対し
「誓紙に使う牛王宝印(ごおうほういん・熊野神社等が出す護符)を何枚か持っているから使いたければ使うといい。」
と持ちかけたが、義宣は政宗を見るや
「かつて大名達は豊臣秀吉公にも誓紙を差し出したが、背く者は多かった。貴殿もその一人だ。余った護符は取っておいて、
次の機会に使えば宜しかろう。」
と皮肉交じりに拒絶した。義宣からすれば「お前と一緒にすんじゃねぇ!」という想いがあったのかも知れない。
さすがの政宗も
「くっ・・・・・・」
黙るほかなかったという。以上、佐竹義宣が政宗に放ったきつい一言である。
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