戦国ちょっと悪い話26
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0001人間七七四年
2011/05/03(火) 03:46:40.51ID:bO+mpFnO戦国ちょっといい話・悪い話まとめブログ
http://iiwarui.blog90.fc2.com/
書き込む際にネタがかぶっていないかなどの、参考にしてください
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鎌倉・室町 ちょっといい話・悪い話
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このスレの武将などに対する愛称等の、用語解説はこちら
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2161.html
逸話に対する過度の真贋論争、揚げ足取りなどは、無駄に荒れるもとになります。
そのような議論はこちらでお願いします
【真?】戦国逸話検証スレ【偽?】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1196778610/
0230人間七七四年
2011/05/18(水) 00:22:47.48ID:UMPYXRvJ0231人間七七四年
2011/05/18(水) 04:58:58.30ID:jPeIdf/4挑発したあとむしろその場に残ってるほうが馬鹿で
引き際としてはいいタイミングだったんじゃねえかと。
0232人間七七四年
2011/05/18(水) 06:59:41.41ID:AXPMCx5L引き際の演出がまずいと思う。
0233人間七七四年
2011/05/18(水) 07:09:32.56ID:tk4HQ0bIそのおかげでいろんな逸話が生まれてよかった
0234人間七七四年
2011/05/18(水) 08:49:46.84ID:z9GiJ5z2西洋ではその後もナポ戦争辺りまで逸話を生み続けるんだが
日本では次に実戦をやる頃にはライフリングが本格的に実用化されちゃってたからな
0235人間七七四年
2011/05/18(水) 15:38:15.00ID:VMAGaKia0236人間七七四年
2011/05/18(水) 17:15:33.97ID:bLLEs2re一揆衆の子供でも鉄砲は良く当たったとか。
0237人間七七四年
2011/05/18(水) 19:18:36.20ID:gpSRNCA7みたいにどうも定見がなくて困る。どれがホントやねん、と思うわ
0238人間七七四年
2011/05/18(水) 19:25:19.90ID:kjW0hAG5スナイパー的使用方法は熟練しか出来ん
0240人間七七四年
2011/05/18(水) 19:53:55.48ID:3/YEM8g80241人間七七四年
2011/05/18(水) 20:04:24.49ID:LCieWrB80242人間七七四年
2011/05/18(水) 20:14:25.48ID:K/0acZouつーか、現在の射撃競技で使われてる火縄銃をみるにそれなりに当たる。
逸話を残してる人たちは、狙える距離を見きってやってるんだと思う。
ライフリング刻んてない銃弾は長距離での精度も問題だけど、それ以上に長距離だと威力が落ちるし。
0243人間七七四年
2011/05/18(水) 20:38:35.47ID:72WTh4WK西洋でももっと後世のこと
0244人間七七四年
2011/05/18(水) 21:04:16.78ID:729HwKa+0245人間七七四年
2011/05/18(水) 21:11:42.35ID:bjlNHpHY筋力ないと安定して撃つことすらできないから、狙って撃つ>>(壁)>>単純に発砲する らしい
まあ、神父がよく当たるように弾丸を聖別してたくらいだから、狙撃は技術じゃなくて天運扱いだったんでしょう
0246人間七七四年
2011/05/18(水) 21:14:55.82ID:T4UAbWGa鉄砲も槍も戦国期に広まったのは、刀や弓に比べて比較的練習が必要なく、極端な話
女子供でも扱えるから、らしいね。
0247人間七七四年
2011/05/18(水) 21:51:23.45ID:UMPYXRvJ朝鮮の役の時、朝鮮兵に鳥銃の調練を行ったところ、普通の訓練ではいつまでたっても物にならず、
昼夜を問わず半年間みっちりしごいてようやく日本兵と同レベルの水準に達したそうな。
子供の頃から10年も修行してようやくものになる弓術に比べりゃ簡単とも言えるが
ド素人が扱える武器では全くないね。
0248人間七七四年
2011/05/18(水) 21:52:34.52ID:3/YEM8g8この漫画のソースは中に書いてあるとおり、常山紀談というものらしい。
当時の合戦の組織的な火縄銃の運用術っていうのを>>241の人あたりが
遺してくれても良かったのにね。折角命拾いしたんだから
0250人間七七四年
2011/05/18(水) 22:27:55.73ID:TIHM0SMkそれこそ石ころを火薬で飛ばすようなのまでバリエーションがやたら豊富だった
石ころ飛ばす程度のは鍛冶やらんでも作れるしな
0251人間七七四年
2011/05/18(水) 22:35:34.35ID:bjlNHpHY雑賀とか根来が有名だったのは後者としての習熟度が高かったから
マウリッツ・フォン・ナッサウみたいに兵士を規格化して効率的に運用した大名はほとんどいない
兵農分離って大切だ
0253人間七七四年
2011/05/19(木) 02:37:41.99ID:g7ZGOgGW腑に落ちた逸話があるんだけど
http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-2622.html
↑この逸話の詳細が違うバージョン
とりあえず逸話の本筋から書いて行く
立齋舊聞記より
碧蹄館の戦いの後の事、総大将秀家の主催で慰労会が開かれることになり
諸将が秀家の陣営に集まった。
食事が終わって物語りしていると、黒田長政が言い出した。
「鉄砲ってマジ最高だよね。昔は百歩も離れた敵は討てなかったらしいけど
鉄砲使ったら何百歩離れててもあてられるじゃん
まして的が近かったら絶対外さないし」
他の将も同意する。
加藤光泰「本当に、希代の重宝と言うべきだな。今度の戦で勝てたのもまた、
鉄砲のよさが発揮されたからだ」
大谷吉隆「ていうか鉄砲最強じゃね?俺もう他の武器買わないわ」
余談だが、思うにここで大谷が極端な事を言うのが話をややこしくしていると思う。
良くも悪くも「思った事は絶対言う」人なのだ。
それで失敗しても、反省も後悔もしてなさそうなのが変に爽やかだが。
とにかく、これを聞き咎めた小早川隆景が口をはさんだ。
「防ぐには鉄砲がいいと思うけど、例えば破るには弓だな。鉄砲だけとか言いなさんな」
立花宗茂もこれを聞いていて
「武器は臨機応変に使い分けないとな。
鉄砲しか持ってなかったら雨の日と闇夜は戦できねえ」と続いた。
焦ったのは長政で、「俺は別に鉄砲だけで戦するとか言ってないし」と訂正したあと、
こう続けた。
「たださー弓を貴んで鉄砲が否定されるのは違うと思うわけ」
↑↑↑
ここ
これずっと「今誰もそんな話してないんじゃ?
長政のいつもの被害妄想にしても唐突すぎる」と違和感あったんだけど、
鉄砲に「誰でも扱える、あまり男らしくもかっこよくもない武器」というイメージがあったとすると
本人も鉄砲の名手で鉄砲大好きだった黒田長政からしたら
普段から「鉄砲を擁護したい」とか「こいつも鉄砲の悪口言うつもりか」って気持ちがあっての
この発言なのかもしれないなー、と、なんとなく疑問がとけた気がした。
0254人間七七四年
2011/05/19(木) 02:38:59.14ID:g7ZGOgGW長政がナイーブになっているところに、宗茂が
「でもさー近接で鋒とかで切りあってる時でも切り損じる時ってあるだろ?
鉄砲はあたるあたるって言うけど、火薬で玉飛ばすような武器
そこまであてにできない気がするんだよね俺は
別に鉄砲がダメって言うんじゃないけど、そればっかり好きでもしょうがないと思う」
などと言ってしまい、微妙な雰囲気になっていると、
秀家が「話は聞かせてもらった!」と現れた。
「これはあれだ、甲州(黒田)が鉄砲、立花が弓使って勝負すればいいんじゃないかな!
的を用意して皆で見物しようぜ!」
この御曹司ノリノリである。
長政と宗茂からしたら、別にそこまでの騒ぎにしたいわけでもなかったのだろう。
辞退しようとしたが、隆景が仲裁に入った。
「まあまあ、勝ち負けとかじゃなくてさ、
立花は弓の名人って評判だし、甲州は飛ぶ鳥も落とす鉄砲の上手だろ。
実際撃ってるところを、是非見てみたいなあ」
そうまで言われては、強いて拒む方がおとなげない。
二人は十五間離れた場所に立てた笄を撃ちあうことになった。
大谷と加藤が「勝った方が負けた方の道具もらっちゃえよ」と囃す。
こいつらも悪ノリしている。
長政の秘蔵の鉄砲から、笄に見事に命中、これを打ち折った。
次に、宗茂は普通よりも大きな塗籠の弓を使っていたが、
これで放った雁股の矢が笄の真ん中を射切った。
周りはやんやの喝采を送る。
両方があててしまったので、もう一度。
ところが二度目の射撃で長政の狙いが反れ、笄の端を削っただけに終わった。
宗茂はといえば、最初に射た矢と同じ場所を、少しも過たず射切って見せた。
立花宗茂聞きしに勝る射手であると人々は大いに誉めた。
約束は約束なので、長政の大事な鉄砲は宗茂の手に渡った。
秀家「あっ、じゃあ立花の弓は俺にちょうだい」
なにがじゃあなのかわからないが、宗茂の強弓は秀家の手に渡った。
…まあなんていうか、戦勝祝いで行き違いがあった悪い話ではあるんだけど、
出席者は盛り上がって帰ったみたいだから、終わりよければすべてよし?
戯言から発展して変な喧嘩にならなくてすんで幸いだった。
隆景からは場をなごませしこりを残すまいという気遣いが感じられる。
秀家はちょっとよくわからない。天然かもしれない。
0255人間七七四年
2011/05/19(木) 03:12:39.55ID:vLE0dyFo主催者権限のつもりか知らんがちゃっかり立花の弓貰っても
事が穏便に済んでるのを見ると結構大物かもしれない
0256人間七七四年
2011/05/19(木) 03:40:38.59ID:0fx7IhwCバージョン違いの逸話も面白い
0257人間七七四年
2011/05/19(木) 06:07:30.90ID:wyYkYslW本人は天真爛漫だよね。秀秋と比べて屈折したところがないし
秀吉にかわいがられたんだろうね
0258人間七七四年
2011/05/19(木) 06:32:17.76ID:ViFf/6zq0259人間七七四年
2011/05/19(木) 07:33:36.73ID:8Sis/NMS0260人間七七四年
2011/05/19(木) 07:46:29.50ID:onIdjmnX長政の鉄砲だけ取られると遺恨が残りそうだから、自分が宗茂の弓をいただいて「おあいこ」と
0261人間七七四年
2011/05/19(木) 07:53:29.36ID:piIGlA4J槍投げならもっと楽だと思うか?
弓と鉄砲の性能の差、
ないしは当人たちの実力の差の方がはるかに影響が大きいんだから
その辺は問題じゃないんじゃね
0263人間七七四年
2011/05/19(木) 10:00:24.40ID:SF3UlNgWほぼ今の弓道場と同じだ。
鉄砲で外した長政がミスしただけだろ
0264人間七七四年
2011/05/19(木) 10:14:21.99ID:umDt/y00猛者の話、各人の個性が出て面白いね。
この場にもし小西、清正がいたら何て言ったかな・・
0265人間七七四年
2011/05/19(木) 10:24:31.42ID:7JbMHhIy0266人間七七四年
2011/05/19(木) 11:06:15.96ID:CFl8Rx3G0267人間七七四年
2011/05/19(木) 11:57:02.59ID:23zzbH/Nそういや、こういう銃で狙われている前でのパフォーマンスという話になれば
たいてい南北戦争のセジウィック将軍の逸話ネタがあった気がするが
まああれは戦国とは関係ないか
0268人間七七四年
2011/05/19(木) 12:25:51.16ID:4eXx1OQ9おい、秀家と秀秋と間違ってるぞ
天真爛漫な貴公子はともかく、屈折した貴公子って友達いたのかなあ?
関が原の後、江戸城では諸大名や旗本からバカにされ、無視された様子が
大河ドラマの葵三代にあったよなあ。そこいらも本当のところはどうだったんだろうね
0269人間七七四年
2011/05/19(木) 12:37:21.25ID:U/T/JL0N0271人間七七四年
2011/05/19(木) 13:35:48.05ID:ObwOxLwF0273人間七七四年
2011/05/19(木) 23:29:53.76ID:Jcwz0sod立花家資料館では弓は長政に渡ったと書いてあるね。
ttp://www.muneshige.com/column/03.html
残っていれば黒田家ゆかりのものが多い福岡市博物館にでもあるかも。
ところで今日のタイムスクープハンター、ハゲて髷が結えずに公務に出られなくなった
実例として立花鑑虎(柳川藩第三代。宗茂の養子とDQNの孫娘の子)が挙がって吹いたw
男性ホルモン濃そうだもんなぁ
0274人間七七四年
2011/05/20(金) 00:21:54.48ID:t9E3gFGk甲斐の武田晴信はその父武田信虎を駿河に追放。クーデターにより武田家の実権を
奪い取る、という事件があった。
さて、その事を聞いた近江の浅井亮政(久政の父、長政の祖父)は大いに憤り
こう批判した
「人々は皆こう言う、武田晴信は良将である、と。
しかしそれがどうして、此の様な乱暴なやり方で父親を追放するのか!?
実に憎むべきこと甚だしい所業である!
その武田家というのは、自身の武に奢るというものであろうか。
これは人望に背き天道に捨てられる行いである。
私はこう断言しよう、武田晴信を良将と呼ぶべきではない、と!」
(浅井日記)
まあ後年、そんな事を言ってた亮政の息子の久政が孫の長政から、武田とほぼ同じような
クーデターされて強制引退食らうんですけどねw
0275人間七七四年
2011/05/20(金) 00:23:23.72ID:obBdsFpEだからフッサな奴はわざわざ毛を抜き、髭が薄い奴は付け髭をしてた
0276人間七七四年
2011/05/20(金) 00:48:38.58ID:T+5uMFvVなので豊臣秀次、蒲生氏郷、福島正則なんかは肖像でも頭を大きく剃り上げ
モミアゲが頬まで長く書かれているなw
0277人間七七四年
2011/05/20(金) 00:51:12.97ID:lNQK4ZDS0278人間七七四年
2011/05/20(金) 00:57:22.85ID:M5/nOUUWハゲてマゲ結えないと、今なら「プッ、あいつスーツ着てねぇww職場で失礼すぎワロタwww」とか
0279人間七七四年
2011/05/20(金) 05:21:11.83ID:vOh19/0L件の立花さんは、何か他に表沙汰に出来ない理由(家中のゴタゴタとか)があって、
タテマエに禿げ問題を挙げたんじゃないかと思ったが……勘繰りすぎか?
政治の為に、変なタテマエかかげるのって定番だからさ。
0280人間七七四年
2011/05/20(金) 09:58:03.36ID:hXqwW/rG0281人間七七四年
2011/05/20(金) 10:32:31.22ID:sgNQqCzk弓道かじった者としては、この勝負、長政は不利どころか有利だと思えます。
照星のおかげで的に狙いを付けやすく、指一本動かせばある距離までなら火薬の威力でほぼ直線に撃ち出される鉄砲
(火薬炸裂時の衝撃やら重い銃身を支えるなどの大変さももちろんありますが)
一方、弓には照星のようなここで狙えばいいという装置がないので、
弓手に隠れて透けて見える視界の中で的に当たりをつけるしかない。
弓自体も竹や木、麻などの植物で出来てるので僅かな湿気や気温の変化で弓のコンディションが変わる。
しかも自らの弦引きの強さ次第で威力が変動するという不安定さ。
笄なんていう小さく細いものを的にして2度も笄のど真ん中にあてるのはすごい。
昭和の弓聖・阿波研造は目をつぶって射ても同じ場所に当てる
(一本目の矢尻に2本目が突き刺さる)ことが出来たそうですが、
宗茂は恐らくそれ以上の技量の持ち主だったのではないでしょうか。
しかし腕前勝負とは別に、上記のように弓は習熟・取り扱いが非常に難しいので
大量動員可能な遠距離兵器という軍隊における鉄砲の利点にはやはりかなわないという、
当初の論点wに関しては長政の言うとおりですが、なんでこんなオチになってしまったのやらw
0282人間七七四年
2011/05/20(金) 11:10:20.99ID:QlKynUP4なんか浅井亮政がギレンで再生された
あえて言おうカスであると!
まあそういうギレンさんも妹にやられちゃったわけですけど
0284人間七七四年
2011/05/20(金) 11:33:44.28ID:xi7NsWIkうん、最初に大谷吉継が「鉄砲以外いらない」とか極端な事言っちゃったせいで
鉄砲の有用さを主張したい黒田長政と
鉄砲のみに頼る事に反論したい立花宗茂との間で議論が噛み合ってないよねw
そこに、とりあえずイベントにしようという秀家が乱入してうやむやになってるけど
0285人間七七四年
2011/05/20(金) 17:11:16.80ID:IKhYfTe+戦国時代の流行りってどうやって生まれるんだろうな?
たまたま大坂城内で待女にモテモテな奴がモミアゲロングで口髭だったのを、太閤殿下が
「わしもやる!モミアゲ伸ばして付け髭つける!」
で、各大名が
「おい、アレ俺らも真似しなきゃヤバくね?」
「マジかよモミアゲだせぇって・・・」
って感じだろか。
0286人間七七四年
2011/05/20(金) 17:17:48.09ID:nC18uwri0288人間七七四年
2011/05/20(金) 19:27:08.05ID:rklj0PMC0289人間七七四年
2011/05/20(金) 20:02:55.76ID:LEMCF2+n弓の方が技術的には難しいという所には同意しつつ
残念ながら、極めても生じてしまう仕方ない誤差がありまして
そっちは多分鉄砲の方が大きい
0290人間七七四年
2011/05/20(金) 20:12:17.47ID:Zd2Wrnlo0291人間七七四年
2011/05/20(金) 20:45:27.51ID:M5/nOUUWそうなんだよね、立花鉄砲隊は「早合」(弾薬カートリッジ)を使ってて他隊の三倍の速さで
連射できたらしいし。良く聞くのは、蛍大名の大津籠城戦で立花隊に面した銃眼だけ
閉め切られてた(=銃眼から撃とうとすると三倍返しされる)とか。
0292人間七七四年
2011/05/20(金) 21:09:00.77ID:M5/nOUUWこれって「百姓でもまっすぐ飛ばせるこの道具で外した長政(笑)」っていう皮肉だったら
宗茂の悪い話にできるんだがw 碧蹄館の英雄、そのぐらい傲ってほしいものである。
0293人間七七四年
2011/05/20(金) 21:26:31.54ID:c7CCic900294人間七七四年
2011/05/20(金) 23:02:31.88ID:t9E3gFGk彼はこんな事も言ったそうだ
「秀頼が成長し、男子でも女子でも、子供を設けるほどになるまでこの世に長らえれば、
初めて秀頼の子を産んだものには、どんなに身分の低い者の娘でも構わない、
先ず黄金千枚を、当座の引き出物として取らせようぞ!」
さて慶長20年(1615)5月8日豊臣秀頼切腹。大阪夏の陣が終わる。
当時未だ7歳であった豊臣秀頼の子国松は、大阪城より脱出し伏見の町家に
潜伏していたが、幕府の探索により程なく捕縛され、二条城に連行された。そして
「未だ幼児であり、今回の戦争に対して何を知るというわけもないが、
大敵の子であり、また男子である以上、助けおけば将来の患ともなるだろう。」
と、処刑されることに決まり、その身柄は京都所司代・板倉勝重の屋敷に移された。
勝重は国松を風呂に入れ衣服を与えるなど丁重に扱う。そしてこの少年に話しかけた
「お名前はなんと言われるのですか?」
国松はこの問に不思議そうに
「名前…?私に名前はありません。」
「お名前が無い?それは…」
「はい。皆は私のことを、殿様とばかり呼びます。」
これを聞いた人々は皆、思わず涙したという。
そして5月23日、国松は市中引き回しの上、京都六条河原で斬首された。
豊臣秀頼の子、国松についての逸話である
(大阪物語)
0295人間七七四年
2011/05/21(土) 08:13:31.68ID:Q0nwCkLS0296人間七七四年
2011/05/21(土) 08:23:55.93ID:xQwuvk/k0297人間七七四年
2011/05/21(土) 11:53:50.66ID:sxuPEsPJしたとか言う話もあったなどこで見たか忘れたけど
0298人間七七四年
2011/05/21(土) 11:54:53.21ID:mWINSonv肥前名護屋の陣営でのこと。
ある日、曾呂利新左衛門が外から秀吉の本陣に入ってくると、突然語ることには
「殿下!世にも不思議なるものがあるものですね!
臣はただいま陣の手前でとても奇妙なものを見ました!」
秀吉、これに興味を持ったか
「新左衛門は慌ただしいのう。奇妙なものとは一体、何を見たのだ?」
「さればでございます。『キウリ』が胡瓜を食っておりました!」
「なにっ?胡瓜が胡瓜を食っておったと?新左衛門、たわけたことを申すな。
口のない胡瓜がどうして胡瓜の共食いをするものか。たわけにも程があるわ!
まあ、これもお前のいつもの戯れだろうが。」
しかし曾呂利引き下がらない
「いや、確かに食っておりました!これは相違ございません!」
秀吉と曾呂利は食わない食ったと言い争ったが、これでは埒が明かぬと秀吉、
傍らに居た家臣に「誰ぞある!?まこと、果たして胡瓜が胡瓜を食っておるか、急いで行って
見て参れ!」
家臣の一人、「ははっ」と答え陣の外まで出て、あたりを見回す。当然のことだが
胡瓜が胡瓜を食っている様子は、ない。それでも、何事も見落としてはならぬと
キョロキョロと見回す。
「しかし胡瓜が胡瓜を喰うなどとあるわけが…、 はっ!?」
この家臣が戻ってくると、秀吉は急かすように尋ねた
「どうじゃ!?胡瓜が胡瓜を食っておったか!?」
「それがでございます。胡瓜が胡瓜を食っている様子は見えませんでした。」
秀吉、そら見たものかという顔を曾呂利に向ける。が、家臣続けて
「それは無かったのですが…」
「ですが?」
「ははっ、陣営の外では、背中に薪を背負っている薪売り(きうり)が胡瓜を食って
おりました。」
秀吉あきれ返って
「なんじゃと!?薪売り(きうり)が胡瓜を食っておったと!?
さては新左衛門めにたぶらかされたか!なるほど、胡瓜が胡瓜ではなく
薪売りが胡瓜か!」
曾呂利、澄ました顔で
「仰せの通りにございます」
これに秀吉
「おのれ、また誑かしおったな!」
と笑って叱りつけたという。
『太閤之腰巾着曾呂利新左衛門』より、曽呂利頓知話の一席
0300人間七七四年
2011/05/21(土) 12:25:44.51ID:sh/tXUV10302人間七七四年
2011/05/21(土) 13:11:56.46ID:nId1lM+dコレ、頓知じゃなくて駄洒落じゃね?
0303人間七七四年
2011/05/21(土) 13:29:55.09ID:6g+Bu5220304人間七七四年
2011/05/21(土) 13:43:00.60ID:hfmandWt曾呂利の演出家として伊達政宗を呼んだらどうか
0306人間七七四年
2011/05/22(日) 10:58:43.42ID:pREYxGOs0307人間七七四年
2011/05/22(日) 11:36:37.05ID:uaq2z6sG0308人間七七四年
2011/05/22(日) 12:39:12.84ID:iND0nGHn0309人間七七四年
2011/05/22(日) 13:41:37.42ID:dD1qMWd/源氏の血筋を皆殺しに!」
これが出来なかった平家は見事に滅んだからな
源平が基礎教養である以上殺すしかない。
殺さなければ天下の持ち主として資質不足とみなされる。
0310人間七七四年
2011/05/22(日) 15:12:10.98ID:G/DuGe870311人間七七四年
2011/05/22(日) 15:15:33.22ID:OslqlfV40313人間七七四年
2011/05/22(日) 15:56:36.84ID:+NxwGV0h0314人間七七四年
2011/05/22(日) 16:20:55.72ID:OslqlfV40315人間七七四年
2011/05/22(日) 18:38:27.08ID:uaq2z6sG0316人間七七四年
2011/05/22(日) 18:41:10.36ID:WyJXsj8a0317人間七七四年
2011/05/22(日) 19:19:14.33ID:azWmqE0V三浦一族を滅ぼさんと、一族が立て篭もる新井城を攻めた
名将と言われた三浦同寸と、豪傑で知られたその息子義同は
鉄壁の守りの構えを崩すことなく奮戦したが、
足掛け七年の篭城の末、早雲に退路も兵糧も断たれ
永正十五年七月、ついに華々しい血戦に討って出で、親子共に自害した
ところがこの時自害し、落とされた義同の首は、落とされた途端空に舞い上がり
小田原にまで飛んで行き、とある街道沿いの松の木の枝に引っ掛かった
既に首だけとなったにも関わらず、義同は両眼を爛々と見開き、怒髪天をつく恐ろしい形相で
松の木の近くを通った者は、その首を見ただけで死んでしまう
その話を聞いた総世寺という寺の住職であった忠室存孝という人が
小田原を訪ねると、首に向かって静かに歌を詠んだ
「うつつとも夢とも知らぬひとねむり憂世のひまをあけぼのの空」
すると、生きているようだった義同の首は音を立てて落ち
忽ち目を閉じたかと思うと白骨化してシャレコウベとなった
落ちる時、天から誰の声とも知れぬ声で
「今より永く当所の守護神となるべし」
と聞こえた
その話を聞いた当地の人々は、松の下に祠を建て、義同を祭ったという
今も小田原に残る「居神神社」の由来話である
武家の歴史は潰し潰され
一人の武士生きるに一人の武士の血を吸う…
なーんてね
0318人間七七四年
2011/05/22(日) 19:22:55.29ID:eZVnhGlS生きてるうちに飛んどけっての。
0319人間七七四年
2011/05/22(日) 19:27:48.48ID:pYDzCk1Fに漂ったから
子供の頃油壺マリンパーク行った時は知らんかったが
0321人間七七四年
2011/05/22(日) 20:28:23.15ID:hOvIpklRちなみにこれhttp://www.paperbirch.com/sakura/
0323人間七七四年
2011/05/23(月) 21:16:29.36ID:mwdms74Z0324人間七七四年
2011/05/23(月) 23:22:58.99ID:qLiEMwnL同寸の息子は、リンク先の霊界通信によると 荒次郎義光とあるし
wikiでは荒次郎義意となっているね
0325人間七七四年
2011/05/24(火) 00:10:47.01ID:WEJ8qK8wあ、謝っとけ!将門公に!
例えこの程度でもちっさい不幸が訪れるぞマジで!
近いうちに足の小指を強打するぞマジで!
0326人間七七四年
2011/05/24(火) 10:15:18.83ID:CsLy+1Vo元亀3年(1572)春、かれは讃岐において鷹狩をした。
木太郷の深江と言う場所で長治自ら、鴨の群れにあわせて鷹を放つ。
鷹は鴨を掴み、そのまま真部の見勇利権之助という者の家の前に落ちた。
この時、権之助の家に使えていた若松というまだ幼い少年がこれを見つけ、恐ろしい物が
落ちてきたと思ったのであろうか、火焚き棒で鷹、鴨ともども打ち殺してしまった。
長治はこれを知ると激怒し、その少年を捕らえさせ「牛裂きにせよ!」と命ずる。
少年は両足を牛二匹に縄で結び付けられ、牛を左右に追分け両足を二方に引き裂いた。
人々はこれを見て恐れ震え
「あの子供は是非をわきまえてあんな事をしたわけではないのに、その刑罰は
あまりに暴虐にして無道である。」と口々に語り、多くの人心が三好氏から離反した、と言われる。
三好長治讃州鷹狩での逸話である。
(南海治乱記)
0327人間七七四年
2011/05/24(火) 20:05:43.43ID:r5NEHAt80328人間七七四年
2011/05/24(火) 23:04:52.39ID:pCDoygftん、被ってるけど一応内容が少し違うな
しかし流石やな長治さんは
まだまだ長治で出てない逸話あるし、暫くしたら悪い逸話で埋め尽くしてやるから覚悟しろよ
0329人間七七四年
2011/05/24(火) 23:07:35.92ID:QL0FZWax■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています