>つまり年貢というのは「為政者と生産者との直接契約」だったわけで
>情報統制して他所の情報がなければ税率高くてもわからない(不満がでない)
これは半分本当
領地を持つ者がそれぞれ村人と契約して年貢を徴税してた
だから同じ藩内でも領主が違えば税も違う。
その結果、税が重い土地から村人全員が隣の土地へ移住すると言う事が戦国時代には頻繁にあった。
当時の農民はフリーダムで土地にこだわったり、領主に無条件の忠誠を誓っていた訳ではなかったりする。
そこで藩主が税を一律に管理するようになった。
税が重くて農民が居なくなると藩全体の生産力が落ちるからね

江戸期の税率の違いは大方「土地の生産力」にあわせたモノなんだよ
あまり米が取れない土地では税率3割とかもあるし(その上でさらに免除とかもある)
生産力の高い土地だと税率7割とかもある。
農民が食って生けるだけだけ残しておいてやろう、ってのがこの年貢の税率の決め方。