戦国時代の食事5膳目

**人間七七四年** · 2011/02/06(日) 20:40:18

戦国時代の食事4膳目
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1179215482/
戦国時代の食事3膳目
http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1167143245/
戦国時代の食事・2
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1163347244/
戦国時代の食事
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1150323475/

**人間七七四年** · 2011/10/12(水) 22:42:20.65

なんだキノコかと思った

**人間七七四年** · 2011/10/21(金) 06:34:55.03

兵が縄かなんかに味噌汁をしめらせていった、という話を
聞いたんだが本当？

**人間七七四年** · 2011/10/21(金) 12:50:28.68

>>612
例の、「岡山・津山30人皆殺し」かなぁ・・・(^^;)

**人間七七四年** · 2011/10/21(金) 19:12:45.90

芋がらで作った芋がら縄だな
それに味噌を染みこませておいて、お湯をかければインスタントお味噌汁に早変わり
芋がらもお湯で柔らかくなって味噌汁の具になるというものだったと思う

**人間七七四年** · 2011/10/22(土) 00:53:22.14

>>616
それって有名な話ですか？
歴女さんたちがみんな知ってたからなにかで広まったのかな。

**人間七七四年** · 2011/10/22(土) 01:04:29.53

>>617
確か、NHKの歴史番組で見たような気がするねｗ

**人間七七四年** · 2011/10/22(土) 01:06:33.58

日本史の教科書にﾁﾗっと出てたような

**人間七七四年** · 2011/10/22(土) 03:47:07.19

>>615
備後は広島だから違うんじゃね？

**611** · 2011/10/22(土) 10:27:16.10

間違えた、備前だった

**人間七七四年** · 2011/10/25(火) 20:27:39.64

ほ～、テレビでやったのか、そりゃみんな知ってるはずだ。
で、それってどういう記録に載ってたのだろう。

**人間七七四年** · 2011/10/25(火) 21:24:14.87

＞＞617
今思い出したが、3年くらい前にCSのベネッセチャンネルでやってた、有名
戦国武将の食卓紹介みたいな番組で、食文化研究家の永山久夫がそのエピソ
ードを紹介していたな。

**人間七七四年** · 2011/10/26(水) 00:08:10.49

永山久夫が書いていることってどれぐらい真に受けていいんだろう？

**人間七七四年** · 2011/10/28(金) 09:53:33.09

大名の食事：江戸時代 - http://www.youtube.com/watch?v=kZ4393v5rD8

日本人の８割は農民でしょう

農民の食事：江戸時代 - http://www.youtube.com/watch?v=GDbHO6Wqjgc
庶民の食事
http://www.youtube.com/watch?v=bJp8SXs7QSc

**人間七七四年** · 2011/10/30(日) 10:13:41.10

あんな時代に最下層が生き延びるには人食いするくらいしか無いだろ。
他のまともな食材は全て武士に奪われるんだから。

**人間七七四年** · 2011/10/30(日) 15:47:38.93

何言ってんだ、この鮮人？

**人間七七四年** · 2011/10/30(日) 17:35:35.59

俺の祖先は秀吉によって拉致されてきた拉致被害者だ。

**人間七七四年** · 2011/10/30(日) 18:50:28.55

軍事最優先の時代だから庶民はまともな食事をしてないだろう。
合戦終了直後は死体という名の食料を求めて多くの人が集まった事だろう。

**人間七七四年** · 2011/10/30(日) 18:51:46.63

だろう、だろうばっかりだな。
このスレをちゃんと読んで勉強しな

**人間七七四年** · 2011/10/30(日) 19:41:08.10

Twitterでまわってきた酷い記事

@sengoku_walker:
【ニュース】戦国時代給食　おかわり　さつまいもご飯　集め汁　くるみみそ　甲冑武者も登場　増山城祭りＰＲ　／３０日、「増山城戦国祭り」　http://bit.ly/uUcptc

**人間七七四年** · 2011/10/30(日) 21:29:44.97

>>631
メニュー見ただけで突っ込みどころが満載過ぎるｗｗｗ

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 00:05:24.47

さつまいもご飯ｗｗｗｗｗｗ

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 00:06:20.33

集め汁のタマネギにも注目だぜ

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 00:36:17.20

戦国時代にサツマイモが流通してたら
兵站や糧食の概念がひっくり返ってしまうのでは

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 01:36:54.22

青木昆陽涙目w

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 13:18:07.33

ここは建設的に、真の戦国時代給食を考えてみようぜ。

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 14:37:57.27

わしが卒業してからごはん給食が始まって
本当にうらやましかった。
今は選択式とかもう贅沢のレベルらしいもんな。
イモとか雑穀系の給食出したら、児童虐待、とか
言われかねんな。

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 14:43:40.47

面白そうだね
陣中食として考えればいいのかな？

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 15:07:46.72

さつまいもｗ食料革命キタｗ

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 17:12:29.49

>>638
芋とかでは無いが…
ttp://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109080038.html
こんなのもあったり。

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 18:33:30.55

スレチで申し訳ないが地元の選択給食であった話。
カツ丼と天丼を先生が数を間違えて注文しちゃったらしいんだよね。
１０こと２０こを逆に頼んだって。
当日「せんせ～カツ丼あらへんで～」「天丼やけにのこっとんで～」「せんせーまちがえたん
ちゃうか～」ってなって「あちゃ～、悪かった、あやまる、ジャンケンしてまけたやつ
天丼食ってくれ～」ってしたらしいんだ、「せんせ、トラック１０周～」「けんすい５０回でもええで～」
とか。ここまでなら和気あいあいのよくある？話なんだが、夕方ある親から
電話で「食べたくないものを無理やり食べさせられた、児童虐待だ」って・・・

校長と担任がその１０人の家を夜に謝罪に回ったっていうのだけどさ。
１日主菜がないだけでどうこうとか、歴史教育が直してやらんといかんなぁ。

**人間七七四年** · 2011/10/31(月) 19:34:16.64

スレチでって分かってるなら書くなよ阿呆。

**人間七七四年** · 2011/11/02(水) 13:22:45.37

>643
面白ければ許してやろうず。
でも、あんまりおもしろくねえな。

**人間七七四年** · 2011/11/17(木) 06:57:26.15

秀吉の接待、という本にいろいろ面白いことが書いてあったが
もう戦国という感じでもないのかな。
室町の故事の料理だから伝統料理ってとこか。

**人間七七四年** · 2011/11/18(金) 02:14:44.53

確か続群書類従に信長が家康の接待をした時の料理が出てたよね

**人間七七四年** · 2011/11/18(金) 03:11:16.35

最後の光秀使っての京での接待だったっけ？

**人間七七四年** · 2011/11/18(金) 14:05:53.29

194 名前：世界＠名無史さん投稿日：2011/11/14(月) 18:09:03.61 0
日本兵に捕まったら食われる
太平洋戦争当時複数の米兵捕虜を食べてた日本兵が居る
まぁその日本兵達はは東京裁判で死刑になって死刑になる日まで米軍兵からリンチされてたそうだが

196 名前：世界＠名無史さん投稿日：2011/11/15(火) 15:56:20.35 O
捕虜を喰う程困窮した部隊は帰国出来なかったと思うよ。

198 名前：世界＠名無史さん投稿日：2011/11/15(火) 16:31:24.75 0
>>196
>>194のは腹が減ったから捕虜食ったんじゃなくて胆力を養うとかいう意味で米兵捕虜食った
それに最前線じゃなくて日本での話（小笠原事件参照）

**人間七七四年** · 2011/11/18(金) 20:28:11.34

>>646-647
安土献立だっけ
作り話っぽいけど光秀が切れるもとになったとかいう

**人間七七四年** · 2011/11/19(土) 10:06:27.94

>>649
あの腐った魚云々は小説だろうけどなにか両者が言い争いしたのは
確かだろなぁ、スレチでごめん。安土の献立というと公家流の四条流とかなのかな。
味噌の濃い味に慣れた家康はどう思ったんかな。

**人間七七四年** · 2011/11/19(土) 12:44:12.02

狩猟・漁業の歴史・社会史・文化史
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1321171048/l50

**人間七七四年** · 2011/11/20(日) 00:00:07.65

>>414
600 名前：めろんぱん♀ 投稿日：2011/11/19(土) 23:45:20.48 0
天平時代は輸入品なので貴人しか口にできない貴重品でした。
食品というよりも薬扱いでしょうね。
東大寺でも口にできたのは高僧だけでしょうね。

唐辛子を胡椒と呼ぶ地域があるのは、音が「唐枯らし」に通じるので
貿易業者が使用を忌避したからだと言われているそうです。
江戸以前の「胡椒」は輸入香辛料の総称だったようです。
胡は「西方の～」という意味です。

**人間七七四年** · 2011/11/20(日) 23:43:58.37

>>650
腐った魚が原因だっけ？
なんか豪華すぎるとかいう（逆かも）話でおぼえてるんだけど

信長さんも逸話によれば濃い味が好きだったんでしょ
そして甘党

**人間七七四年** · 2011/11/21(月) 00:38:12.32

たまごふわふわ（静岡県）

メレンゲ状にあわ立てた卵がはいった澄まし汁

とうふちくわ（鳥取県）
豆腐と魚を練って作ったちくわ

いずれも江戸時代からある食べ物らしい。

**人間七七四年** · 2011/11/21(月) 00:49:34.99

>>653
ttp://www.azuchi.org/town/azuchikondate.htm
これが再現らしいが、味噌の濃い味のが多いがさすがにかなり豪華だなｗ

**人間七七四年** · 2011/11/21(月) 00:57:41.66

うどんに胡椒かけて食ったが普通に美味かったわ
これからもする

**人間七七四年** · 2011/11/21(月) 02:11:17.75

なれ寿司にキレたんだろ
納豆出してもぶちきれてたと思う

**人間七七四年** · 2011/11/21(月) 18:38:49.94

>>655
しいたけだけで一品になるのは現代と違うとこだな。
栽培法が確立されるまでは現代のマツタケ並みの高級キノコだったそうだし

**人間七七四年** · 2011/11/21(月) 19:43:56.07

>>658
現代でもしいたけステーキとか立派に一品になると思うんだが

**人間七七四年** · 2011/11/21(月) 20:27:36.15

>>658
晒し

**人間七七四年** · 2011/11/22(火) 08:08:28.54

>>655
おぉありがとう。江人気で復元はよくされるけど、何万円、もしたというのも
あったなぁ。
まぁ、松茸にしろ国産使用しないといけないし鶴をフランスから運んで
しまってはなぁ。

名古屋駅前の武将カフェ？には信長カクテルとかがあるというが。

**人間七七四年** · 2011/11/22(火) 12:35:24.56

>>658
昔のマツタケは高級食材では無いね
マイタケは超が付くほど高額だったらしいけど

**人間七七四年** · 2011/11/22(火) 19:33:35.91

チャングムみてたらマツタケの差し入れで「おお～っ」
とは言ってたなぁ。時代的にこっちゃの戦国中期ぐらいか。

**人間七七四年** · 2011/11/23(水) 05:20:50.01

>>663
韓国の歴史ドラマは史実度外視だからあてにならん

**人間七七四年** · 2011/11/23(水) 08:15:58.75

>>664
ってか勝手に訳してるんでしょ。
こないだ韓国行ったらレストランで「お～ぃマツタケ１キロ追加」って言ってた
日本人がいた・・

**人間七七四年** · 2011/11/23(水) 08:17:40.99

卸かよ

**人間七七四年** · 2011/11/23(水) 08:55:19.45

ただ中国でもフカヒレ買おうとしたらスーパーで量り売りだったもんな。
なんか感覚が違うなとは思った。

**人間七七四年** · 2011/11/23(水) 09:12:15.04

日本以外では松茸の匂いって「悪臭」扱いだったんだよな（西欧だけでなく中国韓国も）
…現状、世界中に日本の”食文化”がかなり浸透していますな……

**人間七七四年** · 2011/11/23(水) 11:03:19.42

戦前の大衆食堂のメニュー表
丼物　安い順に

松茸丼
肉丼
卵丼
親子丼

**人間七七四年** · 2011/11/24(木) 07:59:13.44

昭和４０年代だが鳥肉よりクジラが安かった。
卵は病院に「おみやげ」で持ってくぐらいの
「高級品」？だった。
アワビも聞いた話だが毎日これしかないぐらい
普通だったらしい。
ガキンチョであんまり覚えてないんだが
天然アユやコイよりも「ハンバーグ」「カレー」
が食べたくてダダこねてたなぁ。

**人間七七四年** · 2011/11/24(木) 11:37:36.77

>>669
肉丼って勿論、牛肉

松茸は安価なため学生食堂のうどんにもたくさん入ってたらしい。

卵は贅沢品

**人間七七四年** · 2011/11/24(木) 12:23:36.58

卵は半分薬とか栄養剤みたいなものだったらしいね
毎日食べられるのは金持ちや殿様くらいなものだよ

鶏肉は更に貴重品で卵産む雌鳥を潰すのはとんでもないことだから
ブロイラーができるまでは一番高い肉だった
ちなみに当時いた鶏はかしわ鶏とかいう地鶏だった

**人間七七四年** · 2011/11/25(金) 02:42:09.05

age

**人間七七四年** · 2011/11/25(金) 03:53:20.20

今でも鶏肉のことかしわって言うもんね。そいやスーパーで見ないのは
ブロイラーだからか、勉強になった。

**人間七七四年** · 2011/11/25(金) 03:55:24.58

そいやチャングムでクジラの肉を「誰も料理したことのない
珍しい肉」と言ってたなぁ。ってことは、クジラ、自体は知ってたのかな。

**人間七七四年** · 2011/11/26(土) 10:33:25.67

当時の百姓の食事はくそ不味かったのかな。

**人間七七四年** · 2011/11/26(土) 19:43:46.57

食事なぞと呼べるものでは

忍法帖【Lv=40,xxxPT】 · 2011/11/26(土) 20:13:00.00

江戸末期まで飢餓との戦いだったというから碌な物食べてないでしょうね

**人間七七四年** · 2011/11/26(土) 20:43:29.72

地方による
暗黒史観を採用するかにもよる

**人間七七四年** · 2011/11/26(土) 22:23:47.03

そうそう、自然災害で食べ物が一時的になくなったのが飢饉
のようなものだから、食べ物自体がない、ということはない。
これは藤木や黒田も言ってる。
そして、人為的なもの、がそれにからむし。

暗黒史観なんて過去のものかと思ったら結構みんな
そういうのをまに受けてるのね。
昔は昔なりになんとかなったから日本人は滅びずに生きてきたし
地方ごとにでも「全滅」したことなんてまずない。
大地震があっても。

今カップヌードル食べてるよりかは「ある意味」
まともだったとは言えるのだけどね。

**人間七七四年** · 2011/11/26(土) 22:47:07.58

江戸期の農村の暮らしは、戦国時代よりマシになったぞ
年貢も織豊時代は6-7割だけど江戸時代には4-5割に”減税”された（室町時代は3割以下だったけど……）
特に島原の乱以後、政府（藩）方針が百姓撫育になって締め付けはなくなり
つか寛永の大飢饉時に換金作物禁令だされたり、当時の農村では自ら金儲け作物作付に移行してた状況が伺える
（食うのにカツカツだったら、そんな余裕はないでしょ）

それに飢饉飢餓の影響は一時的なものだよ
例えば天明の飢饉で仙台藩陸奥領人口は502124人（1781）から409632人（1789）と減少してるけど
20年ほどで元に戻ってる（で天保の飢饉でまた同じくらい減るけど同様に回復以後増加してる）

つか1920年頃まで死亡率は農村より都市部のほうが高い（東京の平均寿命が全国に追いついたのは1985年）
比較して悲惨なのは江戸庶民の食の方じゃないかなぁ……まぁそれでもいろんな食文化が生まれたけどね

**人間七七四年** · 2011/11/26(土) 22:57:31.55

悲惨なのは島津領だった奄美とか

**人間七七四年** · 2011/11/26(土) 23:41:54.26

吉宗は安倍川餅のファンです。

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 01:17:49.90

>>681
それ天領のことじゃないの？＞年貢

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 02:43:57.69

>>684
”年貢率”に関しては天領も藩もほとんどかわらないよ
例えば島原の乱の起きた島原天草も”名目”五公五民（でも実質石高が半分だからほぼ10割だけど……）

つか江戸時代って藩主は絶対権力者じゃないから重税は難しかった
一揆逃散は3000件以上おきてて、藩主が改易されたこと（堀田家1652）もある
まぁ生産者が認定された（検地）ことで、農民の権利がより強くなった時代でもあるのよ

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 03:02:43.18

ただ、同じ藩内でも年貢率が違う、ってのがよくあった……

つまり年貢というのは「為政者と生産者との直接契約」だったわけで
情報統制して他所の情報がなければ税率高くてもわからない（不満がでない）
だから江戸時代では領主が他村同士の結婚を禁じる事が多かったよ

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 03:07:19.61

仙台藩みたいに、年貢以外の米も藩札で買い上げて
農民はねったに米を口にできなかったって美味しんぼで
伊達の当主が言ってたけど

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 03:18:37.63

>>687
藩が買米政策強化しようとしたら仙北諸郡一揆（1797）起きてうやむやになってるよ
…だから「買米制度で米が食えない」ほどのヒドイ状況とは思いにくいなぁ……

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 07:18:19.41

>つまり年貢というのは「為政者と生産者との直接契約」だったわけで
>情報統制して他所の情報がなければ税率高くてもわからない（不満がでない）
これは半分本当
領地を持つ者がそれぞれ村人と契約して年貢を徴税してた
だから同じ藩内でも領主が違えば税も違う。
その結果、税が重い土地から村人全員が隣の土地へ移住すると言う事が戦国時代には頻繁にあった。
当時の農民はフリーダムで土地にこだわったり、領主に無条件の忠誠を誓っていた訳ではなかったりする。
そこで藩主が税を一律に管理するようになった。
税が重くて農民が居なくなると藩全体の生産力が落ちるからね

江戸期の税率の違いは大方「土地の生産力」にあわせたモノなんだよ
あまり米が取れない土地では税率3割とかもあるし(その上でさらに免除とかもある)
生産力の高い土地だと税率7割とかもある。
農民が食って生けるだけだけ残しておいてやろう、ってのがこの年貢の税率の決め方。

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 11:19:19.54

>>689
＞農民が食って生けるだけだけ残しておいてやろう、ってのがこの年貢の税率の決め方
元禄５年佐渡で検地があって二万三千石から四万石になって”7割もの増税”になったけど一揆は起きてない
これはその時の検地が”農民の自己申告の集計”
年貢払うと新規開拓地に合法的な所有権が認められるので農民のメリットも大きいから
7割もの新田が”発掘”されたわけなんだけど

つまり課税基本は青色申告で、決して「生けるだけだけ残しておいてやろう」なんて要素はないよ

「時代劇の悪代官のイメージ」がそのまま本当の歴史と勘違いされてることが多いよね
私的な課税がバレて切腹した代官もいるし、検地せずに村々で宴会ばかりしてたら村人に密告されて改易になった奉行もいるし
”金”に関わることで公明正大でない場合、ってなのは江戸時代でもないよ

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 15:35:20.61

>>689
> 農民が食って生けるだけだけ残しておいてやろう、ってのがこの年貢の税率の決め方。

それは典型的な、明治後喧伝された江戸暗黒史観だな。

実際には江戸期の農民の税率は、明治時代よりずっと軽かった。
というか明治時代は恐ろしい超重税社会。

**人間七七四年** · 2011/11/27(日) 17:46:20.07

一気に近代国家になろうとしたからな。
とにかく金が足りなかった。

**人間七七四年** · 2011/11/28(月) 16:46:10.74

夫婦共働きで計800万の家庭があったとするだろ
所得税が23％、住民税が都道府県と市町村合わせて10％、
この時点でもう3割超とられてるわけですよ現代人も

**人間七七四年** · 2011/11/28(月) 16:49:46.25

そこを考えれば江戸期の百姓なんて、少なくとも天領なら実質税率１０～２０％だからな。

**人間七七四年** · 2011/11/28(月) 20:58:59.42

すぐに話題が江戸にずれるのねここ

**人間七七四年** · 2011/11/28(月) 21:17:09.26

戦国時代と江戸時代と区別しない人が多いから説明に費やされる……
…だけでなく、食に関して発展したのは1600年代が多いので
どーしても江戸初期に言及せざるを得ない部分はあるよ

**人間七七四年** · 2011/11/28(月) 22:39:04.77

連続性という意味では記録が多い江戸期から推定する
のは有効だろうからね。
政治区分てのは今の教科書のため？であって
当時の人たちには関係ない。
過去を調べるのも大事だが江戸期との
連続性は大事だとは思う。

**人間七七四年** · 2011/11/28(月) 23:56:21.75

ただ、江戸期の史料を参考にせざるをえないのは仕方ないとして、
基本的には江戸初期に限定すべきだろうね。

江戸初期にも適当な史料が全くない場合は、さらに後の時代を参考にせざるをえないけど。

**人間七七四年** · 2011/11/29(火) 00:08:23.47

そういえば、うなぎを開いて焼くうなぎの蒲焼（大蒲焼）は江戸初期（寛永期）くらいには既に成立していたらしいが、
江戸期以前まで遡れるものだろうか？

**人間七七四年** · 2011/11/29(火) 03:28:55.26

うなぎ自体は縄文時代から食べられていただろう

**人間七七四年** · 2011/11/29(火) 11:26:58.03

秀吉の料理でうなぎが出てたような。
あとは調理法だけど室町からかなり工夫は
されてるから開いて焼いたりぐらいはしたんじゃないかな。
今でも海外だとブツ切りで鍋に入れたりするようだが
かえって野蛮だな。

**人間七七四年** · 2011/11/29(火) 19:52:31.21

江戸初期のうなぎの調理法は
丸のまま串に刺して焼いただけのもの
って剣客商売で池波先生が言ってた

**人間七七四年** · 2011/11/29(火) 20:17:52.60

寛永期の史料に、「大蒲焼」という、それまでの蒲焼と差別化している鰻料理が出現していて、それがどうも
ぶつ切りではなく開いた、現代でいう所の蒲焼だと比定されているらしい。

**人間七七四年** · 2011/11/29(火) 20:42:55.88

大体、蒲焼、という語源からして今風だもんな。
いかにも江戸になってつけられたって感じか。

**人間七七四年** · 2011/11/30(水) 00:42:50.58

蒲焼という言葉が最初に出たのは応永６年（１３９９）、鈴鹿家記に記載されたもの

**人間七七四年** · 2011/11/30(水) 00:56:38.09

それはそうだが、現在の蒲焼の原型は江戸時代からだ。

**人間七七四年** · 2011/11/30(水) 01:44:13.31

話が全く噛み合ってないな

**人間七七四年** · 2011/11/30(水) 09:45:19.62

9 名前：世界＠名無史さん投稿日：2011/07/03(日) 19:05:09.54 0
昔の田舎の子供は野鳥の鳥の巣を見つけてはね。玉子をおやつにしてたもんだ。今でもかな？
鶏にとってはヘビか人間の子供か？っていうくらい。迷惑な生きもんだったね。

あ、これもボブから聞いた話。

**人間七七四年** · 2011/11/30(水) 10:45:11.23

やっぱり日本の生活文化史が詳細にわかるようになったのって江戸時代以降なのね。。
　古代ローマとかうらやましい。。

**人間七七四年** · 2011/11/30(水) 18:33:20.43

話言葉もだぉな、昔はあんな漢文とかカナ文字とか
普通に読めたんだろか・・

**人間七七四年** · 2011/11/30(水) 20:26:25.48

古代ローマの生活文化が解ってるってなんの冗談だか。
あんあの平安時代よりももっと史料がないっつーの。
ほとんどは想像と妄想と推測の産物だ

**人間七七四年** · 2011/11/30(水) 20:50:18.48

>>711
ポンペイの遺跡からかなり詳細な資料が発見されている
当時の食事や食器なんかがきわめて良好な状態で残ってた
(食べ物は炭化したりさらには化石化してたりするけど)
一般家庭の家計簿やら居酒屋のメニューまで残っている始末
壁に娼婦が自分を宣伝した書き込みとかも残ってたり