戦国ちょっと悪い話
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0923人間七七四年
2008/10/22(水) 13:57:40ID:FnbSufYX武田の手が徳川に伸びて来たころ、当然のように徳川家臣への寝返り工作が行なわれた。
最初に目を付けられたのが、大賀弥四郎だった。
弥四郎は小者から武士に取り立てられ、家康の寵愛を受け出世したため、妬むものが多く、
徳川家臣の中で浮いた存在になっていた。
内通が発覚してからの家康の怒り恨みは大きいかった。
刑場へ着いた弥四郎がみたものは、妻子8人の磔にされた姿だった。
弥四郎は足の腱を切断され、手の指10本も切られ、首から下を埋められて板をかまされ、
板の穴から首だけが出た目の前に、指が並べられた。
そして竹のノコギリが脇に置かれ見物人、通行人に首を引かせたのである。
一思いには殺さず、なるべく長い間苦しめて殺そうという極刑である。
恨みを持っていた家臣達や寝返りを許せない家臣達が率先して首をノコギリで引き、
その度に弥四郎は断末魔の叫びを上げる。
磔にされた家族はそれを聞きながら処刑されていった。
弥四郎はのた打ち回ることも許されず。血みどろになりながら6日目になって息絶えた。
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