【毛利が天下を取る】と言うのは、あくまでも毛利が天下統一を目差した
場合だろう。オレは違うと思う。毛利は中国から九州へ勢力を伸ばし、

さらに四国を抑えて瀬戸内の水軍を確保、その後はひたすら南下して沖縄
を取り台湾に拠点を築き(あくまで拠点、例えば台北とその周辺部)明国人

南蛮人と交易して富を増やしつつオランダと連合してスペインと戦い
フィリピンを攻略、ただしマニラ、セブなど交易の拠点のみを抑えて後は

現地人の自治に任せるか完全に放棄してしまう。あとシンガポールとインド
東岸に拠点を築けば大交易国家として大繁栄を謳歌できる。天下統一はどう

したかって? あんな貧乏な土地いらない。当時の日本は近畿以東は貧しく
貧しい割に武力があり制圧に金と手間がかかる割に実入りが少ない。京都と

近畿はどうしたかって? そんなとこ取れば東日本全体を敵にまわす。天下
統一にくらべはるかに楽な南下の方がいい、もちろん南下も苦労はあるだろ

うが天下統一の苦労にくらべれば比較にならない。