織田信長がいなかったら誰が天下取っていた?part6
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0168人間七七四年
2007/07/15(日) 14:22:48ID:pLpFmUkd義栄没後は、義栄系の後継者を推す三好と、それに異を唱え、
義昭(結局)を推す勢力(朝倉・今川あたり)の間で、覇権争いが起こる。
各地の大名もそのいずれかに追随し、応仁の乱の再現。「元亀の乱」。
ただ応仁の乱と違うところは、京都が戦闘の舞台にはならないこと。
天皇・都は三好ががっちり抑えているのに対し、今川・朝倉では
都から少し遠い。中央は平和そのもので、後継者争いを名目とした、
領土拡大のための戦が、地方を中心に連続する。
朝倉・今川は次第に疲弊し、乱は応仁のそれのように長くは続かず、
10年程度で三好の圧勝。おおかたの諸大名も形の上で三好(将軍)に恭順する。
足利家を傀儡とし、天下は三好に帰結するかに思われたが・・・。
ただ三好の家中には、稀代の梟雄松永久秀が居た。
(意外に知られていないが、松永は美男子で、教養も豊か、また治世においても
抜群の手腕を発揮している。)
長慶等を失った三好から、松永が政権をあっさり奪取し、各地の反乱分子の
制圧に当たるが、いかんせん彼は年をとり過ぎていた。
しかし、彼が没する頃にはもう天下の趨勢はおおかた定まっており、
後継者の能力如何は関係が無いと見てよい。
ということで天下は松永久通のもの
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