直江兼続の大河ドラマ化が決定した、との噂を米沢でキャッチした頃、
山形新聞で「天地人」の連載が始まった。
大河ドラマに推進する会の会員の方も言葉を濁していたが、
「連載中の天地人がNHK出版から発売され、それが取り上げられればいい」
と語っていました。
ですので、この小説は何かドラマ化を意識した空虚な内容になっています。
その理由としては、大河ドラマに推進する会がNHKに難色を指摘された部分
が反映されているからです。それは、
女性が少ない、
単独で取り上げるには偉業が少ないので「葵徳川三代」のように、前時代
からの謙信を取り込まないと1年持たない。
関が原の敗者になってしまうので、その後の展開に視聴者に見捨てられる
懸念がある。
以上ですが、敗者の部分は動かしがたい事実なので、そこはしょうがない
にしても真田の女忍びとか、千利休の娘と不倫させたりと存在意義のない
架空人物を出してるのを見ると、そういう事かと納得しました。