だから石高による単純比較はおかしい。
そもそもある一定数以上の軍勢がいれば、あとは用兵や風向や天候きなどの自然要因などで兵力差は埋まる。
また各地に敵を持つ軍勢は浮き足立ちやすく、平野部では土地の利を生かしにくく蹂躙されやすい。
敵地で田畑や家屋といった村々の最低限のインフラ設備を焼く威力偵察をするだけでも心理面で優位に立ち士気があがる。
これはナポレオン戦争時や日中戦争期でも常識的な食料物資の現地調達方式で武田軍の食料事情はそれほど悪くない。
だから焦土作戦というのは軍勢を追い払う最強の策なのです。