知られていないが、教科書検定に通った定説だ。
「(日本では取水よりも排水が困難なため)大河川下流域に水田が開けたのは
 戦国時代から。それまでは、山麓や丘陵地で生活していた。」

そして、関東平野の本格的開拓は江戸時代以降だから、戦国時代は濃尾平野の
発展期。現代なら、信長は高度成長期に20代でトヨタの社長になったような
ものだ。自信家なら天下を狙うだろう。ただし、一向宗という組合が強い。
 私は、信長がいなければ、

1,尾張の国人の最も優秀な人物が織田家を乗っ取り、天下をめざす。
2,今川に尾張を併存されるが、義元の死後につけ込み、家康か有力国人
  が尾張の国人達を結集して、今川家の実権を握って天下をめざす。
3,明の初代皇帝のように、優秀な人物が一向一揆に入り込み、そこで頭角を現し
  一向一揆を利用して天下をめざす。

1が20% 2が40% 3が5% と思う。他の可能性はそれぞれ、5%以下
だと思う。