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何故弩は一般化しなかったのだろうか

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0001名無し議論スレにて投票方法審議中2007/01/13(土) 22:40:30ID:B0PryBPg
日本にも古代より弩が輸入され、使用されていたのに
戦国期には廃れ、代わって弓が一般化したのはどうしてなのだろう。

威力が高く、使用も弓より簡単で、射程も有利な弩はかなり強力な兵器になりえるはずだけど。
0583人間七七四年2007/09/16(日) 23:07:38ID:et1JoM7v
>>579
「日本書紀」とかを見る限り、高句麗が戦利品を朝貢って形で日本に持って来ただけだし、
技術者が滞在したとかって記録も特にはないから、そこから考えれば弩の製造技術が
入って来たかどうかは疑わしいところ。
もっとも弩が複数あったんだとしたら、一つくらいはバラしてどんなもんなのか見ては
いそうだけど。

>>580
時代(千年ほど)、気候、植生、技術水準が違う。
比較する要素は特にはないよ。
5世紀の日本なんて、ようやく鉄器が入って来たような時代だからね。

>>582
気にしてやるなよw
0584人間七七四年2007/09/17(月) 01:26:12ID:Ly3T87/F
ロングボウは日本の弓とくらべると飛ばない。
0585人間七七四年2007/09/17(月) 07:34:08ID:Ly3T87/F
祭祀用のレプリカの可能性があるにしろ、弥生時代にすでに弩が入ってきていたってことは
ローカルにレプリカは作られてたのかな?
国衙工房製の規格品の量産が本格化する8世紀よりずっと前から
国産弩は供給があったのかどうか・・・
しかし、律令日本が弩という単なる武器に専門の役職を設けてまで情熱を傾けたのが、
数百年で跡形もなく姿を消したとはなんとも不思議だな・・・
0586人間七七四年2007/09/17(月) 07:39:40ID:Ly3T87/F
というか>>13で結論でてないか・・・
0587人間七七四年2007/09/17(月) 07:55:12ID:Ly3T87/F
騎射戦を身上とする武士には、馬上の装填などの問題があってやっぱり弓だったんでないの。
歩兵部隊向きだよな弩は
武士の台頭以降、南北朝時代になるまで歩兵の地位は郎党に成り下がって影が薄くなるわけだし
0588人間七七四年2007/09/17(月) 09:59:23ID:eXB54uoD
>>586
いや、中央政権が弱体なヨーロッパ諸国でも弩は定着しているし、
それは答えになっていないよ。
0589人間七七四年2007/09/17(月) 21:54:22ID:YLulrEAL
>>585
島根のあれね。
レプリカというか、弩と同様のものは世界中に存在するからね…。
武器ではなく狩猟の道具として存在したりするし。
発射態勢の保持って考え方はそう変わらないみたいだね。

>>587
武士が台頭してくる前に弩は姿を消してるよ。
0590人間七七四年2007/09/18(火) 04:42:55ID:3KTSH2Sp
欧州でも中国でもメインウェポンとして発展してるよね
イスラム世界ではどうだったんだ?
0591人間七七四年2007/09/18(火) 08:05:36ID:IabjMZHu
>>590
イスラムには優秀なトルコ系の弓騎兵が存在したからメインウェポンにはなれなかった
0592人間七七四年2007/09/18(火) 08:48:38ID:nAXZPexl
>>589
国衙軍制
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E8%A1%99%E8%BB%8D%E5%88%B6

軍団制と弩の廃れる時期と、武士の原型である自衛武装集団が成立し
朝廷や国府が彼ら職能武人を反乱鎮圧の担い手にする時期は被ってないかな?
それで戦術に大きな変化があったということでは。
0593人間七七四年2007/09/18(火) 12:41:16ID:d747ff6j
メインかな?むしろ補助兵器では
0594人間七七四年2007/09/18(火) 18:34:20ID:vRXPsOA+
>>590
イベリア半島や海軍、初期のイエニチェリなどではそれなりに使われていたようだ。
0595人間七七四年2007/09/18(火) 22:54:05ID:HNB1qGl3
なんで いしゆみ と呼ぶのだろう?
0596人間七七四年2007/09/18(火) 23:52:17ID:4V9Svy0f
>>592
リンク先読んだよ、文読むの遅いから時間かかったけど(;´ρ`)
武士の「原型」の形成時期って事なら、確かに被ってる部分はあると思う。
ただ、律令体制の形骸化で実際に弩に関する諸々にかかわる弩師も
形骸化したみたいだし、国家体制の変化による衰亡って部分もあると思う。
そもそも「普及」と言えるほど数を作ったのかどうかも疑わしいし…。

>>595
時代が下って、「石弓」と混同されたとは言われてるね。
0597人間七七四年2007/09/22(土) 11:46:08ID:tLEq1Dxh
応仁の乱以前も中国から武器防具はずっと日本に輸入されてて
西洋銃伝来以前の鉄砲といえる銅手銃や焙烙火矢なんかが入ってきてた。
その中に様々な弩が入ってきていてもおかしくないはず。使い道はいくらでもあると思うんだが。
0598人間七七四年2007/09/23(日) 21:51:41ID:eBGwSqqB
日本人は大陸式の武器にはいくらでも接しているんだよ。
日本では使えないから使わないだけで・・。
0599人間七七四年2007/09/23(日) 22:45:43ID:4qxokfA1
似合う似合わないでいうと似合わない。日本人が弩を構えてもイマイチ様にならないよなw
那須与一がクロスボウで扇射るの想像してみろよw
なんか興ざめだしすごい違和感ある。
0600人間七七四年2007/09/24(月) 22:32:11ID:XEwOchAa
>599
それこそ日本で使われてこなかったからだろ。
つーか、那須与一のあの後は悲惨の一言に尽きるぞ。
0601人間七七四年2007/09/27(木) 12:32:12ID:SFg6xi8c
>>599
長弓を構えて息子の頭の上におかれた林檎を狙うウィリアム・テル並に様にならないな
0602人間七七四年2007/09/29(土) 22:33:45ID:nOCJIree
>>599
和弓を構えて恋人達を狙うキュー○ピッド並に様にならないな
0603人間七七四年2007/09/30(日) 20:52:11ID:gALBxbSq
>>599
ボウガンを構えてスサノオを威嚇する天照大神並に様にならないな
0604人間七七四年2007/09/30(日) 21:50:49ID:72cdrlNs

何故、靴は一般化しなかったんだろうか?

鎧兜に草鞋なんて、、ヘンだ!
0605人間七七四年2007/09/30(日) 22:38:18ID:gALBxbSq
そうでもない
0606人間七七四年2007/10/01(月) 00:48:07ID:M+f7kidi
たぶん、地形と植生の違いだと思うよ。
見渡す限りの広大な平野、なんてものは日本には無い。
狭隘で錯綜した地形、ヤブや雑木林が自然にいくらでも生えてくる気候。

遠距離から強烈な一撃を与えられるが、一発撃つのに時間がかかる石弓は
こういう場所では、あまり有効ではないのでは。
隠れる場所がいくらでもあり避けられやすい。射程より手数が重要になるのでは。

広々〜とした大陸の平原で戦車戦とかやるなら石弓もいいだろが・・・・
狭い日本では使えないんだろね。
0607人間七七四年2007/10/01(月) 00:54:46ID:M+f7kidi
靴が普及しなかったのも、気候の違い、それだけしょw
平均気温と平均湿度、降水量の違いだな。

大陸の本格的な長靴など、日本ではとてもとても履けるものではない。
0608人間七七四年2007/10/01(月) 09:32:56ID:xrvgaDLU
今だってできることなら地下足袋で通勤したいくらいだ。
0609人間七七四年2007/10/01(月) 12:15:54ID:sqRbZdUX
草鞋なんか、一定時間歩けば擦り切れてボロボロになるんだぜ。
その上、濡れに弱いし。
竹の切り株や石で、簡単に怪我をする。
0610人間七七四年2007/10/01(月) 15:48:56ID:xLQPi4RP
蒸れるんだよ、靴は。
正直日本の気候にはあってない。
0611人間七七四年2007/10/01(月) 19:36:23ID:1CrNHr+v
夏の季節、
蒸れるの気にしてたら、鉄の兜なんか、かぶってられないよ(笑
それに、戦争は夏ばかりとは限らない。
0612人間七七四年2007/10/01(月) 20:16:04ID:2BZ5D8KJ
裸足で草履とは限らない
0613人間七七四年2007/10/01(月) 20:39:09ID:SnJT+zAK
>>606
石弓≠弩

>>607
普及しまくってますが何か
君が外出時に履いてるものは何ですか?
0614人間七七四年2007/10/01(月) 20:45:30ID:AUSCWEXc
>>611
最初は烏帽子からはみ出た部分だけを剃ってた月代が戦国時代になると頭頂部全体にまで拡大したのも、
防御力向上の為に兜が密閉化して余計蒸れるようになったからだったね。
0615人間七七四年2007/10/01(月) 20:56:46ID:RrqiTfYc
>>606
しかし、火縄銃は瞬く間に普及するんだよね。
初期の火縄銃なんて威力も射撃するまでの時間も弩大して変わらないわけだが。
0616人間七七四年2007/10/01(月) 22:21:14ID:AUSCWEXc
>>615
武器製作のノウハウを蓄積できる職人団の形成と大量動員による需要のタイミングがドンピシャだったんだろうね。
0617人間七七四年2007/10/02(火) 00:45:20ID:03RnLZWX
>>138
何そのバリスタw

機関砲で歩兵を直接射撃しちゃいけない国際条約思い出したw
0618人間七七四年2007/10/02(火) 02:24:56ID:9AtZ8hCw
弩を使っていた軍団制時代の兵士の復元像では、
兜と篭手のついた挂甲を着用し革沓(かわぐつ)を履いていた。
市民は藁沓。源平合戦でも武士は毛沓だね。
草鞋は奈良時代に大陸から伝来し、平安中期から鎌倉初期にかけて普及し今の形になったらしい。
ローマ軍やギリシャ軍、マケドニア軍もサンダルだな。
0619人間七七四年2007/10/02(火) 02:31:47ID:9AtZ8hCw
平安前期までの騎馬兵は、脛の半ばくらいまである靴を履いてたみたい。
草鞋は庶民のものと思われていたみたいで、貴族や上級武官は靴を好んでいたようだ。
0620人間七七四年2007/10/02(火) 03:48:56ID:2XT2vbrA
信長も、戦争に行くときは草鞋を5・6足準備して行った。
ある時、裸足で戦っている若い侍を見て、草鞋を分けてやったという逸話が残っている。

やっぱり、草鞋は擦り切れるのだ。
それにしても、あの信長にして草鞋愛好者だったとは!
0621人間七七四年2007/10/02(火) 14:07:03ID:Vj//ju5a
>>617
バリスタ?
>138のリンク先はWikiのクロスボウの項だが?
0622人間七七四年2007/10/02(火) 20:31:20ID:w3hSgTMT
>>606
その風土は弩にとっても(どころか、とってこそ)有利に働くのだが。
走破性の悪さ・障害物の多さは、チャージタイムの長さを覆い隠し、
手数よりも正確な一撃の方が価値が高くなる。
山がちで森林の多く、そしてクロスボウをよく使ったスイスなどはいい例だ。
0623人間七七四年2007/10/03(水) 01:06:21ID:DwdPk0iP
>>622
たしかに森林で長弓を使うのは入り組んだ枝葉が邪魔して場所を選ぶね。
弦を引き絞るときキリキリ音が鳴るし、いちいち周囲に障害物が無いか確認しないと。
弩はそれに比べてコンパクトで、スタンバイ状態のまま無音で待ち伏せできる。
伏兵にも向いてる?東南アジア起源だし。
0624人間七七四年2007/10/03(水) 07:02:00ID:A8s0npmW
そういう使い方だと必要な数が少なくなるから製作技術を維持するだけでも面倒な弩は廃れてしまう
近所にイタリアでもあるならおこぼれでおkだが
0625人間七七四年2007/10/03(水) 16:00:24ID:iFQg+8Se
弩系統のものが猟師の罠の仕掛け矢として使われたのは江戸時代以降?
0626人間七七四年2007/10/03(水) 23:10:47ID:DwdPk0iP
弓馬の習いを幼少時から嗜みにしてきた武士には慣れた弓のがいいだろうし
籠城戦か足軽で弓を使えない者くらいにしか使い道がないのでは?
弓が通用しないほど硬い、重騎兵や重歩兵がいるなら需要があっただろうけどね。
鉄砲伝来以前の鉄と革を混ぜた札鎧には弓で十分だったんだろう。
0627人間七七四年2007/10/03(水) 23:15:50ID:DwdPk0iP
欧州や中国みたいに弩が普及した地域は鎧が重装甲化するから、もしあのまま使われていれば
日本も装甲騎兵や重歩兵が発展してた可能性がある・・・かも?
0628人間七七四年2007/10/04(木) 00:27:29ID:M1Ls8cJj
竹束がもっと早い段階で普及するだけの気もするけどな。
0629人間七七四年2007/10/04(木) 23:43:14ID:n1UEGxNj
>>626
>>1から読み直してみ。
0630人間七七四年2007/10/05(金) 00:24:05ID:K2yGQJuZ

狩りの道具としては、弓や火縄銃より優れてる気がするな。
速射できないけど、弓より射程長いし、構える姿勢が自由だし。
火縄銃は匂いで動物は気づくし、発射音でその辺にいる獲物が全部逃げるし。
でも、一般化しなかった。なーぜ?
0631人間七七四年2007/10/06(土) 16:43:12ID:PZA8Fkwk
>>627
日本が戦国時代だった頃の明兵は、倭軍の甲冑より軽装甲だったぞ。
日本じゃ通用しなかった三匁玉が、朝鮮出兵だと充分通用したし。

後、日本の当世具足は、欧州だとキュイラッサーに相当する防弾仕様の重装甲。
無論、全部が全部鉄砲を防げた訳じゃないがな。
0632人間七七四年2007/10/08(月) 12:40:42ID:bM4uV+dB
>>622
>その風土は弩にとってこそ有利に働くのだが。
走破性の悪さ・障害物の多さは、チャージタイムの長さを覆い隠し、
手数よりも正確な一撃の方が価値が高くなる。

射程が長いのが弩の長所なのに、その長所が無意味になる点は無視?
多くの障害物を利用して互いに隠れながら打ち合う態勢では、姿を
現した相手をしっかり狙うって行為自体が困難だと思うが?
敵が、いそうな場所に連射しなくては話にならんと思うが?

自然の遮蔽物が多く、弩の長射程が意味を持つほどの遠距離戦が想定しにくく、
すぐに接近戦になるような環境では、連射がきかないという弩の欠点は非常に
大きいとしか思えないなあ。
0633人間七七四年2007/10/08(月) 21:06:36ID:My4CYWQh
>>631
16世紀の明の鎧は弩というより鉄砲への防御を意識したものだけど、なかなか重装甲だよ。
朝鮮の役のフロイスや日本側の記録でも、日本刀や槍が明の鎧に通用しなかったとある。
銃兵は綿袍の表面に鋲を打ち裏に札を貼ったもの、槍兵は衝撃吸収性に優れた山字甲を綴った明光鎧、
騎兵は全身を環鎖鎧で覆い、腕の部分は札で補強。
いずれの鎧も顔と手以外の全身を装甲で覆うようにできている(銃兵の戦袍は靴が非装甲の皮ブーツ)。
日本の当世具足はかなりの防御性があるだろうが、大多数が足軽具足だったことを考えると、明の方が重装甲といえる。
朝鮮軍が軽装歩兵主体なのと比べると好対照。

ただ、ラメラーアーマーや鎖鎧は防刃性能に優れる反面、防弾性能はどうだろうか。
明では1560年代に鳥銃の量産態勢に入り普及が始まっていたものの、日本の鳥銃と違い銃身が鋳青銅だったため連射に難があり
銃身が三つあるが威力の弱い三眼銃も広く用いられていた(明は火器の装備率は極めて高い)。
明の環鎖鎧は銃に対応したものだが、日本の銃に耐えられたかはわからない。
現代の防弾チョッキでは、ケプラー繊維だけでは尖った弾頭や刃物に対抗できないので
なかに衝撃吸収として鎖鎧をはさむそうだが。
0634人間七七四年2007/10/09(火) 14:00:22ID:6SOIDltE
お隣の中国でも弩が活躍したのは古代の話で、時代が後になるにつれ弓にその役割を
奪われていったからな。
戦術の進歩と共に弩から弓へと移行するのは自然な流れ。
0635人間七七四年2007/10/09(火) 23:29:26ID:OZAOFw9r
>634
弓つうか鉄砲(火薬兵器)だろ・・・
0636人間七七四年2007/10/09(火) 23:32:24ID:OZAOFw9r
ああ、連投になるが・・・
>>632
ベトコンがジャングルに夜伏耕戈(実質)仕掛けて米兵イパーイ狩ったね。
0637人間七七四年2007/10/10(水) 14:33:32ID:5zc6Saxh
>635
いや、弩→弓→鉄砲という流れだよ
0638人間七七四年2007/10/11(木) 00:14:45ID:Cv5y0wBP
>637
ああ、そう言うことね。
0639人間七七四年2007/10/11(木) 00:22:19ID:OnOqACAs
一応中国じゃ弩と弓は並立して使われてたんじゃ?
戦術的にも弩が遠距離、弓が中距離という使い方ぽい。
0640人間七七四年2007/10/13(土) 21:13:16ID:XJAs2PtF
>>632
まあ色々考えても結局、障害物の多い地形で弓が有利になる要素も不利になる要素もあり
弩もまた同じ、そして弓か弩の選択に地形が及ぼす影響などあって無きが如しなんだろうけどね。

>>634
この板が日本史系列と思って出鱈目言っちゃいかんよ。
弓の時期を、元代〜明初期の火気が普及するまでの時期と考えてるなら話は別だけど。
0641人間七七四年2007/10/14(日) 05:08:47ID:U9ypPALQ
>>630
狩みたいな密度の低い需要じゃ専門職人が必要な弩の生産を維持するのはきついと思われ
また広範囲の狩での需要分をひとつの都市で生産、壊れたらもってきてじゃ使えない時期をしのぐ
弓のスキルが結局必要になると思われ

全部想像だけど
0642人間七七四年2007/10/14(日) 17:31:32ID:6zFOGR8O
>>641
でも、江戸時代の鉄砲はほとんどが狩猟用だったわけだが
0643人間七七四年2007/10/14(日) 23:58:33ID:oe5ORZ+0
で、どうして弩は一般化しなかったの?
0644人間七七四年2007/10/15(月) 12:10:32ID:nXhC5gTd
めんどくさいから
0645人間七七四年2007/10/15(月) 15:18:51ID:bSJGA+hj
火縄銃のほうがめんどくさいと思うが
0646人間七七四年2007/10/15(月) 15:35:58ID:XDwaQUdK
弩は装填に時間がかかりすぎるから。
懐に入ってしまえば連射の聞く弓や、工夫と訓練で装填時間を短くできる鉄砲とは違うからな。
0647人間七七四年2007/10/15(月) 21:58:56ID:QWQkAjNq
火縄銃スレに興味深いレスがあったので転載。

104 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/26(水) 01:49:35 ID:NenJ/iB8
銃が弓矢を駆逐して普及した主な理由として、威力や射程の優越と矢弾のダウンサイジングとかは良く聞くけど、
他板のスレでその他の理由の一つにユーザーの裾野を広げたってのがあったのを読んだ事がある。

1・銃やクロスボウは弓と比べて命中精度が高いので技量の低い者でも扱える。
2・銃はクロスボウと比べて装填に体力を必要としないので非力な者でも扱える。

この2大要因によって大量動員をかけ易くなったって主旨のレスがあった。
理由1は良く見るけど、理由2は正直盲点だった。クロスボウは撃つだけなら体力はいらないけど、
装填となると巻き上げ器を使ってなお腕力がいるからね。
ただ、これらはあくまでヨーロッパでの事情だから、戦国時代での銃と大量動員の関連性はどんなもんだったんだろう?

105 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/26(水) 20:50:56 ID:CI5uvJ3H
弓も腕力いるぞ。
戦国日本では女でも使ってたらしい。

106 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 13:43:10 ID:SFg6xi8c
弓は腕力も含めての「技量」でしょう。
どちらにしても大量動員には向かない、と。

107 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 15:50:22 ID:5JAP7Jpc
まとめると、

弓・・・・・・・・・・技量も腕力も要る
クロスボウ・・・技量は要らないが腕力は要る
銃・・・・・・・・・・技量も腕力も要らない

って事になるのかな。確かに使用可能なユーザーは銃が一番多いね。

108 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/27(木) 17:20:47 ID:8XJe8r+N
技量も腕力もいらない、と書くと誤解されそうだけどね。
しかし相対的にはそういう事だろう。

109 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2007/09/28(金) 23:27:10 ID:VxN/4idA
たしかに素人が弓を実戦で使用するまでの訓練を考えれば、
鉄砲は比較的技量はいらないだろう。
弓は動力が人力でコツが要り、鉄砲は火薬の爆発が動力だから。
ただ装填手順なんかを考えればやっぱり訓練は必要だし、照準は技量で左右されるもんだな
0648人間七七四年2007/10/16(火) 05:12:43ID:T1B12raa
西洋だと火力密度重視で横の人間との距離をつめて並べるってのも大きい
それでも馬の突撃阻止には不足で槍のお世話になるけど
0649人間七七四年2007/10/30(火) 06:04:16ID:vDXzHMUZ
パイク
0650人間七七四年2007/10/30(火) 06:21:28ID:EDcH0KLe
遊牧民族の騎射戦術は、広大な平原を馬に乗って遊牧する習慣がなければ生まれない。
歩兵が槍をもって密集するのは、対騎兵・はっきり言えば対遊牧民族のために
編み出された農耕民族の戦術であり、歩兵でなければ扱えないクロスボウも、そのために
開発された武器だろう。

日本は狭い。長射程だが連射できないクロスボウの特徴がまったく生きない。
日本には襲ってくる遊牧騎馬民族なんていない。
日本にはクロスボウなんて必要なかった。
以上。
0651人間七七四年2007/10/30(火) 07:41:47ID:XDYix+GH
確かに中国じゃ初期は騎兵に対しては槍衾か弩を大量に並べての待ち伏せぐらいしかなかったみたいだな
0652人間七七四年2007/10/30(火) 20:49:29ID:p3GjR5Wa
鮮卑、遼や金、西夏、後金など馬まで鎧で覆った重騎兵を主力とする遊牧国家には、弓では威力不足だったんでは。
金の連環馬なんかは後退不可能な鉄の壁が迫ってくるようなもので、よほど巧く戦わないと戦列が崩される代物だった。
盾車を並べて進路妨害したり、斧で馬の脚を狙うなんて撃退法も考えられたが。
ヨーロッパはクロスボウの威力と騎士の鎧の防御力のいたちごっこな気がする。
>>650
うーんだけど、平安〜鎌倉の騎射戦術や戦国の槍衾もあったわけで・・・
0653人間七七四年2007/10/30(火) 20:58:00ID:J43QOYdw
平安末期から鎌倉じゃ武士は名誉こそが大事だから騎射戦術は発展しても
クロスボウは卑怯ってことで発展しなさそう

戦国時代じゃ大量動員の足軽にクロスボウを揃えるような経済力はないだろうし
足軽の装甲は西洋と比べると軽装なんで弓や石でも十分だし、
その頃には火縄銃が入ってきてるのでクロスボウを必要としないんじゃ。
0654人間七七四年2007/10/31(水) 00:08:25ID:0WOLyXtr
>>653
だから、足軽が発生しているのに、火縄銃が入ってくる前に、なぜ弩が一般化しなかったのか?という疑問だろう

足軽の経済力は関係ない。鉄砲は大名が購入して足軽に貸し与えてる。
0655人間七七四年2007/10/31(水) 01:15:02ID:EfCWnEgZ
>>650
聞き飽きた
何か他の事家
0656人間七七四年2007/10/31(水) 01:39:50ID:FjwlmBaL
「町が城である」という大陸の普通の習慣の有無かもと思った。
大陸は洋の東西を問わず、普通、町は必ず城であり城壁をもつだろ。
そして、城壁で囲まれた城のまわりは一望の平原だ。

日本の場合、町自体が城という構造は皆無に等しい。
もちろん、このほうが世界的に見て異常だ。
そして城のまわりは一望の平原ってこともなく、たいてい自然の遮蔽物がある。

城である町にこもって防戦するから射撃兵器が重要になり、クロスボウが作られ
投石機が作られ大砲が重視される。洋の東西を問わずにね。
日本はクロスボウは作られず投石機なんて無いに等しく大砲を軽視した。

町が城であるという、大陸の普通の都市設計が、日本には無いという特殊性。
ここがカギではないかと思った。
0657人間七七四年2007/10/31(水) 02:12:06ID:YOEaDcmG
>>656
言語も宗教も同じ者同士っていう馴れ合い意識から来る殲滅戦への危機意識の欠如と、
なまじ利用できる地形が多い事による城壁構築への資金的技術的追求の必然性のなさが二大要因かな。
0658人間七七四年2007/10/31(水) 02:14:59ID:0RPjMCg1
寄せ手にも身を隠す天然遮蔽物があるなら、公算射撃でばんばん撃ってく弓の速射性が
あまり活きないから弩の短所がなくなるとか言うこともできる

生産者に熟練がいる弩
使用者に熟練がいる弓
律令軍時代と比べてどんどん地位向上していき自前の権力領土軍隊を持つようになる使用者
ってのがポイントだと思うが
0659人間七七四年2007/10/31(水) 14:20:12ID:bqpLe9rL
町ごと城壁で囲むのは遮蔽物の少ない平原の発想。
町ごと囲む城壁を築くより山間の通り道の要所に砦を築き防衛したほうが良いはず。
それに攻撃側からすれば歩肖線式に敵兵が配置されるよりも、兵力を集中させられたほうが嫌
0660人間七七四年2007/11/01(木) 01:20:48ID:ZwDZdtka
>>650
>日本には襲ってくる遊牧騎馬民族なんていない。
大海の孤島で孤立してたから?
0661人間七七四年2007/11/01(木) 01:34:15ID:yrmHw+RP
>>650
>日本には襲ってくる遊牧騎馬民族なんていない
つ【蒙古襲来】

台風でシパーイスマスタけど。
0662人間七七四年2007/11/01(木) 02:20:02ID:vzewyAxg
騎兵の海上輸送は歩兵のそれよりも何倍も大変だろうしねぇ。
0663人間七七四年2007/11/01(木) 03:40:22ID:c2ZhBayy
つか、元寇の主力は元軍じゃねぇ
0664人間七七四年2007/11/02(金) 00:07:37ID:tRiHsH07
どっちにせよ元寇の時代よりはるか前に無くなってるんだしどっちでもいい。
0665人間七七四年2007/11/05(月) 17:34:00ID:xScYac1o
>>663
元寇の主力は元軍だよ
0666人間七七四年2007/11/05(月) 18:36:51ID:L7VifKvZ
文永の役は高麗が、弘安の役は旧南宋が主力だと思ったけど。
勿論その両方に元軍は参加してるけど、メイン主力ではなかったみたい。
0667人間七七四年2007/11/05(月) 22:26:48ID:KfNwad8J
\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/


こ こ か ら 超 濃 厚 な 水 掛 け 論 に な り ま す。


           ご 期 待 く だ さ い ! !


/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\
0668人間七七四年2007/11/06(火) 00:41:09ID:zB6nIYma
超濃厚な水を掛け合うのか。

なんかゲル状チックで嫌だな。
0669人間七七四年2007/11/06(火) 01:42:09ID:siMsg9+G
一瞬こっちのスレと間違えたかと思ったw

【貴殿の竿が】男色大名信玄 七穴目【拙者の穴に】
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1185534039/
0670人間七七四年2007/11/06(火) 10:21:50ID:wcg/Sp77
>>666
文永の役は元軍が2万5000で高麗軍が8000。
あきらかに元軍がメイン主力です。
弘安の役でも旧南宋兵の江南軍は1ヶ月近く遅れて到着してるから、戦っていたのは
もっぱら元軍が主力の東路軍だし。
0671人間七七四年2007/11/08(木) 15:30:06ID:lHYk/ysP
>>630
弦を張った状態で山野を駆け巡るのがどれだけ危険なことかしらないだろ
よく弩擁護派に弦を張ったまま移動すればいいじゃんみたいなことを平気でいう人がいるけど
暴発して発射してしまう可能性は充分あるんだぞ
さらにいえば矢が落ちないようにしなければいけない以上はげしく動くこともできんし
獲物を見つけてから巻き上げるようじゃあ時間がかかりすぎるし、巻き上げる音で獲物が気づくだろ
普通に考えれば弓のほうが遥かに狩りに適してると分かるだろうが
0672人間七七四年2007/11/08(木) 23:46:58ID:MDfmz1WE
>>671
クロスボウは基本的に移動する時は弦を張ったままでもOKですが、
矢は激しく動く時は念のため外して走り、目標に到達したときにサッとつがえれば大丈夫です。
クリップがあれば落ちませんがぶつけることもあるでしょうからね。
現在、原住民等を除けば、弓よりもクロスボウの方が世界各国で狩猟に利用されていますよ。
0673人間七七四年2007/11/09(金) 11:48:12ID:AeAfNimu
>>671
獲物を見つけてから巻き上げるって、アフォですか?
それに巻き上げる音って何?
普通に、足と背筋を使って弦を引けばいいだろうが。
0674人間七七四年2007/11/09(金) 12:24:12ID:P2QlbsIB
671のしったかっぷりには驚くね
0675人間七七四年2007/11/10(土) 08:39:16ID:cwCB8z1R
>>671>>673も変なこと言ってるな
0676人間七七四年2007/11/10(土) 18:54:55ID:uCY4ovxS
何故弩は一般化しなかったのだろうか
0677人間七七四年2007/11/10(土) 19:53:07ID:4W5b7fDF
昔は一般化していた
しかし、その後淘汰された
0678人間七七四年2007/11/10(土) 21:39:06ID:Zx0fkV1H
日本って鉄砲伝来まで、弩を除いて
基本的に複雑なメカを持った武器が発達しなかったよな
大型投石機とか攻城塔とか破城槌とか
0679人間七七四年2007/11/10(土) 22:50:20ID:4W5b7fDF
大型投石機も攻城塔も破城槌も複雑なメカなんて持ってないじゃん
0680人間七七四年2007/11/10(土) 23:03:20ID:Zx0fkV1H
大半はそうかもしれないけどトレビュシェット投石機とか複雑じゃない?
0681人間七七四年2007/11/10(土) 23:22:52ID:uCY4ovxS
トレバは紀元前とかローマのやつよりはるかに簡素。
0682人間七七四年2007/11/11(日) 00:49:57ID:wobnKDUJ
>>678
島国だし、
大規模な平原での攻城戦闘がなかったからだよ

金属加工や皮革加工のインフラが全国レベルで
未発達だったこともある

中国から買ってきても
メンテや再生産ができなかったんだ
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