武田信玄が認められてるのは、
戦国で認められてる北条氏、今川氏、上杉を周りに相手にして、そして、
それでも天下覇権を賭けた争いまで、最後は持って来てる戦略にある。

経験も信頼も桁違いってわけ。

対する信長は内乱と本願寺らの敗戦でがたがた、残酷なことばかりやっていて
家臣の信頼もがたがた、囲まれた上に相手は武田信玄。

天皇も周りの大名も9割方、武田が勝つと思われた。

これは当時の関が原の戦いにあたる。
石田三成や西軍の大名がいくら大勢力を持っていようと、
大物に負けたら一週間で滅亡が確定する。信長は運がいいし、立地的にも褒められる立場にない。