直江兼続の大河ドラマ化運動はもう7〜8年前から、
米沢市やら六日町(生誕地)やら与板町(婿入り先)が連携でやってたよ。

無双だの、最近の腐女子の暴れっぷりとは、全く関係なし。
炎の蜃気楼も単なる801ファンタジー小説で、実在の直江兼続とは無関係。
あんな腐女子ご用達ライトノベルまで持ち出すとは、
地元はとにかく観光収入さえ入れば、ってのが本音なのではないかと。

実在の兼続は大柄で(残っている鎧を見てもわかる)「姿容美しく」と伝わってる。
ドラマでも長身の美形がやってくれないと萎える。
実在の三成は骨格が中性的で、頭が大きくて反っ歯だったと伝えられてるが、
ドラマじゃ近年は割と小綺麗な役者がやってるね。

直江の大河は、原作がしょーもない駄作で脚本家も電波なので、むしろ決まってしまって残念だ。
三成メインで関ヶ原やってくれた方がなんぼか嬉しい。
司馬遼の関ヶ原読み終ったら、岳宏一郎の「群雲、関ヶ原へ」もおススメする。
なかなか手に入らないかも知れないが、こちらも大名たちすべてが人間臭く、
三成とその家臣たちのやり取りも面白く、傑作だよ。