>>484
なんで後から出てきたら格下になるのかねえ?
同い年の信繁や宗茂も評価されているだろう。
前田利家とか、秀吉の信頼を勝ち取っておこぼれで加賀100万石を
領したけど、将器では政宗に敵わないだろう。
大体、二股膏薬とか言って政宗を非難している利家だけど、
羽柴と柴田を秤にかけた奴が言える台詞かっての。
てか、芦名を攻める前の四方八方敵だらけの状況を乗り越えたり、
重臣の中野宗時・牧野久仲らの離反などでガタガタになった
伊達家をまとめあげたりしているわけだが?20代前半の政宗が。
後継者問題でズタボロと言うなら、新宮党の粛正などで弱体化している尼子や、
陶の内紛などでガタガタになっている大内につけ込んで勢力を伸ばした
元就も人の事は言えないだろう。
次に信玄だけど、優れた政治家だとは思うが、拙い点も目立つ。
まず劣勢の村上には負けるし、砥石でも惨敗。
意味が無いとは言わないけど、川中島に拘って四度目の戦いでは
有力武将を多く失い、上州では長野業政をぬけず、
義元死後の今川を攻めようとして、嫡男の義信や飯富虎昌の不信を惹起し、
挙句の果てに死に追いやっている。
(武田がその後凋落した原因の一つとも言えるかも知れない)
それにも懲りず今川領に攻め込んだら、
北条の怒りを買ってわざわざ大敵を増やしてしまう始末。
三増峠で勝ったらしいけど、甲陽軍鑑がどこまで信用できるかだ。
そして、劣勢の徳川相手に連勝するも、その途上であえなく死去。
最終的な石高は約100〜120万石くらいかな。
元就が切り取ったのは、約120万石くらいだったか。
いやはや、一生を懸けてこれだけの勢力を築いた信玄や元就は凄いね。