>>474
>米に依存し過ぎた藩政は「街道をゆく」でも批難されてた

逆に言えば、それほど仙台平野が豊饒であったということ。「街道を行く〜仙台、塩竃、
松島、石巻」では、司馬遼太郎は、非常に政宗に対して好意的に描いているな。
政宗の開いた仙台市の町並みが清潔で美しい印象を与えること、江戸時代に発展した石巻
から仙台を経由して名取の閖上へ到る貞山運河を見て、いかにも爽快で雄大な戦国武将の
政宗らしい事業だと褒めている。司馬は家康とは違って政宗には好意的だ。

なお、日本で一番一揆が多発したのは、南部藩と長州藩。「長州の天保の一揆」は規模が凄く、
首謀者の農民は徹底的に弾圧された。4畳半程度の収容所に10人位押し込められ、そこで拷問
を受けたいわれている。