例えば、そもそも、皆さんが朝早く起きて学校に行って、
勉強して夕方になって帰ってくる。
お父さんが朝早く起きて、満員電車にゆられて夜くたびれて帰ってくる。
そういう真面目で規則正しい生活などというものは、産業革命以後の話で、
そもそも産業革命以前はだいたいの人は起きたい時に起きて、寝たい時に
寝ていたのです。
日本なら明治維新以降です。
今でこそ日本人は時間に正確だなどと評判ですが、そんなものは明治以降
の話で、それまでは時間にルーズで知られるジャパニーズさん達だったの
です。工場というのができて、資本家が労働者をせっせこと働かせたいが
ために(生かさず殺さず。自殺されては搾取できなくて困ります。)
このように規則正しい生活をさせざる得なかったからそうなっただけな
のです。所謂、労働者管理のために必要に迫られてそうなっただけであって、
規則正しい生活など日本の伝統でもないし、美徳でも何でもなかった訳です。

第四議定書
「宗教と信仰を持って居る時は、地上に於ける神の摂理に従ひ教会に統
御せられ、安んじて従順に精神的慈父たる牧師の指導に従ふものである。
それであるから吾々は宗教の根底を覆へし、人々の脳裡から神なるものゝ
観念を奪ひ取り、其の代りに個人主義的打算的利欲と肉体的享楽主義的
欲求とを植え付けねばならぬ。
 人々が之に気付かぬやうにするには、彼等を商業と工業方面に指導せねば
ならぬ。斯くすればそれでなくとも利己主義に堅まっていゐる人々は
眼中に国家や社会なく、唯々自己の利益のみを追ひ、利害戦に夢中になって
真実を解らぬであろう。尚ほ自由が徹底的に人々の社会を破壊し滅亡さす為
めに、工業を投機の基礎の上に据え置かねばならぬ。斯くなると工業が地上
から取得した物の悉くを手中に握って居る事が出来ぬから、結局投機家の手
に移り、最後にわれわれの金庫の中に流れ込んで来るのだ。」

真面目で規則正しい生活が当たり前と思っている人々。
モノも言わず黙って吊革につかまって満員電車にゆられている人達。
本当に正常者なのでしょうか。
良く考えればキチガイではないですか。